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李朝家具展 阿曾美術にて

時代が変わっても廃れない美しさ。
そんな言葉がよく似合う展覧会です。

今日から25日まで阿曽美術にて、
李朝家具展が開催中です。
(22日月のみ休廊)

李朝とは、1392年から1910年の朝鮮王朝時代のこと。李王家が君臨していたので、略して李朝と呼ばれております。500年以上続いた王朝。日本で云うと、室町時代から安土桃山、江戸を越えて明治の終わりまで続いた事になります。それって素直に凄いですよね。

この李朝時代に、芸術、学問などが実を結び、素晴らしいものを作り上げていきました。

当時、衣類などを入れるのに使用されたバンダジ。お米を貯蔵しておく米櫃。宝石などのアクセサリーを入れる宝石箱。手紙を書くための文机。
そのどれもが、100年以上の時を経た、なんとも風雅な趣を呈しております。

家具以外にも、李朝白磁筆筒や水滴、重ね箱、民画なども展覧しております。

また、あそぼう茶室には浅川伯教氏の絵画を掛けました。とても飄々として洒脱な絵です。

ぜひ御高覧いただけたら幸いです。

宝石箱
バンダジ 筆筒 水滴

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