以前、スキャットマンジョンを聞きながら考えたんですけどね。

「どもる」とか「吃音」ってのはどこの病気なんでしょうね。
口が回らないせいなのか、神経系の物なのか、脳系の物なのか。

俺、酒に酔ってくると物凄いベラベラ喋る人になるんですけど、その時に軽くどもりっぽい症状になる事がたまにあるんですよ。
口が回らないとか、言葉を噛むとかとは違って話し出した後に何度もリスタートをかけようとするんですよね。

周りは知ってる人だけでしかも酔ってるんで緊張なんかこれっぽっちもしてないんですけど、１度ハマると修正しようとしてどんどんダメになる。
外見上から言えばドモリの人みたいになってると思います。
（実際のドモリの定義とかが分からないんで、自分がそうだとは言い切れないし、たぶん違うんだろうとは思いますが）

で、これなんでなるんだろう？と考えたんですよ。
酒によってリラックスしまくって、やたら喋ってる時にだけ、なんでこんな症状がでるんだろう？と。
俺の場合はたぶん口から出る言葉よりもアタマで思いつく言葉が早いって事に起因するんじゃないかと思いました。
いつもだと喋ってるペースで物を考えてる。
だから考えながら喋る時に早口になる事も少ない。
でも、酔ってると意味も無く脳みそがグルグルと動くから、体が覚えている喋るスピードをだいぶ追い越しちゃってるんじゃないかと。
で、脳みそが口に一旦ストップを掛けるんですよ。
「今の話し出すタイミングと考えるタイミング違うからやり直せ」って。
それが何回か重なって、どもるような感じになってるんじゃないかなぁと思います。

それにしてもスキャットマン・ジョンって凄いですよね。
本当の意味で短所だと思われてたものを長所にしちゃって一躍スターですもんね。