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【新卒3年目】業務委託でPdMをやるということ

こんにちは。SUZURIで開発ディレクターをしているきなこです。
社会人になって3年目に突入しました。写真は業務委託先の方と食べた美味しいパンです。

さて、私は本業で開発ディレクターとしてプロダクトの機能改善に尽力しています。(それ以外にもキャンペーンの企画とかもやってます。)

そんな私ですが、22年3月から23年3月(先月)まで本業とは別に業務委託としてPdM兼デザイナーという働き方をしておりました。今回は区切りとしてこの記事にその内容や感想などをまとめることとしました。

✔️ こんな人におすすめな記事です

・私も業務委託で働いてみたい
・業務委託(副業)でPdMやるってどんな感じ?
・どんな感じで働いてたの?本業との両立とかどうやってたの?

どんなことしてたの?

生活習慣病の重症化防止を目的とした事業展開している会社で、オンライン完結型の生活習慣改善支援を行うサービス周辺の改善施策の進行やデザイン作成、インタビューの設計などをおこなっていました。

詳細は書けませんが、生活習慣改善指導を受けるユーザー側の利用するアプリの機能改善や、業務効率化を目的に指導を行う医療スタッフの利用する管理画面の機能改善などに取り組んでいました。

PdMといいつつ、要件定義や進行にとどまらず画面の情報設計やUIデザインもガッツリ入るような業務内容でした。

なんで働くことになったの?

  1. 元々デザイナーとしてアルバイトしていたから

  2. 事業内容にとても共感していたから

  3. 本業と大きく違う事業ドメインで力を伸ばしてみたかった

元々デザイナーとしてアルバイトしていたから

大学1年生・大学4年生の時にデザイナーとしてアルバイトさせていただいていた会社でした。

卒業時にも「業務委託でいつか戻りたいです!」という意思表明をしていたこともあり、本業が落ち着いてきた2年目に差し掛かるタイミングで業務委託として再度ジョインすることができました。

業務委託を知るルートについて、他には知り合い経由で紹介してもらったり、前職に業務委託として残ったり、YOUTRUSTなどのサービスで声がかかったりする感じかと思います。
次に業務委託をするときは YOUTRUSTで探してみたいです。

事業内容にとても共感していたから

自身の親族などを見ていて、病気は割と身近な存在でした。(重篤なものではないです)

なので「人間は病気にかかる前提だけど、重症化したり辛い生き方になったりしないようにすることが大切」という意識が自身の中に根付いてました。

業務委託先の事業内容と私の健康に対する考え方が近い部分があり、とても共感できたので「私も事業を広げる一員となりたいぞ!」という気持ちから業務委託を始めました。

本業と大きく違う事業ドメインで力を伸ばしてみたかった

私の本業はオンデマンドグッズ作成サービスという、どちらかといえばエンタメ領域のサービスになります。

そのため、医療領域という大きく違った領域でのプロダクト開発はターゲットや施策の考え方、進め方なども大きく違い、学ぶことはとても多かったです。

また、業務委託として携わるため、時間が限られた中でどれだけの成果を出せるのか自分を試してみたかった、鍛えたかったというところもありました。

どんなことを学べたの?

具体的な業務内容に触れることが難しいので、箇条書きでふんわりと紹介します。

元々のスキルが磨かれた部分

  • 社内での調整力(情報を自ら取りに行き、ステークホルダーとやりとりするなど)

  • 仕事を自ら作り出す提案力(プロダクト改善だけではなく、業務効率化の提案など)

  • 情報設計やデザインなど

  • ユーザーリサーチの知見(主にインタビュー準備や振り返りなど)

  • ミーティングを円滑に進めるための準備力やその方法を人に伝える力(?)

新たに身についた部分

  • 健康に過ごすための生活全体の時間調整力や体力

  • 医療分野の競合サービスに関する知見

  • 40~60代の方をターゲットとした機能改善に関する知見

  • 限られた時間での社内メンバーとのコミュニケーション方法(非同期、昼休みを使うなど)

なんで辞めたの?

ざっくり話すと以下の2つです。もっと詳細が聞きたい知り合いの方はDMとかで質問待ってます。

  1. 本業との両立が厳しくなってきたから

  2. 個人開発や英語の勉強など、自己研鑽の時間を作りたかったから

本業との両立が厳しくなってきたから

業務委託の稼働時間は主に平日18時〜20時、もしくは19時〜21時といった感じでした。
土日は社員の方がおらず、コミュニケーションが取りにくいこともあり、平日の稼働を依頼されてました。

しかし、本業を業務委託の時間までに切り上げ、業務委託を行い、ご飯を食べてジムへ行くという生活はなかなかに厳しく(ジム行かないと運動する機会が全くないので…)生活との両立が徐々に厳しくなってきました。

土日にできるようなお仕事があったら無理なく両立できるのかも、と現状は思っています。
(実際、他の会社のお話を聞いてて、週に1回すり合わせを行い、残りの作業はいつでもOKというところがあったので検討しているような状況です)

個人開発や英語の勉強など、自己研鑽の時間を作りたかったから

3年目を迎えるにあたって、自身のキャリアやスキルについて考える時間が増えました。

そんな中、学生時代にハッカソンや友人とのチーム開発に打ち込んでいた楽しい思い出を思い出し「個人開発がやりたいです…!」という気持ちになったのです。

(人と一緒に行くご飯屋さん選びのハードルを下げるサービスを考えてます。ご飯屋さん選びに悩みを抱える方、良かったら話を聞かせてください)

また、尊敬するエンジニアの先輩が海外への転勤が決まったり、海外のプロダクト開発のプロセスの話を聞いて感銘を受けたりし、英語が理解できた方が世界が広がる!学びたい!という気持ちから英語の学習にも時間を割きたくなりました。

そうなると、いまの自身の生活では実現が難しく、どの時間を削るか考えたところ、業務委託をやめるという選択肢を選ぶことになりました。

さいごに

やめちゃいましたが、とっても良い会社で働かせていただけました。これからも別の場所でPdMとして頑張りたいです。

この記事を見た方が業務委託PdMに対してポジティブな気持ちになれますように。

いただいたサポートはプロダクト開発関連の書籍購入に充てようと思います🙏