見出し画像

我が愛しのレンズ OLYMPUS S ZUIKO 28~48mm 1:4+SONY α6400

まだまだ外は寒いので、今回は昔ハマった陶器を真剣に陶芸窯と工房を作るつもりで用意した茶室で撮影。(ギリシャ風だから真っ白です)28〜48mmといえば私の場合室内ですが、店舗設計をしていた頃は「竣工写真」と言ってお店が仕上がると予算を付ければ社内の専門カメラマンに撮影をして貰えて、それに立ち会うのを楽しみにしていました。

1990年代の初めですから撮影はもちろんフィルムで、社内とはいえいずれ独立して建築を専門にしたいと言っていたカメラマンが使っていたのはあのリンホフ!蛇腹のついたレンズで煽ったりできる本格派で、布を被ってピントを合わせる昔ながらのスタイル。依頼はしても立ち合いはしない設計者が多かった中で、夕暮れ時の「マジックアワー」に撮影する路面店での立会いは、自分の設計した店舗完成の感慨も相まって忘れられない幸せなひとときでした。

ですので、中望遠を常用レンズにしていた私にとって広角28〜48mmは内装屋の矜持みたいなもの。主に仕事で活躍しました。

画像1

最短撮影距離は0.65m、今回のような色味はピントが合わせづらいなと思ったのですが、そこはデジタルのMFアシストで液晶画面をダブルタップするだけで拡大出来ます。(いやはや便利、いつもAF任せで使ったことなかった、汗)

画像2

画像4

OLYMPUS ZUIKO 28~48mm 1:4+ α6400 開放、露出優先A+1.0↑

画像4

SONY E PZ18-105mm F4 +α6400 開放、露出優先A+1.0 ↑

画像5

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm 1:2.8, F4 絞り優先A 露出+1.0 ↑

ZUIKO、青いですね。M.ZUIKO、WBオートだと赤いんですね、気づかなかった。「青く、青き、青の、青い」森田童子の歌を思い出したり。「抜け」の良さが、やはり昔のZUIKOには感じられます。

いずれも撮って出し、無補正です。

上左から栃木・益子のstarnetから連れてきた茶碗、自作、銀座松屋のワゴンセールでGetした湯呑み、自作。少しグリーンがかった湯飲みは、上野の藝祭で学生(陶芸家の卵)が出していた作品。

松屋の湯飲みは、梅の花はいらないなぁと思ったものの、手に持った時のフィット感が素晴らしくて、何度も自分で再現したくてトライしたカタチ。
総じて粉挽きや刷毛目の器が好きです。

和室の棚は自分でMDFにカシュー塗装をしたもの。流石に思ったような白にならなくて、傷があるのもご愛嬌。

今回も使ったアダプターはこちら

レンズはAmazonではヒットしませんでした。中古でも相場は高めかも。

オールドレンズと今時のミラーレスの幸せな饗宴に気づいた記事です。


この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?