最近、髪質が変わってきた。
タイトル通り。
髪質、変わってきたなぁ、としみじみ思う。
ちょっと危機感。
髪には昔から気を遣っていて、というのも、親父の家系が全員、もれなく、なんというか、、、
ハゲなんです。
わかりますか、この恐怖。
認識し始めたのは中学生ぐらいの頃。
盆正月は親戚一同(父方)集まるのだけれど、時間が経つと自然に女性グループ、子どもグループ、おっちゃん達グループに分かれていく。
酒とタバコのおっさんゾーンなんて最悪すぎて、すぐに子どもグループは別部屋でゲーム三昧、、
そんなある年の正月。
ふと従兄弟のにいちゃんが「見てみろよ、みんな髪型一緒。ウケる」
見ると、確かに。
足の短いテーブルを二つ繋げて、それを中心に五人づつ向かい座布団に座ってワイワイやっている。
普通のテーブルと椅子に座っている僕らからみると、ちょうどおじさん達の頭に目がいく。
従兄弟は「髪型」と言ったが、絶対にワザと。
というか髪型は強制的に一択。
「波平さん」にしかならない。
さらに親戚の兄ちゃんは続ける
「まぁ、俺らもあの歳になるとアレなんだろうな、遺伝子強すぎだろ、アレ」
衝撃的な一言。
遺伝するのか!?
えっ?何?俺たちみんなハゲちゃうの?
もうパニック。中学生男子には想像もしていなかった現実。目の前に並ぶ、じいちゃん、おじちゃん達、自分の父、、、再度眺めながらその確率の高さに愕然とする。
100%やん。
時代が時代ならすぐにでも【ハゲ 遺伝】で検索をするところだか、インターネットなんてなかった時代なので休み明けにすぐに図書室に行ったことを覚えている。
もちろん、中学校の図書室にそれに関する本などあるわけもなく、友人に相談を…
いいやダメだ!100%ハゲるなんて知られてはダメだ!ネタを提供する様なもんだっ!
中学生の思考回路なんてこんなもの。勝手にドツボにハマっていく
そんなときに「何気なく」を装い、母に尋ねてみる
と、意外な答えが返ってきた。
お母さんの家系はハゲている人いないわよ?
そういえば!母方の親戚はフサフサやん!
希望。
いや、希望的観測。
いーや、何らかのバイアスかも知れん。
油断なんかできない、あの確率は怖すぎる。
決して希望的観測に溺れることなく、父や叔父さん達の「共通点」を探る
というのも、遺伝が全てではないというのを知ったからだ。
遺伝子は変えられない。それ以外は排除せねば
共通点。
タバコと酒と油
キタ。これや。
アイツら尋常じゃないからな、タバコの量。
かくして、中二にして僕の人生計画書に「タバコ」と「晩酌」は消えた。
本当に。
タバコを吸ったことないし、毎日飲酒もしない。
理由を聞かれたらいつも「ハゲたくないから」とこの時の誓いをそのまま言っている。
髪に対する熱量は当時のままだと思う(笑)
そして、高校になり覚えたのがシャンプーの仕方。
かなり優しく洗っているらしい。
指の腹でマッサージするように、丁寧に丁寧に。
もはやそれが当たり前になっているので気づかなかったが、昔、妻に女の人でもそんなやり方しないよ、ってほど丁寧らしい(笑)
大人になってからは、使うシャンプーの種類も少し高いやつを使っている。
効果のほどはよくわからないが半分は自己満足だと思う。
その甲斐があってか、45になろうかとしているが、今のところギリギリ保っている。
従兄弟のにいちゃん二人は、、、
残念ながら遺伝子が発動してしまっている。
そんな私だが、やはり髪質は変化してきた。
まず細くなっている。そのせいか、変なクセがでてきている。
これは髪、というか「血液」の状態が悪いということ。ホルモン力も落ちているのだろう。。
結局は「老化」してきている
まぁ、髪を増やす薬という手段もあるのだが、、、これ以上は遺伝子に逆らうまい。とも思う
私はよく頑張った。
30年以上、髪も染めず、パーマもせず、タバコも吸わず、晩酌もほぼしない、、、髪も丁寧にケアしてきたのだ、自画自賛したい(笑)
さて。
1400文字も使い、無駄な私の髪の話に付き合っていただき申し訳ないが、男性にとって「髪」ってすごく大事なものだということを書きたかっただけなんです。
おそらくだか、喫煙はかなりの確率でハゲの遺伝子を発動させる要因になるのではないかと思う。
遺伝子を持っているかも知れない方は、ともに生活習慣を整えて遺伝子発動を抑えていこう。
そして、遺伝子が発動し、ハゲてしまった暁には
「親父、俺はやっぱりあんたの子だったよ」と、父たちのように、堂々と生きていきたいと思う。
髪質が変わってきたと感じたら
① 生活が不規則でないか再確認。
特に
② 日々の飲酒
③ 喫煙(電子でも一緒)
④ 油が多い食事
は、やばい。とだけ言っておく。
⑤ ストレス過剰で男性ホルモンが増えてハゲやすくなる
これは避けれるものなら避けたいが、なかなか難しいことが多い。
なので、頭皮ケアなどでリラックスできる工夫を作るのも一つ。
まずは生活習慣から。
ということ。
ハゲ予防は1日にしてならず。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?