小学生の私への懺悔

小学生の私に謝らなければいけないなと思います。
私は自己犠牲がかっこいいと思っていました。ある日私が苦手だと周りの誰もが知ってる子のノリが勝手に切られてたそうです。担任の先生は、これは人為的だと勝手に決めつけ犯人が出るまで教室から出さないと言いました。
もう、これは私が名乗り出れば全て丸く収まる。そう思った私は担任の先生に自分がやったと虚偽の申告をしました。当時は認めたくはなかったけど、私は担任の先生に嫌われていて、姉は好かれていたことに劣等感を覚えていたのかもしれません。
結果的に親に頭を下げさせる羽目になりました。これはその当時は知りませんでした。母には本当に申し訳ないことをしたなと思います。
今でもそうですが、私は人に嫌われるのが本当に嫌でその担任の先生にも好かれたいと思っていました。その担任の先生はえこひいきが激しく、お気に入りの生徒は名前呼び、嫌いな生徒は苗字呼びでした。私は姉の影響か最初の1週間は名前呼びでした。しかし、なぜか1週間経って苗字呼びになってしまいました。小学生ながらになんで? と思っていました。
嫌われたくない。でも何をするにも気に食わなかったのか、色々怒られた気がします。例えば、移動教室で低血圧で朝は中々起きられない私をめちゃくちゃ怒り、なんで何もしないんだと叱られ、みんなが朝ごはんを食べている中、私は一人部屋に残され説教させられました。あれなんでおこられたんだろう。なぞです。
なんで怒られたか理由は覚えていないのですが、秋の遠足謝るまで参加させる気ないからと言われて、嫌だったけど謝った記憶があります。
ちょうどその秋の遠足はその先生のお気に入りの生徒の誕生日でサプライズで誕生日を祝っていました。そのときは純粋にお祝いしましたが、大きくなった今果たして先生は私でも同じことをしてくれたかな? と思ってしまいます。まあしてくれないでしょうね。
色んな人に好かれるために自分を傷つけまくりました。好かれたかった先生とまさかの同じ学部に入ってしまうという皮肉めいた運命を今辿っています。絶対あんな人にはならない。私はもう自分を傷つけて、他の人のことを傷つけるようなことはしないと絶対とは言いきれないけれど誓います。
だって、そんなことをしたって誰も幸せになれないんだもの。小学生の自分にだから謝りたいです。ごめんなさい。20年生きてようやく気づきました。気づくのが遅くてごめんなさい。
私は芸能志望です。演じてみたいし、書いてみたい。自分がどんな人間か分からないけれどこれから向き合っていきたいと思います。

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