のっぺらぼうを見た話

以前、久しぶりに同級生と会った時に「のっぺらぼうを見た話」が出たことがありました。

これ、今まで誰に話しても、話を盛ってると思われたり、適当に話してると思われてた話なんですけどね…

ある時、自営業をやっている友人の家の庭(つうか、広い駐車場。止める気になったら20台ぐらい車置けそうなスペース)で遊んでたら、一緒に遊んでた一人(一緒に話してた同級生の一人)が「あ、のっぺらぼうだ」って突然言い出したんですよ。
「何が?」と思って視線を追うと、その先に本当に首から上が輪郭以外何もついてない人がいたんですよ。

見た瞬間「ええええええええええ?」って思ったんですけど、すぐにそれがどういう事なのか判明しました。

ハゲアタマのおっさんが、下を向いて座ってただけなんですよ。
俺が顔の輪郭だと思ってたのは、ツルツルのアタマだったんですよ。
当時、すっごい衝撃的でした。

で、その話をしたんですよ。
「もう覚えてないかも知れないけど、子供の頃にのっぺらぼう見つけて…」って。
そしたら「いやいや、覚えてる。それ、今まで誰に言っても信じてもらえなかったんだよ」って(笑)

たぶん、俺と同じ反応をされてたんでしょうね。
「また、そんな嘘を」って(笑)
いやぁ、この話を共有できる人がいて、ホントに良かったです。
持つべきものは同級生だな、と(笑)

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