農業を始めるにあたり、国からの補助金があります。
今回はざっとご紹介いたします。

私が受けた補助金

①就農準備資金

 対象者：研修期間中の研修生(就農時49歳以下)
支援額：12.5万円/月(150万円/年) ×最長２年間 

まずは、研修を受けている期間受けられる資金です。

学びながら国からの支援を受けられる。
とてもいいようにも思えますが．．．

正直微妙です。

なぜなら研修は、平日８時～１７時拘束されるので
他の仕事ができません。（基本アルバイトもNGです）
慣れない農作業で体も疲れます。

４０代で家庭持ちの人（私）がこの制度を受けると、
当然年間１５０万の収入ではやっていけません。
しかも単身で移住。
かなりの預貯金を切り崩すことになりました。

きっと実家に農地があり、しかも独身の人は
この制度の効果が大きのではと思います。

② 経営開始資金

対象者：認定新規就農者(就農時49歳以下)
支援額：12.5万円/月(150万円/年)×最長３年間

２年の研修期間を経て、認定新規就農者になり
次に受けられる補助金です。

正直こちらの補助金は、非常に助かります。

なぜならアスパラガスの場合は、
２年間は株の養成期間となります。
１年目は収獲０。
２年目もまた収入がほぼありません。

他の作物を作ったり、バイトをしたりも
可能ですが、片手間でできるほど
アスパラガス栽培は甘くありません。

少しでも作業が後手に回れば、
何十倍にも作業が増えます。

さらにこの作業の遅れが
翌年以降の収量にも大きく影響していきます。
農業初心者ならなおさらことは重大です。

適時作業に集中しなければならない状況なので
掛け持ちなどできるほど余裕がないのが実情です。

③経営発展支援事業

（機械・施設、家畜導入、果樹・茶改植、機械リース等が対象）
対象者：認定新規就農者（就農時49歳以下）
支援額：補助対象事業費上限1,000万円（２①の交付対象者は上限500万円）

私はこちらの補助事業を活用して
・自動灌水システム
・大型冷蔵庫
を導入しました！！

・自動灌水は工事費込みで１８５万円
自己負担額1/4の　４６万円ちょっと

・冷蔵庫は設置費込みで５５万円
自己負担額1/4の　137,500円

その他にも認定新規就農者の特権として

青年等就農資金

無金利の貸付制度も活用できます。
私の場合は
設備準備金で1000万円
運転資金で500万円
無金利で融資してもらいました。

資金が貯まってから農業を始めたのでは
肝心な体力がなくなってしまします。

始めるなら心も身体も充実した40代！！！
今がチャンスだと思い農業の世界に踏み込みました。

まとめ

手持ち資金がそれほどなくても
本格的に農業に挑戦できる制度はあります。

必要なのは【覚悟】だけです！！！

49歳までの特権です！！

農業に興味がある方、今後の人生を切り開きたい方
体力も気力もまだまだある、悩める40代の方に
農業の世界挑戦して欲しいです！！！！

今日も、最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

では、また！