ひろとです。連休だ

とりあえず映画観に行った。

キングオージャーVSドンブラザーズとキングオージャーVSキョウリュウジャーの2本立て

最初1時間ちょっとでVS2作やるのは無謀だろうと思ったけど………まぁ、上手い所で着地したかなと思いました。

なんの脈略無くタロウがチキューに届け物するのはやるかもと思ったけど………本当にやりやがった(笑) 

他のメンバーの転移が雑だったのはドンブラらしい………のか？そもそもドンブラらしさとはなんだろう？(今更)
よくヒトツ鬼になるおじさんがトラックに轢かれて異世界転生は最近(？)の流行りを活かしているようで面白いかなとは思った。あんま活躍してないというか、そういう舞台装置的な印象もあったけど

上手くやってはいるけどやはりどうしても尺は足りてないし、もっと深くやれば色々面白い掛け合いや展開は出来たのかなぁ……なんて思いもある。

雉野がドンブラ本編で唐突に降臨したキングオージャーを記憶してたりとか、犬塚達がチキューでも追われているみたいな個人的に好きでした。

はるかやリタ達のもっふんの作風に対しての言い合いは話を書いてる脚本家の思想……というか「お気持ち」が出ている様で正直どうなんだ……とは思った。
キングオージャー放送中に色々言われていたが(主にネットで)それと似た様な主張、討論をここまでストレートに入れてくるのは大分思う所あったのだと察してしまう。
キングオージャー本編のメインライターの方、正直SNSが向いていなさ過ぎるし、見るのも発信するのも控えた方が自身の為では？と思う。
現代で使って当たり前のツールだが、合わない人がやっていてもいい事はない。私も合わないと感じてX(Twitter)はアンストしてる。使わない方が穏やかに生きられる人だっているでしょう。

話を戻すと、作品で露骨にお気持ち表明したり、回答したりするのは結局作品の評価を下げることにしかならないという事だ。

今作のドンブラザーズは珍しくも井上先生以外が書いたドンブラザーズという事になった。
本編放送中も井上敏樹以外の書いたドンブラはどうなるのか？と考えいたが(まさかほぼ1人で本編担当するとは思って無かった)この場で実現。

正直、どうしても井上先生の物とは別物だなとは思う。あのドンブラザーズの色々な要素のバランスはやはり井上敏樹のセンスと実力で取られているんだろうと改めて感じさせられました。

単純に尺の無さもあるんでしょうけど
もっと時間あれば高野さんでも味わいの深いドンブラが表現出来ていた……かもしれない。仮定の話でしかないが

ただ、最後の最後でソノイが出てきてくれた所は個人的に好きなポイント
彼とタロウが感動の再開………とかでは無く当たり前の様なやり取りを見せてくれた所は2人らしさを感じられました。

VSキョウリュウジャー

キングオージャー本編でも10周年記念もありキョウリュウジャーのメンバーが登場。更にキングの息子、プリンスが登場するなどの展開があったりした。関連商品が一般流通したり、キングオージャーはしっかりやりつつもキョウリュウジャー10周年を大きく盛り上げたいという雰囲気を感じていた(キングオージャーで全然活躍しなかった事もあって在庫の山になっていたけど)

流石にキング(竜星涼)が戻ってくるのは無理だろう……声の出演だけでもありがたい。なんて思っていたけどまさかのVシネで出演。

聞いて驚いた。ブレイブ過ぎた。すごいよね
しかも弥生(飯豊まりえ)も出てくるし、スピリットレンジャー(トリン達)も出てくるのだから祭りだ。カーニバルだ。

最初集まりの悪い戦隊って言ってたのにめちゃくちゃ集まりの良い戦隊になってる(笑)
しかも坂本監督やキョウリュウジャー本編にも参加したスーツアクターさん達も多数参加してるとの事で、キョウリュウジャーチームの熱い思いをとにかく感じる。

話の内容はダグデドを追ったキング達がどうなったのか、ガブティラを探しにチキューに来たプリンスの心情などキングオージャーで描かれていないキョウリュウジャー達のエピソードが補完されつつウッチーのやらかしでギラが宇蟲王になり世界が改変してしまうというものだった(ウッチーの持ってた大量のジュルリラなんだったの？？)

キョウリュウジャーの全員集合シーンが多い訳では無かったけど、しっかりアクションがあり全員集合並んで変身というだけでかなりテンションが上がった。これを見れただけでも10周年として大きく満足出来た気がした。
しかし、こうやってほぼ当時の服装で並んでるのを見ると良い意味で変わってない。
10年、それぞれの場所で活躍して色々な変化もあっただろうけど、あの服装で戦隊として揃うと当たり前の様に当時の様なキョウリュウジャーになる。

なんか………有難い気持ち。とにかく嬉しい思いに溢れる。最高にブレイブだよ。

キョウリュウジャーが見所ではあるがキングオージャーもしっかりと活躍していました。
宇蟲王になったギラの表情などの見せ方は酒井さんの演技力の高さを改めて感じたし。王様でなくなった面々も新鮮味があった。

ギラを元に戻す為に奮闘するシーンなんかは王様戦隊の絆を感じられて熱い場面に仕上がっていたと思います。特にヤンマはドンブラの方がちょっと性格の悪さの方が出てた分、こっちで熱い部分が見れて良かったです。

限られた時間の中でも3つのスーパー戦隊が一同に集結していて豪華な映像に仕上がっているので、それだけでも観に行く勝ちはあったなと思います。

夏映画とかデカレンジャー20thもどうなるか楽しみですね。