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納棺師とは? |終活・エンディングノート・大阪


こんにちは!
大阪で活動している
楽しく生きていくための終活ライフケアプランナー 吉原明日香です!


映画「おくりびと」で知られるようになった

納棺師

今回はこの納棺師についてお伝えします。

納棺師とは?

納棺師の仕事を簡単に言えば「亡くなった方を棺に納めること」です。
ですが、ただ納棺すれば良いというものではありません。

ご遺体を綺麗な状態にすることも大切な仕事で、ドライアイスを使用してご遺体の腐敗を抑えたり綿を使って表情を良くしたりします

亡くなった方に衣装(死装束/エンディングドレス)を着せたりお化粧(死化粧/エンゼルメイク)を施すのも大切な仕事の1つです。

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また、葬儀の進行を担うこともありますので、葬儀の進行をスムーズに行うことや、ご遺族への関わり方の配慮なども大切な仕事です。

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納棺師の呼び名

納棺師は湯灌(ゆかん)や死化粧なども行うので別の呼び方として
湯灌師(ゆかんし)
復元納棺師
おくりびと
などとも呼ばれていますが、呼び方に規定はなく一般的に「納棺師」と呼ばれています

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納棺師になるには?

納棺師の仕事に就くにあたって、資格や学歴というのは必要ありませんが、当然亡くなった方に触れて作業をする方法や、葬儀の流れなど様々な知識や技術を身に着けなければなりません
そうしたことを学ぶには
①葬儀や納棺師に関係する専門学校へ入学
②葬儀会社に就職
③納棺・湯灌の専門業者に就職
などの方法があります。

納棺師とエンバーマーの違い

壇蜜さんが"納棺師の資格を持っている"と言われていますが、上記の通り、納棺師には資格がありませんし、壇蜜さんがお持ちなのは以前の記事にも書きましたが、納棺師ではなくエンバーマーです。
(エンバーミングの記事←クリック)

納棺師とエンバーマーの違いを簡単に説明すると

・納棺師…ドライアイスなどを使ってご遺体の腐敗を遅らせる処置までで、主な仕事はあくまでも納棺するまでの身繕いやお化粧などの作業を行う人。

・エンバーマー…ご遺体を消毒し、体内に防腐剤を注入してご遺体の防腐処置を施し、ご遺体の保存期間を延ばす処置をする仕事で、免許が必要
また身繕いや死化粧もできる。

…といった感じです。

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エンディングドレスの希望がある場合は納棺師へ依頼

最近では、亡くなった方に死装束ではなくて「最期に着せてあげたい服を着せてあげる」という生前の故人やご遺族からの希望を受け入れてくれる病院や施設も増えています。

しかし、病院の看護師さんや施設の介護士、スタッフは『ご遺体(死後硬直した体)を扱うプロではない』ので、着物や民族衣装などといった複雑な衣装を着せてあげるのはとても難しいことです。

病院や施設でできるのは、最低限のご遺体の消毒と仏衣への着替え、死化粧という【エンゼルケア】のみです。(介護施設によっては死後の作業は全て葬儀社に任せる場合もあります)

なので、もし最期に着たい服…いわゆるエンディングドレスの希望がある場合は、予め納棺師に依頼をしておくか、納棺師がいる葬儀社、もしくは納棺を行う業者を探しておいてくださいね😊


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