半ヒモの彼に振られ、結婚ラッシュに病み、マッチングアプリ恋活と美容課金とITスクールにつぎ込んで借金140万円作った私が、年内に完済して黒字化できるようになるまでの話。11
思い出せ、この資産は私のものではない。
私は自分の誘惑にどうしたら勝てるか考えた。
追加で返済してしまえばいい。
そしたら残高をみても正気を維持できるだろう。
叔父に連絡を入れ、手元の現金資産が大きすぎるので、9月分をスキップするのではなく少し早いが今の段階で15万返済したいと申し入れ許可をもらった。
30万返済、残債110万。
来月には100%100万を切る。
40万以上返済が目標だ。
ボーナスでのガッツリ返済も控えているため、10月はなんとしても勢いづけたい。
意志の力が背中を押してくれる期間には限界がある。少なくとも年内、一円たりとも無駄にはしないと改めて誓った。
余剰資金が減り、正気を保ちやすくなった。
私のようにお金に対して自己コントロール力を発揮できない人間は仕組みと工夫に働いてもらうしかない。
しかし一方で私の返済ペースを聞いて、祖母が叔父に嘘をついてかなり余分にお金を借りたのではないか、昔から多めに人からお金を借りる癖がある、と言っていたと母から聞いた。
私からしたらどうせ借りるという話であるのなら、あそびを作らずギリギリの額だけ借りて予想外の出費に返済計画が狂い返済が遅滞する方が、計画性がなく貸してくれた相手に不義理ではないかと思う。予定通りか前倒しで返済する方がお互いにとって気持ちのいい取引ではないか。
そんなことはさておき。
過去のマネーリテラシーの低さを詰られるのは致し方ないし甘んじて受け入れるが、返済と引越しにフルコミットしていることに対して事実無根の批判を受け入れる必要性がどこにあろうか。
まじで聞き捨てならないので、カラクリを説明すると言ってラインを送り付けた。
話し合いの時に債務総額がわかる画面のスクショを叔父に見せた上で債務の分だけ借りたが、
食費日用品は備蓄品の消費に極力止める生活をして8月の給料から11万捻出したことと保険の解約金が円安効果で40万近く入ったこと、積立nisaを解約したこと、臨時返済で債務残高に含まれていた利息が差し引かれたことにより、現金資産が激増したことを説明した。
叔父に借りた時点では、総額いくら銀行口座に入るか、臨時返済による差引がいくらになるか、全く見込みがたたなかったので、皮算用の話をしなかっただけだと伝えたら、きちんと食事しているか心配だと斜め上の返信が来た。
虚偽申告と、不確定要素を排除しアソビを持たせた申告、この違いを人にきちんとわかってもらうのって難しいと思った。
生活防衛費15万を死守、彼と月3ペースで会っても生活費はなんとか9万で抑えられそうなので(一人暮らしだと9万は固定費に消えていたので実家暮らしの脅威のコスパに驚くばかりだ)最速でいつ返し終わるか試算しなおした。
私の推測だと実現率は80%であるが、そこそこ現実的に考えた上で1月に返済し終わりそうだ。3月完済は100%実現可能だろう。
140万の借金で人生終わると思ってた7月の自分へ。大丈夫。君は本当アホだけど色々自分に保険かけてたおかげでなんとかなりそうだよ。
今週末彼が転職活動準備も兼ねてPCを買いに行くらしい。今の私は人様が大金を払っているのを見るのが快感だ(悪趣味である)。それを伝えたら別についてきていいよと言われた。そしてあれだけ必要ないと言い切っていたヒゲ脱毛をやると言い始めた。
ヒゲを抜いて飼い猫に植え付ける珍行動が収まると思うと少しホッとする笑
あと、母が実家の洗濯機で私服を洗濯したあとの私の柔軟剤の匂いを気にしないと言ってくれたのも気が楽になった(母は嗅覚過敏だ)。
これはたぶん2匹の猫のおかげだろう。猫様々。
今日はいいことがたくさんあった。
このまま勢いをつけて、せこく残業しつつ、財布の紐を二重縛りにして、債務残高を減らすことに全力コミットする。
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