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妄想族として生きる

妄想
根拠もなくあれこれと想像すること。またその想像。
根拠のないありえない内容であるにもかかわらず確信をもち、事実や論理によって訂正することができない主観的な信念。
※大辞泉より一部抜粋

妄想から生まれるエネルギーの他に、無から有を作り出せるほどのものはあるだろうか。

なんとなくネガティブなイメージがある「妄想」という言葉。
学生時代はみな憧れの俳優やアイドル、はたまた漫画に出てくるヒーローのような人と出会って突然恋に落ちる。そんな妄想の経験があるのではないだろうか。
この内容だけ書くと、大人の皆さんには一笑に付されるかもしれない。
大人にもなってそんな妄想してる人はちょっと・・・なんて。

しかし、この世知辛くて火を吐いてしまいそうな世の中で、根拠のない希望をもつことを軽んじていいのだろうか。
私は、どんどん妄想して色々なエネルギーに変換していけるような人間でありたい。
根拠のない想像でも、それが当人にとってもそのまわりの人間にとってもポジティブな影響を与えるのであれば、キャンペーンでも広告でもうって世に広めたいくらいだ。

マイナスは掛け合わせるとプラスに転じる。
だから、ネガティブなイメージのある妄想と族とを掛け合わせることでプラスにするのだ。

私は盗んだバイクで夜の街を走れないけれど、メロンパンをくわえて昼の月を眺めながら、王子様を待っていることはできる。
王子様がきたら私は言う。

「縁側付きの一軒家で、私と一緒に歳を重ねませんか?」

キャリアプランの検討からここまで妄想できる私は、立派な妄想族だ。(彼氏無しアラサー)

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