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2024年1月20日 太陽水瓶座入り 変革は足元から巻き起こす

1月20日 23:08頃。太陽は水瓶座へ入りました。暦の上で昨日は「大寒」。1年でもっとも寒いときです。

寒さは冷静さの象徴なので、水瓶座の季節はもっとも客観的に物事を判断する時期にあたります。感情やルールに左右されず、今後の方向性を見据えながら物事の取捨選択をしましょう。それが次の春分を支える土台になるはずです。

そんなクールな水瓶座ですが、今回は太陽が4ハウスにいるときに水瓶座へ入りました。

4ハウスは水瓶座のクールさとは真逆の領域で、
家族や身近な人との絆、自分自身の記憶など、自分を形作る内面的な世界をあらわします。無意識のうちに染み込んでいる今までの生き方パターンを知り、変化を促していくことになるでしょう。

 
さらに、太陽には冥王星が重なって、翌21日に水瓶座へ入り、特定の基準ややり方にとらわれず
「個性で生きる勇気」が問われる1ヶ月でもあります。

冥王星は奥底に隠されたものは、全てをひっくり返してでも掘り起こそうとする天体です。それが太陽と共にとなると、この1ヶ月の行動様式に気づけば色濃く反映されます。そもそも水瓶座の季節は、社会的な評価や実績にとらわれない自分の考えを見つめ直すときですが、冥王星水瓶座入りの影響で、この意味はより一層強調されることになりそうです。

 
 
4ハウスは、家族・家庭・日常を表しますが、その本質はかなりセンシティブです。私たちが生まれたとき、最初に関わるのが家族のため、この意味づけがされていますが、このテーマを掘り下げると「こういうやり方でならば、自分はこの世に存在できる」と自己認識してる領域と言えるのです。

もともとがナイーブなハウスですが、今回は太陽&冥王星がいるため、「私は私自身に対して本当はどういう評価を下しているのか」突きつけられるかもしれません。

この自己認識が自分の行動にどんな影響を及ぼしているか?自分自身が心から納得できる人生における意義や役割とは何か?

かなりシビアですけれども、これを自問自答し続ける1ヶ月になりそうです。

そして、このテーマと向き合うためにも、冥王星水瓶座時代がもとめる「個性で生きて新しい風を吹かせる」ためにも、「誰とどこで過ごすか」=太陽4ハウス=心のホームは重要ですね。

今回のテーマは、水瓶座の季節が終わっても今年は何回か浮上し続けます(くわしくは下の記事をごらんください)。


つまりどうやっても、今年は逃げられませんので
どうせ向き合うのならばなるべく早い方がgoodです。

特に太陽は私たちの行動に無意識的に影響を与えてくれて、基本的には成長曲線を描く天体です。これが月だとメンタルに来ますが、太陽はそういうリズムとしてスラスラと行動しやすいので。月相をうまく活用すると、太陽水瓶座を取り入れやすいので、下の記事か、日々インスタグラムで投稿している月のフェーズを良ければごらんください。


ちなみに、今回の太陽水瓶座入りのすこし前には
太陽と冥王星が山羊座30度の位置でピッタリと重なりました。実はこれは昨年の冥王星逆行の集大成にあたります。

昨年の逆行では、真の精神的自立をめざして、自分と相手の深層心理や物事の裏側に触れることで、内なる夢や才能を引き出しました。1月20日はその結果が出るときです。

山羊座30度は、実行力と構築力を最大限に引き出す意味を持つので、いったい何をゴールとして、現実世界で働き、物事や環境を安定させたいのか?そのために、自分が力を奮えることは何なのか?考えていきましょう。
 
特に昨年夏以降に出会った人、新しい考え方や価値観は、自分の潜在能力を解放するキッカケになるはずです。
 
太陽が水瓶座にいるこの1ヶ月が、冥王星水瓶座時代の礎になることは間違いないので、自分の個性や強みをよく知り、これからの未来のためにどんな貢献をしたいのか、がっつりと向き合ってみてくださいね。


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