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コロッケパン①

ハローワークからの帰り道(わたしが大学に入学してから卒業するまでずっと工事中の隣の道)を歩いていた

卒業のときには開通しているはずの道だ

卒業して暫くたつけれど未だに開通されておらず
工事の車が行き来している

いつになったらここの道はひらけるのだろう

多分、この暑い日差しの中
工事の警備をしているおじさんも同じことを思っているだろう

でも、この工事が終わると次はどこに行くのだろう?
でも、この工事があるおかげでこのおじさんは働いて生きているんだよなぁ

しょんぼりしながら職探しをしているわたしのことをハローワークのおじさんは
「若いんだから自信持たなきゃ、もったいないよ」と言った

その言葉を思い出しながら
わたしは警備のおじさんが羨ましいと思った

羨ましいです。おじさんは働いて生きているのに
わたしは未だに正社員の職ではないのです。

なんて伝えたらハローワークのおじさんと同じことを
言われそうな気がした

若いか若くないか
働いているか働いていないか

お金を稼いで生きるって難しいなぁと
考えながら工事現場を通り過ぎた


13時からのバイトまでの間
お腹が空いたので近くのパン屋さんに寄った

3年ぶりに入店

すでに2名のお姉様方がパンをみていた

その後ろに続くように
食べられそうなパンを探していた

食べられそうな というと失礼だけど
私のお腹は厄介なので
少量のものを食べないと後々大変なのだ

お惣菜パンの中に、ミニコロッケパンを発見
そのすぐ隣にもミニなお惣菜パン

悩んだけど、ミニコロッケパンをトレーに載せた

それだけだと、お腹すくかなぁと
自分に甘いわたしは、デザートにあまぁい砂糖が
まぶされた揚げパンツイスト的なのを付けてあげた

この2点を購入

早速、イートインコーナーで食べることにした

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