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【思考停止】残業が当たり前になってませんか?【結論無駄です】



こんにちは、アスナロです。


近年働き方改革により、残業に対しての考え方が変わってきたように思えますが、実際のところどうでしょうか?


確かに、これまで月80時間や100時間といった【毎日3.5時間残業、休日出勤2日程度】過酷な残業は目に見えて減ってきていると感じます。現在は基本的に月45時間以上の残業は出来ませんよ。と言われております。


ただし、繁忙等の理由によりそれを超えてしまう時には月80時間【会社で定めている36協定による】以上を超えない残業を、年で6回までなら許しますよ。こんな決まり事があります。



私は、製造工場をメインとした人材派遣業会社に勤めておりますが、皆さんここは朗報です。過酷な残業や、サービス残業をしてるであろう現場は全てという事はないと思いますが、見るからに少なくなりました。これは良い事ですね。



事業場外労働の適用現場



実は…残念なお話ですが、私の身の回りでは実際に変わっているようにな感じはありません。私は営業職をしております故に、事業場外労働という種目に分類されます。

簡単に説明すると、営業活動により事業場外での勤務時間が発生するため、その時間を営業者が自身の裁量で調整し労働時間としてあてがうものです。


一見すると、とても良いものに聞こえますが、本当でしょうか?少し中身を掘り下げていきます。


例えば8時30分から17時30分が定時の業務時間として、朝の9時からお客様とのアポイントがありました。その場合、我々は直行といって朝一でお客様のところへ向かいます。


その定時から9時までの30分の時間は、どこからどこまでが就業時間かわからないので、みなし残業時間としましょう。こうなります。



みなし残業時間とは【みなし労働時間制】



営業職のように直行直帰があり、勤務時間の定めがつかない業種に適用されるものです。それが【みなし労働時間制】です。この制度のおかげで適用されている会社の営業者は1日の労働時間だけでは無く、始業時間や退勤時間についても縛られる事なく就業出来ます


こうなると、スケジュールの組み方も自由度が高く、それにより成果が出た時はモチベーションのアップにも繋がります。


しかも、みなし労働時間制が導入されている会社では、例えば、みなし労働時間が10Hと定められている場合、月のみなし労働時間が10Hを超えてなくても、残業代として支給してくれます。【元々手当として組み込まれてる】



「おお…何それめっちゃいいじゃん。自由度が高くていい会社じゃん!」


確かにそうは思います。正直なところ私もそれで助かっている部分はあります。だがしかし、そううまくも無い現実もあります。



厳しいノルマと、終わらない業務量の現実



全ての会社に言える話ではないと思ってます。もちろん仕組みがしっかり構築されていて定時時間内で成果も果たせて、退社出来ている会社もたくさんあると思います。


反対に、そうでは無い会社もたくさんあると思ってます。むしろこっちの方が多いんじゃないかなって思います。


しかもです、こういう会社に限ってみなし労働時間を超えた分の残業申請が通らなかったりします。かなり理不尽です。


残業申請をすると、事業外労働をしていた時間を細かく提出する必要があり、見直せる時間があった場合、残業申請が出来ない…と言った現状の会社は多いんじゃないでしょうか?


もしくは残業申請できる雰囲気じゃない。きめられてるみなし労働時間の中で業務やノルマを遂行するのが当たり前だ。こんな感じで…



みなし労働時間を活用する【早く帰りすぎだ】みなし労働時間以上の残業を申請する【本当に仕事してるのか?】



なんとなく、同意してくれる人もいるかと思いますが。最初に言っておきます。これは愚痴とか不満を言っているのでは無く現状を話しています。


見出しのような会社に勤めている方々に伝えたいです。今すぐ会社を辞めた方がいいと思いますよ。自分の貴重な時間を削られます。


特にまだ、20代の前半~半ば位の方。その会社に投資する時間と自分の自己成長の為に投資する時間。どっちが大事ですか?今働いている会社が自分にとって成長できる状態ならいいですが、そんな会社は、自己成長に繋がる会社とは思えません。


まず間違いなく、貴重な時間を永遠と搾取してきます。自分の未来の成長に向けて必要なエネルギーでさえも奪ってきます。


現代では労働に対する考え方でさえも変わってきました。責任やプライドをもって仕事にあたる事は素晴らしいと思いますが、その体制や仕組みが構築できてない会社で働くと、労働の対価さえも支給せず、労働時間だけを押し付けてくる現実があります。


これを読んでくれて、内容について思い当たる事があるあなた。


今すぐ時間の使い方を考えた方がいいですよ。貴重な時間を自己成長の時間へと投資しましょう。



本職の労働時間を削減【責任と業務量は減りました】



もれなく私も、上記したような現状の立場にいたものです。少しづつではありますが、自己成長に使える時間を確保する為、本職の時間を削る事にしました。【私の場合は、いきなり会社をやめるという判断は現状リスクが高すぎる為】


現在、私は小さい会社の1営業所ではありますが、それなりの地位で仕事をしています。簡単にいうと課長みたいなポジションです。


あまりにも自分の時間が取れない為、必死に考えました。時間がないなんて本当に只の言い訳にしかなりませんからね。


考えぬいた末に私がとった行動は、業務の引継ぎでした。これを聞くと、他人に任せて自分の時間の確保するなんてなんて奴だ…って思うかもしれませんが、それが必要な判断だっただけです。


私の場合は、自分で担っている業務量が他の営業と比べて2倍近くあったと思います。そして、周りから見ても「オーバータスク」そんな状態で効率も悪く、それは自分でも感じていました。そして人に業務を任せたりする事が苦手でした。私はここに自分の欠点を見つけ、改善しました。


結果として、自分の業務をある程度、部下に渡すことにより自分の時間を確保しつつも、会社にとって業務効率も良い状態になりました。



最終結論【思考停止はやばい】その残業本当に必要?



皆さん、残業はしかたないと思っていませんか?もちろん、製造工場などで生産が間に合わなくて残業を強要する会社もたくさんありますが。ここで問いたいのは、その残業が本当に自分の為になっているんであれば、続けた方がいいし、もし為になってないなら逃げだしちゃっていいんじゃない?そんなお話です。



しかたないから残業するしかない。この思考停止状態は何一いいこと無いです。それをどうにかしようと考える事で会社の為にも自分の為になっていきます。



私は実際にそれを肌で感じました。問題点を考え抜き、解決案を出すことで数多くの道が開いていきます。是非これを読んでくれてる皆様にも伝わってほしいと思っています。



この10年でまた私たちの働き方はどんどん改善していくでしょう。単純労働のような仕事は、もしかしたらなくなっているかもしれません。そんな未来を予測しながら自分のポジションを確立していく時代になってます。



自分の居場所は自分で決める。自分の価値も自分で決める。思っているより自由で正解のない時代です。過去に囚われて、固定概念で過ごしているとあっという間に時代の波に飲み込まれてしまいそうですね。




さて、今日はこの辺までにします。ここまで読んでいただいた方々ありがとうございます。今後も皆様に有益な情報や何かの「キッカケ」になるような記事を今後も書いていきますので、スキやフォロー頂けると励みになります。



それでは、また明日。





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