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4/9〜5/8 牡羊座新月&日食「傷と愛を融合させる」1ヶ月【8つの月相】

4月9日 3時20分頃に牡羊座新月をむかえました。今回の新月は皆既日食。日本では観測できませんが、活動宮でおきる日食は影響が強い説もありますし、今回のチャートは牡羊座とも関連が深い自分軸形成に重要な1〜2ハウスが強調されています。
 
さらに来年からは土星海王星も牡羊座に入っていきますし、今回の日食がおきた度数に土星が接触するのも2027年とかなり近いですから、今後の日本と私達を作るテーマが隠されていそうでなりません。




🌑 4/9 牡羊座新月(種まき)


 
今回の新月は牡羊座20度。20度=信念を確立する度数です。昨年11月の蠍座新月から今年3月の魚座新月まで、新月はずっと21度=跳躍度数でおきていました。

にもかかわらず、12月の蟹座満月以降、対となる満月はすべて6度=現実を知る度数でおきていたため、新月で張り切って始めた割には、満月で現実的な着地を余儀なくされることも多く、感情の波が激しく移り変わっていましたね。

今回の牡羊座新月−蠍座満月も、その雰囲気はありますが、牡羊座の血の気の多さと、蠍座満月の不屈精神で、なんとか乗り越えていきたいものです…。
 
 
今回の新月は牡羊座×2ハウスで「個」の意識が強まります。ただやはり、一筋縄ではいかない雰囲気は新月図からも感じられます。

 
そもそもドラゴンヘッド側でおきる日食なので、新たなステージへ挑戦のとき。今までにないものへ立ち向かう機運が高まります。さらに今回はキロンと重なり、コンプレックスや不安とどう共存するかがカギです

 
新月からすこし離れて、逆行中の水星と一石投じる系のエリスがぴったり重なっています。4月2日〜4月25日の水星逆行は「周囲の影響にのまれずにうまく波を乗りこなして閃きを得ること」がテーマです。人との関わりを恐れず、もう一度まっすぐ向き合うための3週間でもあります。

 
先が見えないことを楽しみ、ぶつかって怪我するまで(笑)、周りからインスピレーションを得て、あれこれと試してみましょう。

 
そして、牡羊座とも関係ある、「私」を表す1ハウスには火星・土星・ネッススが重なります。ネッススの思い通りにしたい欲求と火星の意思や直感を土星がゆっくり形にする配置です。ただし天体がネガティブに作用すると、土星が火星ネッススを抑圧して、衝動を抑え込んでばかりいると、爆発して暴走する可能性もあります。

 
自分の素直な気持ちと、欲求や直感を大切にしつつ結果を焦らずにゆっくりと進むこと。自分の状態をこまめにチェックして、バランスをはかっていくことが大切な新月です。 


🌒 4/12 クレセントムーン(動き出す)


新月の目標を設定したいときや、私の素直な気持ちって何だろうと感じるときは、クレセントムーンがおきる月双子座がカギです。
 
双子座は頭の中にあるものを伝えずにはいられない星座。知的好奇心やおしゃべりがスタートダッシュになって、牡羊座のバイタリティや「私」を感じさせてくれます。
 
ただ、双子座が新しいものを求める一方で、昔からあるものから学ぶことも大切です。このあたりから、「新旧の葛藤」を感じるかもしれません。

🌓 4/16 蟹座上弦の月(行動確認)



活動宮同士の上弦の月のため、2つの価値観の両方を叶えたくてオーバーヒートしやすいときです。

月は蟹座27度5ハウスで、蟹座の愛着心に変化がもたらされるでしょう。

「自分に素直でいたい」「こうしたら良いのに」 
と変化を求める気持ちもあれば、「今までずっとこうしてきたし」「なんだかんだ愛着もあるし」
と安定を求める気持ちもある。

どっちとも決められないし、どっちを取れば良いの…!?と葛藤するかもしれませんが、大切なのはどちらか片方を切り捨てることではありません。

新しいものにも古いものにも、自分にとって大切なものがあるはず。それが何なのか向き合えば、
24日蠍座満月では「とある答え」を見つけられるでしょう。

 

🌔 4/20 ギバウスムーン(問題提起)


上弦の月で解決しきれなかった課題は、このタイミング濃縮されて噴出します。

ギバウスムーンの月は乙女座5ハウス。結果や方法に対するこだわりや、正論をぶちまけたくなるときです。

 
一方で月は木星天王星とトライン(協調)を形成しています。あまりこだわりすぎると自分の可能性すら見えなくなってしまう。何が大切?何を残す?あなたは何ができる?とことん問いかけられるでしょう。

  

🌕 4/24 蠍座満月(気づきと見通し)


「こだわり」「愛を注ぐ」「もっと妥協せず」「視野広げて」こんなキーワードが浮上する満月です。

 
満月がおきるのは5度。創造力や冒険心が試される度数です。月蠍座×太陽牡牛座の軸はこだわりの強さを、月5ハウス×太陽11ハウスのラインは逆境を超えることをあらわします。
 
一方で、満月は冥王星8ハウスとスクエアです。
逃れられない壁に直面して、ある種の洗脳に気づくかもしれません。

そこで蠍座の出番です🦂「その方向性って本当に大事?本当に?命かけられるほど?」と問いかけたいとき。

AC(テーマ)とMC(ゴール)も蟹座×魚座で水が強い満月です。愛が深まるか、周りに呑まれるかは
あなた次第。MCには土星とネッススも重なり
負の連鎖を断って先へ向かう力が試されるでしょう。

🌖 4/28 ディセミネイティングムーン(シェア)



ディセミネイティングムーンは、月射手座24度でサビアンシンボルは「青い鳥」。満月がおきた蠍座と関連する8ハウスにいます。

  
オープンマインドで命をかけたい愛について語ることで、満月の気づきが煮詰まります。新月〜満月までは葛藤でかなりドロドロしていましたが。
ここからシフトチェンジして、少しずつ軽やかになっていきます。

 
ただし愛が煮詰まれば、ぶつかるものも出てくるのが次の下弦の月です。

🌗 5/1 水瓶座下弦の月(内面確認)


月水瓶座×太陽牡牛座で、計画は落ち着いて立てられますが、こだわりが強すぎる傾向が見られます。月は2ハウスと3ハウスの間に位置し、自分の価値観へのこだわりが情報の取り方にも影響を与えて、視野が狭まるかもしれません。

さらに、小惑星ネッススがICに重なり、満月で断ち切った連鎖の残党が浮上しそうです。水瓶座=未来志向な星座ですが、あまり意識が高すぎても
逆に停滞するので、ときには目線を下げることも忘れずに。   

🌘 5/5 バルサミックムーン(自己理解)


先月からひきつづき、月魚座でおきるバルサミックムーンです。前回は魚座2度で感受性の高まりに影響されすぎるところがありましたが、今回は魚座30度。次の牡羊座で新たに生まれ変わる一歩手前の段階です。

 
さらに月は11ハウス。海王星とも重なっており、強すぎる愛もこだわりも、現実への恐れを手放せば魂レベルの願いにつながることを示しています。

そして次の牡牛座新月へ。次回の新月のサビアンシンボルは牡牛座19度「新しく形成された大陸」。潜在意識レベルの独自の感性を知り、それを貫く意味を持ちます。

 
バルサミックムーンで心を開放すれば、まだ見ぬあなたの感性が浮上してくるはず。

 
5月8日の新月は9ハウスでおきるので、その感性を種に、さらなる高みを目指して飛躍することになるでしょう。

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