漫画を褒めてみる

久しぶりの褒めてみるシリーズ。
今日は漫画を褒めてみたいと思います。

ほんの数日前の話なんですが、俺の知識のかなりの部分は漫画で得たものなんじゃないかと気づきました。
まあ、学校で教わったこととか、漫画以外の本で覚えたこともいっぱいあるんですが、人に「そんな事、よく知ってるね」って言われるような事は大概漫画から得ているような気がします。

いまの日本の漫画って多様化しているもんだから、主題で扱ってるジャンルが多岐にわたってるんですよね。
例えばヤングジャンプを例に取ってみます。
・サッカー(バルセロナの太陽)
・古代中国(キングダム)
・ホラー(?)(トーキョーグール)
・SF(テラフォーマーズ)
・妖怪(妖怪少女)
・ギャンブル(嘘喰い・ライアーゲーム)
・ボクシング(リクドウ)
・将棋(ハチワンダイバー)
・古典+恋愛(源君物語)
・戦国時代(群青戦記)
・サスペンス(横浜線ドッペルゲンガー)
などなど。
こんなに多くのジャンルの知識って、漫画雑誌でも読んでないと絶対に目にしなかったと思うんですよね。
もしTVで何かやってたとしても興味のあるいくつかのジャンル以外は積極的に見ようとしなかっただろうし、目に入ってもすぐにチャンネルを変えるんじゃないでしょうか。

つまり、俺は漫画を読むことで、全く興味がない(無かった)文化に触れる事ができて、素人ではあるものの、それなりの知識をそこから得てる状態になっているんですよ。
そりゃ確かに漫画に書いてあることですから、フィクションも混ざってますし、間違いもゼロではないと思うんですが、自分の世界を広げるツールとして大きく役立っていると思います。

他にこんなメディアないと思うんですよねぇ。
TVでも、新聞でも、小説でも、ネットでも。
ある程度ジャンル分けがされていて、そこから自分が興味あるものだけを取り出して見てる。
それが漫画雑誌に載っているだけで端から端まで読みますし、「このマンガがすごい!」なんかで選ばれた本があると、多少興味が無いジャンルでも読んでみようかな?と思えてくる(菌とか畜産とか巨人とか)。

日本は、クールジャパンを海外に売り出す前に、こういう部分が素晴らしいんだって事をちゃんと認識してアピールすべきなんじゃないでしょうか?

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