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夢はいつか叶うんだ、ってポケモンGOが教えてくれた

本日公開されたポケモンGO5周年の動画が良すぎて涙が溢れたので、この気持ちの高ぶりを言葉にしておこうと思います。

まだ見ていない方いたら、まずはぜひこちらの動画をご覧ください。

叶うわけないと思ってた20年前の夢

動画を見て思い出したのは2016年7月22日、日本のPokemonGOリリース日の記憶。

ずっと待ちわびていたくせに、私は完全にPokemonGOの波に乗り遅れていた。何故かたまたまフィンランドに旅行中だったのである。日本の熱狂っぷりを遠い北欧の地から羨ましい気持ちで見守っていた。

帰国日、成田空港から渋谷に向かうバスの中で急いでPokemonGOをダウンロードした。最初のパートナーはピカチュウ。ポケモン青&黄を楽しんでいた者としてゼニガメと悩んだけど、やっぱりピカチュウを選んでしまう。

早くポケモンを捕まえたい一心で、実家に帰宅して荷物を置くや否や家を飛び出す。そんな私に驚いて、階段の上から母親がこう尋ねた。

「そんなに慌てて何しに行くの?」

「ポケモン捕まえてくる!」

こう叫んでドアを開けて一歩踏み出した瞬間、すごく鮮明に覚えている。世界がキラキラしていた。ここはマサラタウンじゃないのに、私の街にポケモンがいる。私は現実世界でポケモントレーナーになったのだ。おおげさかもしれないけど、小学生の頃の夢が20年越しで叶った瞬間だった。

この出来事以来、「夢っていつか叶うかもしれないんだ」とぼんやり明るい光を感じるようになった。未来に対して、なんとなく前向きになった。5年10年じゃ難しいことも、もっと長い目で見れば無理じゃないかもしれない。

将来自分に子どもができて突拍子もない夢を語ったとしても、きっと私は無理だよって思わず、心の底から「夢が叶うといいね」って言えると思う。

だって「私の街でポケモンを捕まえたい!」なんて当時ありえなかった夢だって、20年後に叶っているのだ。大丈夫。

夢を実現するために主語を「みんな」にする

でも、そもそも夢を忘れちゃったら叶いっこない。人間ってすぐに忘れるものなので、夢も浮かんでは消え浮かんでは消えしているのではないだろうか。

実はポケモントレーナーという20年前の夢も、大人になった私はすっかり忘れていた。それでも叶ったのは、夢の主語が「みんな」だったからだなぁと思う。

みんなポケモンマスターになりたかった。そうでしょう?

冒頭の動画に出てくるこの言葉にうるっとしてしまう。世界中に同じ夢を描いている「みんな」がいたんだな。そしてその夢を抱き続けた世界のどこかの知らない誰かが、テクノロジーの力で夢を現実にしてくれたのだ。ありがとう。

そう考えると、夢を自分ひとりのものにしていると叶う確率は低くなるんだろう。自分ひとりでできることは限られているし、すぐに忘れてしまうから。

まず自分自身が忘れないために、夢は文字とか絵とか、自分の外側に出力しておくことが大事。これで自分自身は忘れない。忘れても目にしたとき思い出せる。

そしてできれば、外部出力した夢は他の人にも共有する。もっと欲を言えば、一緒に同じ夢を見てくれる仲間に出会えたら最高だ。

この動画を見て涙が出た理由はきっと、一緒に同じ夢を見る人たちが世界中にこんなにいるんだ!という驚きと嬉しさが溢れたからだと思う。世界中の老若男女が私と同じくポケモンが大好きなのだ。知っていたけど、今回の動画で改めて感じた。今の私ももちろん嬉しいんだけど、自分の中にいる小学生の私も喜んでいる気がする。

ポケモンは初めて出会った頃から32歳の今までずっと、心を熱くしてくれる大切な存在だ。これから先も、きっとポケモンは私のことを笑顔にしてくれる。

最後に、ポケモンに関する私の夢は「いつかポケモンとコラボした仕事をすること」。忘れないように外部出力しておく。今すぐは難しかったとしても、もっと先の未来で叶うといいな。

おしまい。

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