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考えたこと

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人間とはなんぞや。他人は自分をおとしめるだけの恐怖の対象。僕もまたひきがえるのように、大きな岩を迂回しよう。地獄の馬。
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カルチャー⇄サブカルチャー

カルチャー⇄サブカルチャー

ファッション、音楽、本、ゲーム。

「今」のカルチャーを、自分の身体に取り込んでいく感覚。

それが、自分以外の世界とのつながりを生み、たしかな存在感を感じることができる。

自己肯定感を得ることができる。

社会的な立場で、学校や、仕事や、家で、自己否定感しか得られない人は、特に、そうやって「生きている」感覚をどこかで、感じているのだと思う。

それが、カルチャーの本質だと思

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秋の始まりということで、街に秋服を買いに出かける。

パルコはやっぱりいい。

若者の服といって敬遠してたけど、プレーンでしっかりしたものや、オーガニックにこだわったもの、安くてかっこいいものが結構ある。

散財したら、頭の中の悪い映像(ブラックパレード)が消えていた。

単身から1年経過後の幾度目かの帰省

単身から1年経過後の幾度目かの帰省

久々の帰省夏休みを存分に満喫しています。
家族で温泉、卓球、プール、あとはプリン作ったり、将棋打ったり、宿題の自由研究手伝ったり、ボーリング対決したり。
トイレのドアのたてつけを直したり。
以前の自分では考えられなかった、小さなことをひとつずつ、積み重ねていってます。

1年前の自分は、仕事のストレスを家族にぶつけ、自己嫌悪に陥り、さらに家族に当たり、他人のせいにする、最低の父親だったと思います。

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綿谷ノボルに、苦手な同僚を投影して、思考ゲームを楽しんでみた。

うん、心がいくらか落ち着いた。

心の基盤が、揺らいだときは、村上春樹は、いい処方箋になる。

しばらくどうせ一人だ。

ストレスとうまく付き合っていこう。

明日は綿谷ノボルと飲み会だ。心がざわつく予感がする。

俺のif論

俺のif論

もし、昨日会社に行く前に、ペットボトルホルダーを付けて行っていたら、仕事で使うカッターナイフを、そこに入れておくことができただろう。

昨日の気温は暖かく、いつも着ているフリースを脱がざるを得なかったことと、カッターナイフをフリースのポケットに入れているので、シャツだけだと、カッターナイフの行き場がなくなってしまうのである。

それで仕方なくズボンのポケットにカッターナイフを入れて仕事をするのであ

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世界は気分でできている

世界は気分でできている

世界は気分でできている。

これは間違いない。

僕は頭を空っぽにすることができない。

いつも難しく考えて、考えすぎて、失敗したり、出口のない迷路に陥ったりする。

悪い方へ悪い方へ考えてしまう。

悪い「気分」だ。

それを良い方へ、良い方へとベクトルを向けていく、つまり、良い「気分」へもっていくことが重要で、そのためには、手持ちのお金をどう有効に使うかが重要になってくる。

世の中の大半は、

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潰れた奴が悪い

潰れた奴が悪い

潰れた奴が悪い。

この風潮は、いま、日本社会全体に蔓延している。

僕がいた前の部署に新しく赴任した若手の有望な子が、上司のパワハラで、鬱病で休職したらしい。

僕がその部署に着任したのも、前任者が、上司にやられ、同じように鬱病で休んでいたからだ。

急遽前の部署を一年で変えさせられた僕は、その魔の部署で、丸3年働いた。

2年間はなんとか当たらず障らず、のらりくらりと仕事を

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優等生の皮

優等生の皮

仕事は僕にとって、テストである。

与えられた課題に対して、満点に近い数字をとればそれは、自己肯定につながる。

売上100%、本部評価点5つ星、後方監査100点。

小さい頃から、テストでしか自己肯定感を得られなかった僕は、ひたすら、得意科目を勉強した。

暗記、方程式、語呂合わせ。文法。

普通科クラスでは上位に入る成績。

テストの結果発表は、謙遜しながらも、内心はほ

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決意したこと。

決意したこと。

色んなタイミングが重なって、全てが良い方向に向かう気がしている今日この頃です。

仕事のこと、家族のこと、趣味のこと。やりたかったこと。

①仕事のこと。

今日、お世話になった部長に、以前誘っていただいていた部署への異動希望を、自分から志願しました。前は向こうからの声かけに僕が応じる形だったのですが、受け身の自分を変えようと、今回は主体的に、僕の方からやりたいと、声を上げました。

今年は他の方

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時間の概念について

現代社会は、高度に計算され、極度に効率化された、システム社会だ。

科学技術の進歩は、あらゆる不便さを排除し、無駄をなくし、さらにその発達のスピードは、無限に加速していくだろう。

人のこころを置き去りにして。

そのとき、僕らは、どのようにして、この現代社会をサバイブしていけばいいのか、どのようにして、残りの人生を、楽しく健やかに、消費していけばいいのか。

ひとつは、お金。

せっかく便利にな

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戦うことを放棄するということ

戦うことを放棄するということ

例えば、クラスで、職場で、妙につっかかってくるやつがいるとする。

合わないな、とお互いが感じ合い、口を開けば何かあらを探して、攻撃して、こちらが嫌だと感じていることを、遠回しにわざとやる。

そういうのは、寂しい人生だ。

張り合っても勝ち目はない。そいつの目的は挑発で、こっちがカッとなって言い返すのを待っているのだ。怒りに任せたら、相手の思うツボ。

そういうとき、僕は戦いを放棄して、距離をと

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佐伯祐三という画家

佐伯祐三という画家

僕は佐伯祐三という画家が好きです。

20世紀初頭、パリで活躍した日本人で、立てる自画像という絵で、彼は自分の顔を塗りつぶしました。

当時、画家としての自分を見失い、進むべき道を、迷っていたからです。

僕も、非常にショッキングな出来事があり、つい最近まで、人生に迷っていました。

このタイミングで、ふと、佐伯祐三について、思い出す機会があり、昔、自分が大学の時に書いた論文を、読み返してみよう、

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学校の勉強と、社会の勉強

学校の勉強と、社会の勉強

勉強について、考えてみたい。

学校の勉強は、テストにおける高得点をとるための、勉強だ。それを教師は教える。

歴史を教える、数学を教える、英語を教える。

出題範囲を教える。塾や予備校は、解き方や方法論について、もっと深く切り込んで教える。

カンニングは悪で、罰則を受ける。自分の力で解くことが善とされる。

ところが、社会の勉強は違う。

建前は禁止になっているが、実際はカンニングが横行する、

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