ブッダと豚はよく似てる

ほとんどの日本人が知っていることわざに「馬の耳に念仏」があります。
これ、知らないとなると日常生活がちょっと危ないレベルなんじゃないかと思います。

で、その「馬の耳に念仏」。

別に馬じゃなくてもいいんですよね。
同じようなことわざに「豚に真珠」ってのがありますけど、入れ替えても一向に構わない。
「豚の耳に念仏」と「馬に真珠」でもなんの違和感もない。

更に言うと「耳に」の部分は必要ない。
「馬に念仏」でも同じような意味になる。
まあ、馬が死んで念仏をあげるケースも想像できますけど、ことわざって意味とセットで知るもんですから、「馬に念仏」で十分通じる。
「耳に」をつける必要は無い。

逆に「豚に真珠」を細かく説明する事も可能。
「豚の首に真珠」。
ほら、違和感無い。

って、アレ?

真珠=ネックレスか?
指輪の可能性は無いのか?

「豚の指に真珠」。

いやいや、指無いだろ、豚に。
じゃあ、やっぱりネックレスか?
いやいや、真珠単体って可能性も捨てきれないだろ。
つうかいつ出来たことわざなんだ?
昔のことわざだったらネックレスは変だよな?
かんざしに真珠って付くかな?
いや、それ以前に豚ってかんざし無理だよな?

と、言うことで「豚に真珠」の由来を調べてみました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1414538369

ええ?
マタイの福音書第7章6節?
キリストの言葉?
そんな有名な人が作ったの?このことわざ?
え?じゃあ「馬の耳に念仏」は釈迦でも言ったのかな?
念仏だけに・・・

意外な着地点にたどり着いた今日この頃でした。

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