入場

昨日は、デビュー36周年ということで、トークイベントの
お声がけをいただき、参加してきました。
どう思おうが思われようと構いません。
何がいいたい訳でもありません。

午前中、着替えを背負って外に出ました。
会場の巣鴨まで走って行こうと思ったのです。
近くの銭湯をマップで探してそれを楽しみにして
路上に出ました。
でもすぐに思い止まり、戻りました。


Tシャツとか欲しい方も見えるのではないか、そう思い
自宅に戻って荷造りを始めました。
早めに行ってどこかの喫茶店に入って時間を潰そうと
思っていたのですが、あまりにも荷物が多く、電車を
乗り降りする手間を省きたい為、近場の店にしました。
昼過ぎに巣鴨に着いて、駅前の昭和43年からやっている
という店に入りました。

隣の大塚駅前の借家が自宅だったので、幼少期から
親の口からなにかと「大塚」と「巣鴨」の地名は耳にして
きました。
数年前、生まれた頃に住んでいた場所に足を運びました。
一度も足を運んだことなどないのに大塚駅前のロータリーの
形や民家の並んだ角度など覚えているのです。


とても不思議な感覚を巣鴨でも味わえるかなと楽しみにしていた
のですが、何もありませんでした。


でも、店内は昭和そのもので、昭和の象徴喫茶店のナポリタンを
注文して食べました。
フォークに紙ナプキンが巻いてあり付け根のあたりで絞られて
いるなんとも懐かしい出し方です。


コーヒーを飲み終えて、近くの喫茶店に場所を変えてコーヒーを
飲みながら時間を潰します。
時間を潰すなんて言葉はもったいないのですが、喫茶店での
有意義な時間は他で流れる時間と感覚や速度が違う気がします。
平べったい時間が大好きです。


18時前に闘道館に入り、流れなどの説明を受けます。
布施さんとも再開しました。


一番話をしている1人です。
ゴングなら熊久保さん、格闘技通信なら布施さんか松井さんが
僕の聞き手でした。
布施さんに至っては一般紙でもこちらから逆指名することが
よくあります。

別室に用意されたコーヒーと酢を飲みながら待ちます。
19時からトークショーが始まりました。


昨日も話したのですが、残念ながらキックボクシング という
競技は忘れられていくだけなので、なので、せめね自分に携わってく
れた同業者などには花向けというか労いというか、存在を思い出して
もらえるきっかけを作りたいと思います。

1990年代、僕が盛り上げた流行らせたキックボクシング
ブームは今のそこには少しもありません。
忘れられて行くだけの先輩後輩、同輩らを思い出して
もらえる様、知ってもらえる様、足掻きたいと思って
います。

どう思おうと構いませんが、誰にも出来ないことを自分が
やってやるという気持ちです。
1990年半ば、全盛期にファイトマネーの底上げも、
ルールに口出した選手も自分だけです。
僕を否定するのも構いませんが僕を否定するそれらはそれすら
やっていません。

家を買えるほどの金額を踏み倒されたことも、身売りを拒んで
貧しい方を選択したことも


先日の下書きです。


昨夜、BUBUKAに掲載されている田村(潔司)さんの
インタビューを読みました。



入場について格闘技雑誌が書くようになったのは僕から
かと思います。
違っていたらすいません。
勿論、僕以前にも違うジャンルで入場で盛り上げた選手は
いるのでしょう。
でも、入場するだけなのにその部分であれこれいわれる様に
なったのは僕が最初と思います。



別にそんなことはどうでもよいのです。



ただ、それ以降入場の際、どんどんそこに力を入れる選手が
出てきたように思います。
僕の入場は演出など一切していません。
下を向いてリングに上がるだけです。
それで盛り上がってくれるのは嬉しいですが、でも、
力を注いでいません。
自分に集中しているだけです。



奇抜なコスチュームや演出も皆無です。



なのに、記事では入場について色色と書いてくれました。
田村さんも同じように思います。
彼もただ自分自身に集中して、それに観客が自分を重ねて
盛り上がっているだけのように思います。

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805字
特にお得なことはないかもですが、でも、僕が 思うこと、感じたことなどを日日綴ります。

100戦してこれまでの減量や試合にまつわる客席からは 感じることのできないことなどを 綴れたらなと思います。 なんの参考にはならないけれ…

これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。