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石川県能登島町・中能登町へ出かけました。

7月某日、
地元局のニュースを流し見していたら飛び込んできたのが
石川県中能登町のこちらの古墳。

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雨の宮古墳群(Wikipediaより)

石川県生まれ・育ちでありながら、
半世紀近く、このような古墳があることを存じ上げませんでした汗。

10年程前神戸に住んでいた頃、
垂水のアウトレットに行く際は
必ず五色塚古墳に寄っていたなんちゃって古墳好きとしては、
内から何やら湧き上がってきました。
行かねば!

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五色塚古墳(Wikipediaより)

せっかくなので、3才児とばば様を連れて、
こちらの古墳から北に1時間程の
のとじま水族館にも行くことにしました。

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水族館に入ると巨大水槽に迎えられます。
写真じゃ伝わりませんが、巨大です。
水槽の上部はオープンで、
スマホを投げ入れてダイブしたくなる衝動にかられ、
手と足がムズムズします。
私だけでしょうか?

この日は宿に一泊。
自分だけ朝4時起きで3才児とばば様を宿に残して、
古墳や神社を回り、
7時頃宿に戻る計画です。

偶然、雨の宮古墳から30分程のお友だち、
ありさんから連絡が入り、
計画を伝えると、ご一緒してくださるとの即答!

翌朝起きると、大雨警報が出るどしゃ降り汗。
でも、行きます!

まずは、以前ありさんに教えて頂いた
天日陰比咩神社(あめひかげひめじんじゃ)へ。
4:50頃到着。
ほどなくしてありさんも到着。
雨の降り方は、滝行ですか?レベルのどしゃぶり。

ありさんがお気遣いくださり、
私の分のポンチョをお持ちくださいました涙。

「とんでもない雨の日にお誘いしてごめんなさい汗。」と謝ると、
「こちらのお宮様、何かあると雨が降るそうです。」とのこと。
「天=雨」でもあるのですね。
これは、歓迎して頂いている!と都合良く解釈して、
ありがたく雨の中お参りすることにしました。

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天日陰比咩神社。
天の太陽と月の女神様ですね。
心が洗われる、素敵なお宮様でした。

次は、不動の滝へ。

10年程前、自分に苦しみ、
(今もまあまあ苦しんでるかも笑)
何度か足を運んで打たれたことがありました。
10年ぶりの参拝です。

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普段は白い水が、大雨で濁っています。
この距離でも、
砂の味がするほど滝の飛沫が飛んできていました。
そばにはお不動様が置かれています。
心身に溜まった悪いものを
滝が流して、お不動様が燃やしてくださる場所です。

今回は滝には入れませんでしたが、
大雨が10年分の悪いものを流して、
お不動様が今の気持ちを受け止めてくださいました。

そして雨の宮古墳へ。
古墳は1基のみでなく、この辺りに36基あるそうです。
なので、雨の宮古墳でなく、雨の宮古墳です。

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大きすぎて私のスマホでは収まりません。
今立っているのが前方後円墳の2号墳、
右奥に見えるのが前方後方墳の1号墳です。

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1号墳です。

4世紀の中頃から5世紀の初めに造られた地方豪族のお墓だそうです。
最初にお参りした天日陰比咩神社に相当するかどうか
断定できないそうなのですが、
かつて天日陰比咩神社が建てられていたそうです。
雨の宮、天日陰、天や雨に近い地域なのですね。

1600年前、山の奥の方に
これだけのものを造る文化と技術と経済力のあった日本、すごい。

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ポンチョをたなびかせる私。

夏には滝に打たれましょうとお話して、解散となりました。

中能登町、織姫にまつわる伝説が多く伝えられていて、
今回めぐった以外にも
見るべき場所がいくつかあったと後から知り、
愕然としております。

お出かけ後、地元局で放送された番組です↓。
古墳の全容や織姫の言い伝えが分かりやすいです。
「能登上布」という機織り物が伝えられているそうです。
機織り体験も、例の禍の状況を見ながら行われているようです。
機織り、したい。
まだまだ中能登町に呼ばれている感。
この夏、中能登町の旅リベンジしたいです。





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