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エジプト旅行⑩ アブシンベルへ 2024-02-23

4泊したソネスタ・ナイル・ゴッデス号を降り、バスでアブシンベルへ
280キロ走る(4時間)
アスワンから出ると砂漠の中を突っ走る

最初は左右全面砂漠  しばらくすると緑が見えてきた
手前は風でできる砂の山 向こうはダムで灌漑用水が整いできた畑 麦畑?
休憩所とその屋根
カイロではビルの建物であっても屋根がなくて上に葉などを置いて涼しくしてる
というガイドさんの話がありましたが、ここも上は葉などを置いていました
アブシンベルに近づくと、丸いドーム状の屋根が目立つ
こちらも丸い屋根

今までのところの気温は
カイロ、ルクソール11〜23℃  エドフ11〜28℃  くらい
南に来てアスワン17〜30℃    そのまだ南のアブシンベルは21〜29℃と最低気温も高め 夏は50℃くらいになるらしい! 
なので草葺きの屋根ではもう耐えられない
屋根を丸いドーム型にすると空気が循環して涼しくなるらしい

レストラン こちらももちろん丸い屋根 中はこんな感じでした
奥の方でツバメが鳴き飛び回っていました

ランチはヌビア料理のレストラン"Nubian House"
陶器の器ごとオーブンに入れてつくるタジン料理 あのタジン鍋で出てくるのかと思ったらそうではなく、オーブンに入れていた器がそのまま出てくる熱々料理
オーブンに入れる時は豆の方は蓋があったのかなぁ…

左上から時計回りに
ゴマのペースト"タヒーナ"   →パン"アエーシ"   →ナスのソテー →肉料理 中は柔らかい
→フルーツ みかんは日本のと似ている バナナ もっちり系かな
→スープミネストローネ的な 具は少なめ →ハイビスカスのフレッシュジュース どうやって作ってるのか分かりませんが、サッパリ系 店により甘さが違う ここは甘め →豆の煮込み どろっとしている感じ  どれもスパイスは入ってるみたいだけれど刺激は少なく、塩味も濃くない
暑いところって塩分がいると思ったけれどそうでもないのか?

レストランの前は水場が近く、緑豊かで鳥が鳴きとてもいいところでした

鳥の鳴き声を入れた動画も撮ったけれど、ここに添付できないのでまた別にアップしますね
無造作に壺が置いてある アブシンベルの裏側?


アブシンベル神殿

アブシンベル大神殿

巨大なラムセス2世が4体も!並ぶ神殿 
古代エジプト領地の南の端にあり この地域のヌビアの人々にも力を見せつけるために造ったという神殿
ラムセス2世は67年近く治世し、その間にたくさんの神殿や自分の巨像を造らせている 残した子孫も100人超える!とか

アスワンダムの建設で水没の危機にあい、約60m上の場所に移築・再建したと
この後ろの大きな石の塊のようなものは、コンクリート製のドームで支えられているとのこと
そういえば、"ナイル殺人事件"2022版 では、この前まで船でやって来る
そしてここで上に登った人が足を落とすシーンがあったような…
あの上はどこに?

巨大な座像 どれもすべてラムセス2世
このヒゲの形は生きている時に作ったもの
足元ホルス神に家族の像がある
左から二つ目の頭は地震で落ちたらしく、下に転がっているのは落ちたままの姿
上の枠のようなところに並ぶのは 太陽を礼拝するヒヒだとか
ホルス神と誰か
左右のデカすぎる像
つきあたりにある至聖所
ここに年2回だけ朝日の光が差し込んで右3体にあたるという
右から2人目はラムセス2世 あとは神
私たちの行った前日の朝がその日だったそうで、この日は空いていました
天井に描かれた鳥の神
形がわかるよう回転させました
ラムセス2世のカルトゥーシュ
後から消されないくらい深く刻ませている
奴隷の絵 
上が黒人系 下がシリア人系
権力を表している 上はラムセス2世のカルトゥーシュ
戦車に乗り戦うラムセス2世
なんか権力の象徴ばかり見ても飽きるよね〜

アブシンベル小神殿

こちらは最愛の王妃ネフェルトイリに捧げた神殿

こちらも4体はラムセス2世、間がネフェルトイリ

ネフェルトイリのレリーフ

美貌のネフェルトイリ
柱にもカラーのネフェルトイリが
雌牛になっているハトホル神に捧げ物をする
この左は女の人に見えるけれど、ラムセス2世が捧げているレリーフもある
牛の耳のハトホル この子は真面目ちゃん系



ホテルに着きました 湖の前のリゾートホテル

ホテルにチェックイン コテージみたいなところ
二階は裏側から入る(裏の土地は高くなっている)
こんな感じで美しいけど、床はジャリジャリ
ドアを開けると湖が見えます

だんだん風が強くなり 怪しげな雲が…

この写真で見えているのはコテージの2階側のように見えた部屋の入り口


音と光のショー


夕飯後、アブシンベル神殿の音と光のショーを観に行きました
行く道から砂嵐に巻き込まれ、風の強さは台風、警報級! 
砂が特に細かいということでマスクをし、目にも入らないよう薄目で進む
大きな砂も飛んできて、時たまきつい風がパラパラと音を立ててフードにあたる 
前の座席は低めで顔に直に砂が当たりそうなので、後ろの方に移動。フードを手で引っ張ってできるだけ顔に砂が当たらないようにするも、前から風が吹くので半分ほど隠した状態で、おまけに映像も霞んできました…

神殿に映像が写され、物語が始まります この左の映像のように
夜の2回目のショーはなんと日本語! 
それもナレーションがちゃんとした日本の、映画などでもありそうな話し方
それだけ日本人が多いのか…
イヤホンで他の言語にもできるとかで、元々はそれを使うつもりでおりました
ショーのあとのライトアップされた大神殿
小神殿 
来る時は歩いて、帰りは風が強すぎ、右のカートに乗って帰りました


アブシンベル 晴れ時々曇り 21〜29℃          日の出:06:15   日の入り:17:47アブシンベル   セティ・アブシンベル泊

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