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私は単純な女

「いいえ私はさそり座の女」、ならぬ、「そうよ私は単純な女」
といったところか。

凡人も凡人、超凡人、特別な才能もなく、目立たず、特に頭も良くなく、この時代なら誰もが持て余している承認欲求や顕示欲の類いを他と違わずに持ちながら、
持ちながらもやることは特にハネきらずくすぶり、つまりごく正常な凡人として、たまにスピッツを1人泣きながら聴いている人間でお馴染みの私です。


最近noteにログインしたときにいろいろと祝福のポップアップが出てきておりました。


ほほう、なるほどこれが、ユーザーのモチベーションを上げる工夫がなされたnoteのシステムというやつか。どれ、記念にキャプチャでもとっておこうかね。
しかし、私というこの視聴率のまるでないユーザーが「特にスキを集めました!」となるnoteというかこのタグ大丈夫なのかな。はやってないのか。正常ですか。
などと冷めたふりながらもやっぱりちょっと喜んでる私でした。

それで昨日、祝日のお昼頃という私がもっとも命を燃やして生きていない時間帯そのときに例のごとくダラダラとnoteを回遊しておりました。
そして映画やイラストや読書などいつもの自分の興味に沿ったカテゴリを見ていたのですが、そこで驚いたじゃありませんか。



えっ。


うわぁ。



なんか見覚えがあると思ったら自分がいた。

この記事、いつもよりやけにスキをつけてくれる人がいるなーと思っていたけどこういうことだったのか。
あんなに上手く書けていない記事がピックアップされてる。
どうせなら、もっとちゃんと書けばよかったなぁ。こんな感想にはおさまっていないのよあの作品は。これは私の記事が良かったというよりは文中を引用した箇所がいくつかあったから心を掴みやすかったのでは?
などと一瞬にしていろいろ考えながらも、結局喜びました。


(こちらの記事でございます。↓)


冒頭でも書きましたが当方は凡人も凡人、当然ながらいわゆる「バズる」経験は一度もしたことがない人間です。
イラスト投稿系サイトに過去に登録していたことがありましたが、そのトップの画面「ピックアップ」にバーンと出ている方々に何度羨望のまなざしを向けたことか。同時に、「自分にはないこと」として勝手に思い込んでいたように思います。

バズることがしたいわけではない。それを目的にしたことは一度もない。
でも実際こういうかたちで、自分がそれまで穴ぐらのようなところで細々と書いていたものが、そこから出てちょっと日の目を浴びた?ようなところを客観的に見ると、やはりちょっとうれしい気持ちになるものです。人間だもの。
こういうことは、したたかにちゃっかり喜びをいただいてしまって自分の栄養にしちゃっていいと思うのです。持論。

複雑なフリはしていても、ちょっとのことで落ち込み、そしてすぐ喜ぶ。
そうよ私は単純な女、なもので。


よーしこの喜びをモチベーションに、もっともっとピックアップされるべく、毎日noteを更新してスキを集めそうな記事を研究するぞー!


とユーザーの気持ちやモチベーションを盛り上げるべくnoteもいろいろ仕込んでいるのでしょうね。
私はやりませんけども。


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でもこれって人数の少ない「読書」カテゴリだから出てきたけど、「映画」や「今日の注目記事」などになると私の出る幕は未来永劫なさそうな・・・。


せっかくなので謎の生物化しておいた


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