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【第20話】アイドルの愛と嘘

アイドル/YOASOBI。ちょっと前に流行った歌だが、先日ミュージックステーションでX JAPANのToshIが歌っていた。

ToshIも年齢なのだろう、、、歌中、最も高い『アイドル!』の音、ファの音を歌わず誤魔化していた。

そんな姿が嘆かわしく、歌ってみた
ついでに「愛」「嘘」でキー上げてみた

この歌の歌詞に出てくる愛と嘘

アイドルの実態を上手に表している歌詞で面白かった

アイドルに全く興味がなく、『お疲れ〜』くらいにしか思ってなかった私だが、ライブ配信アプリでそれっぽい人たちを目の当たりにし、色々と勉強させてもらっている

地下アイドル達はライブ配信アプリで知名度を上げようと必死だ

アイドルの勝負はバカな男を如何にして養分にできるかで決まる

ライブ配信でライバー達はファンのために様々な工夫をしている。
そのほとんどが、アイテム応援ポイントに応じたプレゼントだ。
と言っても名前を書いた画像をDMに送ってくるくらいだ。

面白いライバーが好きで、アイドルの様な可愛いを売りにしている女性になんの興味もない私にとっては、、、可愛い写真をいただいても、、、んー、あ、ありがとう😅

お礼くらい言わなくては、紳士でない。
歳なのかもしれない😢

差別化するために現物プレゼントとして「チェキをあげる❤」
なんて特典もある。アイドルオタクとしては大変嬉しい物らしい。後々有名になってプレミアがつくのならいいのだが、、、

『アイドル』の歌詞の中で出てくる愛と嘘


人間界では『愛』というのは永遠のテーマかもしれない
無形のもので人それぞれ捉え方が違う
頭が理系すぎて私にとってもなかなか理解できないものでもある
ただ、若い頃、意中の女性、彼女に尽くしていた当時とは違い、今は子供などの守るものができ、その意味がわかってきた気がする。

とはいえ、人間の種の保存の本能だなぁ、、、なんて考えてしまう悪い癖が抜けない

ライブ配信アプリでは推しに爆投げする行為を愛と言い、ライバーは涙を流して感謝する。
金がないリスナーはチビチビ貯めた無料コインを投げ、枠の治安活動に躍起になる。
ライブ配信、Twitterの通知が来れば誰よりも早く秒でリプし、体調不良のTwitterに心配するコメントをリプする。これが愛のようだ。


ライブ配信アプリで愛想振りまいている女性達に男どもは自分の趣味の話をする事がある
スノボー、ゴルフ、釣りなど、
「明日行くんだー✌」
なんて話をするとリップサービスで『いいなー、私も行きたーい!💓』
なんて嘘を言う女がいる

これに隠れている言葉は
「いいなー、(あなたとではなく)私も行きたーい!💓」

である。

こんな生産性のない会話がアホのように飛び交うライブ配信アプリ、、、世も末である

これに頭に来て
「〇時までに〇〇駅着けるなら間に合うから、本当に行きたかったらDMして。迎えに行くわ」

と、DMしてやった事がある。
つくづく自分の性格の悪さに泣けてくる

ワンチャンホントに来るんじゃないか?と、わずかに期待している自分のクズさにも泣けてくる

枠回り

アイドルを目指すライバーは太客の過疎枠に枠回りするという使命がある。
しかし、「素敵な配信しているよねー。また観に行くねー」
「行けてないよーごめーん」
「時間なくてー」
というような言葉が飛ぶ

しかし、人気者はそうそう暇ではない。どこの馬の骨かもわからないオッサンが雑談したり、歌ったりしている枠に長居は無用なのだ。

『投げ逃げ』
という言葉を投げつけて去っていく。

浮上者が現れると、浮上したリスナーと過疎枠ライバーのふたりを残し、「待ってました!」と言わんばかりに去っていく。

1人の浮上者もいない枠に投げ逃げしていく人気ライバーもいる。

枠回りを全くしないライバーもいる。

人気者になるためには『嘘』を平気でつき、それを突いてくる輩を受け流す能力も必要のようだ。非情にならなくてはアイドルにはなれない。

アイドル量産時代

かつてアイドルはスターを生み出すために、一点集中型のビジネスモデルだった。人選、育成、売り込み、出演に多額の投資を行い注目を集めることでお金を回収していた。

時代とともに形は変わり、オーディションからその姿を曝(さら)してスターに駆け上がる姿を応援するようなモデルが出てきた。つんくがプロデュースしていたモー娘。だ。
これがひと段落してきた頃から、秋葉ではメイド喫茶という『プチキャバクラ』なるものが流行り始めた。
これに目をつけた秋元康がキャバクラのシステムをアイドル界に持ち込んでAKBなどのアイドルが人気を集めるようになった
これまで事務所やテレビ局の力で有名になっていたアイドルが、ある種の民主主義によって生まれてくるようになった。
このビジネスモデルはインターネットの普及とともにライブ配信にまで影響は及び、今日に至る。

大手の事務所に所属しなくても自力で食べていけるだけの収入を得ている人もいるようだ。ある程度のビジュアルがあり、自己プロデュースができ、愛と嘘の理解ができている、リスナーへの配慮ができる。そんなライバーが人気を集めアイドルになれるようだ。

まとめ

アイドルの愛と嘘についての考えを述べてみた。
世の男性の中には生殖行為に拘(こだわ)らず、単純に応援したいと思う人が一定数いるようだ。まるで女王蜂のためにせっせと働くミツバチのようだ。(働き蜂は皆メスだが。笑)そんなミツバチの習性を利用している養蜂業が上にあり、甘い汁をちゅうちゅう吸う。そんな構図がライブ配信の世界にも見えてくる。
昨今では、人助けの精神でアイドルの嘘に騙され、養分になるのも一つの生き方のようだ。

21話に続く

次回以降の内容キーワードのメモ
・チーズはどこへ行った?
・イベント最後までやりきるライバー、途中であきらめるライバー
・有料記事かいてみようかな?
・有資格者、肩書をもったライバーの責任(カフェイン、アルコール、エフェドリン)
・信用スコア、SNSのアルゴリズム。
・素性を探る癖、身バレ注意、ストーカー根性
・コンデンサーマイクをカッコつけて使うライブ配信者の皆様へ
・ライブ配信アプリ運営にサクラがいたら
・アイデアはいくらでもある、、、
・インスタにイケメン加工あげてみた
・『超高音ボーカル』て、、、コイツ「イタイ奴」やなと思われてる?
・コンテンツの変化
・著作権ガン無視のライバー達(DJ配信て、原曲流してるだけやん)
・TikTokやっても時すでに遅し
・TwitterについてSNSとは

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