エジプト旅行⑤ ルクソール西岸 王家の谷 2024-02-20
いよいよ 私の一番行きたかった王家の谷！どんなところだろう…
東岸に停泊していたクルーズ船からバスに乗り換え
朝のルクソール神殿を見ながら西岸へ向かう
上の丸い塔のようなものは後から建てられたモスクですね
私が今年買った"地球の歩き方"（'21〜'22年版 '23年11月刷）
ではまだこの区間は橋ではなくフェリーで渡ることになっています
ここからまだずーっとこんな景色が広がる
王家の谷
すでに墓前で並んでる人たちがいる（まだ8時前）
ピラミッドは四角錐が主流になった後 （威厳ある姿なので盗掘被害にあう）新王国時代に王族の墓地を王家の谷に移す
谷の岩に穴を掘り隠れた墓として作られる
左の山の上が尖っているのも、この丘全体がピラミッドのようだということから墓地にしたのだろうと
現在64の王墓がありKV（Kings Valley）〇〇 とナンバリングされている
最初に入ったのはKV2 と番号のついている
ラメセス4世の墓 続いてラメセス9世の墓
壁画がとても美しく残っている
鉱物を使った顔料が使われていると思われるが（下の論文はあとで読むつもりのメモ）わりとどこも同じような色を使っていて、それが美しく残っている
とても3170年ほど前に作られた（紀元前1147年に亡くなった人）墓とは思えない
http://www.egyptpro.sci.waseda.ac.jp/pdf%20files/JES%2019/6%20AmeIII%20chemical%20analysis.pdf
突き当たりの手前、大きな石の塊が 石棺
だいたいどの壁画も、黄色、赤茶色、青 青緑系の色
周りの小さな部屋は全て副葬品
左と下の小さなカラーは印刷のカラーパッチを連想する…けれど
タイルみたいでこれを書いた人センスいい！
残っている下半身部分とても細かい！
というか、欲しい服デザインしたの？
KV62 は ツタンカーメンの墓
ハワード・カーターが発見した時の写真が載ってます
収蔵品はエジプト考古学博物館でいくらか観ましたが
この墓では壁画のあるのはこの玄室のみ
ハトシェプスト女王葬祭神殿
３階建て なんか大きすぎて…
橋の一体だけ撮りましたが柱にずらっと並んでいる
ハスの蕾を食べる魚
この後に行ったネフェルタリ（ネフェルトイリ）の墓の壁画は次へ
行った順ではないですが
ラムセス3世葬祭殿
レリーフの一体も大きい！
レリーフが深すぎる…特に楕円で囲まれたカルトゥーシュ（ファラオの名が描かれている）
王の名は消えないように…と
ただ、神の顔はこの後の宗教が変わったことによって削られています
メムノンの巨像
もともとはアメンヘテプ3世の葬祭殿があり、その前に建っていた像だけが残っている
これだけになったのは地震があったからだとか…
他のものはよく無事に残ってますね。岩盤の上に建てていたのかな（ピラミッドなどはそうらしい）
途中に行ったネフェルトイリの墓については 次に続く…
ルクソール 曇り時々晴れ 11〜23℃ 日の出：06:20 日の入り：17:45
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