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生徒募集再開のお知らせ

 2020年夏頃から、不登校のオンライン家庭教師采佳先生として活動をしてきましたが、2022年4月2日に生徒募集一時停止ということで活動を休止していました。現在活動を手伝ってくれる仲間もできて、走り出す準備ができたのでいよいよ募集を再開としたいと考えています。

 募集停止前と一番大きく変わったのは、生徒のゴール設定かなと思います。今までは生徒のペースに合わせて無理なく楽しく勉強を教えるというスタイルをとっていました。もちろん、いまでも無理なく楽しくというスタンス自体は変わっていません(メンタル疾患を持つ子供にとってはむしろ無くしてはならない方針です)。勉強を教えることも希望される方には今まで通りやるつもりです。加えて、短期間で生徒が本当にやりたい未来に近づくゴールを設定し、それに向けて一緒に走ってみようということをやってみることにしました。

生き方のアウトラインを引く

 私が今後目指すのは、子供たちの生き方のアウトラインを引くことです。大人は経済に参加することで、やっていいこと、やると損すること、やるべきことなどを知っています。しかし10代の子供は真っ白な紙のごとく、やっていいこと、やるべきではないことの知識が不足しています。私自身は自分より若い人間は実は自分より物を知っていると考えていますが、ときにそれを生かすための環境は年上の人間が用意してあげるべきだと思うことがあります。用意してあげると言うのは少し偉そうかもしれません。老害という言葉がSNSで飛び交うようになりましたが、若者が生きやすい世界を作ろうとしたときに、邪魔をするのはだいたい座り込んでいる年長者です。そういう年長者との付き合い方だったり、やりたいことをできる場所へ案内するようなアウトラインを引くのが私の役目のように思っています。そしてそれは何年もかけることではないのです。かしこい子であれば私の授業を受ける必要もないでしょう。今後はそういう子にヒントを与えるために無料発信を続け、寄り添って一緒に行動を起こすために授業をやろう。というのが今の方針です。

明るい未来が不登校の特効薬

 不登校の子供が学校に行かない一番の理由は、学校が子供にとって真っ暗な世界だからです。学校に通う8割の子供にとってはそうではなく、勉強をしたり同年代の子供と遊ぶ楽しい場所ですが、一度友人関係が楽しくないだとか、勉強がつらいだとか、影が差す思いをした子供にとって、今日は調子がいいからとなんとか学校へ行くことはその場しのぎでしかなく、いつまでも根本的な解決をしてくれる人がいなくてますます世界が暗くなるだけなのです。
 私が中学生の頃の将来の夢はスクールカウンセラーでした。スクールカウンセラーにそういう相談ができる子供もいて、言葉の力で解決できることもあるかもしれません。しかし、世の中言葉にできないことのほうが多く、言葉にすることそのものが子供にとって困難であるからこそ不登校問題は難しいように思います。
 私が授業で最も重視することは、こども自身が「なにをやりたいか」をじぶんで主張できるようになることです。当たり前のようでとても難しいことです。それができるようになるには「やりたくないこと」を自覚する必要があります。やりたくないことと、やりたいことを選べるようになるには、両方を経験する必要もあります。やりたいことがまだ世の中の誰もやったことがないことであれば、チャレンジをさせてもらうための信用力も必要です。やりたいことと間違った方向に進んでいるのであれば、自分が間違っているとどこかで自覚し修正する力も必要です。もっとも困難なことは、周りの人のさまざまな反応をコントロールし、クールに言葉にしていくメンタルづくりです。
 そうやって、じぶんで明るい未来を作り出す力が不登校を治す最善の薬でしょう。

親がじぶんらしく生きる助けに

 それから、ちょっと残念なことですが、私の授業にお金を出す「みなさん」というのはたいていの場合こども自身ではありません笑。不可能ではありませんが、よほどお金のルールを熟知し操れるこどもでなければ不可能でしょう。「みなさん」はだいたい保護者の方々です。こんな言い方をするのは怒られるかもしれませんが、私自身「みなさん」のことにはそれほど関心がありません笑。「みなさん」の助けになれることも無いだろうと思っているぐらいです。でも、「みなさん」が出資者であることは私にとっては、切っても切り離せない事象です。なので、こどもの授業を考えながらも、「みなさん」が少しでもこどもの心配をせず、じぶんらしく生きてもらえるようにというのはときおり私の関心にあがってくることです。
 それに”ついで”ですが、親が自分の人生を一番に考えて真剣に生きることは、間違いなくこどもに良い影響を与えます。こどもにとってもっとも身近な大人が親だからです。遺伝子が近い分、こどもがもっとも生きやすい方法を教えられるのも親かもしれません(遺伝子の話をすると必ず自分と子供が同じ遺伝子を持っているとも限らないのでそうで無いことも多いですが)。不登校をよくするための親子の関わり方、親の在り方は、やはり親自身が幸せのシャワーを浴びることです。こどものこころをよくするためにも、自分がお手本になるようなこころの持ち方をしよう、そう思って過ごしてもらいたいなと考えています。


今後はこういった内容をより詳しく、個別の疑問にも答えるイベントを不定期で開催していこうと思います。興味を持った方はぜひ参加してみてもらえればと思います。

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