若干の毒親風味

親には感謝するところも多いが母は毒親の一面も持つ。
裕福ではない中で子に教育を施し、けっこうな厳しさをもって躾けてくれて衛生的な環境、食事を提供してくれたことには感謝。

なんだけど、とにかく愚痴が多い。
私は小学校高学年から愚痴を聞いて育った。
父の、祖父母の、田舎環境の愚痴、悪口。
加えて辛い環境の中で自分はいかに耐え頑張ってきたかという自分語り。
肉親の悪口を言われて悲しいなんてのは通り越して他人の波乱万丈エピソードを聞く感じ。
最近の義実家びっくり、もやもやネタマンガみたいな。

実家を出てからは愚痴にさらされる頻度は減ったけど、なんかあると電話来る。近況報告や野菜送るとか用事もあるから無視はしないし暇だったら聞いている。

ところが、ここ数か月、実家が不穏なのだ。
愚痴が増える事情もわかるのだが、ものすごいテンションで電話かけてきて2時間しゃべり続けて、それが週に数回とかで洒落にならん。
しゃべっているうちに落ち着くのがいつものパターンではあるが尋常ではなく八つ当たりに近い。
なお、話きくだけではなくて弟や父に相談したり実家にで作業したりはしている。

そして先日、実家帰った際に些細なことが逆鱗に触れたらしく3時間愚痴られた。愚痴というか攻撃された。

トークの8割を占める何度も聞いた昔のエピソードは要約でよいとか思いつつ、整理して時折問いかけてはみたのだが散漫かつ地雷が多すぎてわけわからんし、本人もどうしたいかわからんのだろう。
共感してほしい、聞いてほしいのはわかるが、あの剣幕はないわ。
結局、自分は正しい、いうこと聞け、機嫌とれ、以上。あほくさ。

あと、自分語りの際に自分は経済的な自立ができなかったから離婚せず、そのおかげで教育もでき片親にもなんなかった。でも私(娘)はさっさと離婚した。孫にとってそれはよかったのか、結婚生活の忍耐も知らず過ごすことはどうなんだと時々思うとか言われた時は頭来たが無言を通した。

あほくさ。時間の無駄。そして、ただのはけ口にされてたんだと強く思った。
子供時代のロング説教も八つ当たり、かわいそうな自分語り、自己肯定トークの方が長かったので似たようなもん。

午前3時、本人も眠くなったらしく解放された。

ということで光明真言と懺悔文唱えて寝た。↓ 懺悔文解説
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%87%BA%E6%82%94%E5%81%88

愚痴は三毒のひとつですからね!

話している様子は母が忌み嫌う人とそっくり
内容もどっかできいたような
写し鏡とはよく言ったものだ
(なんてとても言えず)

翌日は神棚の神様と仏壇の阿弥陀さまとご先祖に『私の手には負えません。あとはよろしくお願いします。』とお願いして帰ってきた。


しばらく距離を置こう。



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