ジャーナリングが苦手な人、得意な人
言葉を大切にする人
耳心地の良い言葉、優しい言葉ばかり使う人
人を傷つけたくな人
これらの人は、ジャーナリングで新たな自分を発掘していくのが苦手な傾向にある気がする
言葉を大切にする人
思いとは目に見えないものであり、それを言語化するのは簡単ではない
そのため「自分とはどういう人間だ」「自分の思いはこうだ」というものを表明できてしまった時、それにしっくり来てしまうともう覆したくなくなってしまう
そんな人いませんかね
人からの忠告やアドバイスに対して、自分に都合の良い言葉しか受け入れられない人も割とこのパターンではないか
言葉にこだわっている人というのは言葉そのものの力というよりも
“自分のポリシーを示してくれる“という言葉の側面にこだわっているのだ
耳心地の良い言葉、優しい言葉ばかりを使う人
「思い」「大切」「繋がり」「助けたい」
こんな言葉が出てくる人って、嘘くさくないですか?
自分も、人も、世界も、清らかなものがベースであると思っている、またはあってほしいと信じている人はは、心地良くて安全で平和な世界に自分の身を置きたい
そうするとジャーナリングをしても「この世は清らかで美しいはずだ」という前提がそもそものベースとなってしまっているため、その域を抜け出すような深掘りがしづらい
例えば素晴らしい活躍をしている人などを見ては「ほらやっぱり、人に対して素晴らしいことをしている人こそすごい人じゃないか!自分もそれを目指さなきゃ!」なんて思ってしまう
綺麗な面というのは、綺麗にしているから見えるんだよ
または、遠目だから綺麗に見える
メイクだってそうでしょうが
人を傷つけたくない人
まぁ人を傷つけたい人なんていてほしくはないんだが
ここはちょっと個人的に面白いところでもある
そもそも人を傷つける・傷つけられるって、ダメージを負う側を被害者として庇いすぎる前提が強すぎる
元々傷つきやすかった、という前提はないのか?
プレパラートみたいな心を傷つけないようにする方が難しくないか?
人は人の言動に傷つけられるのではない、傷つきやすい性質を持っているから傷つくのだ
このことにどれだけ頷けるかで、この話の浸透度は変わる気がする
傷つきやすい性質を持っている人というのは、生きているうちに知らず知らずのうちにダメージを負いやすい
そのため「人から傷つけられること、人を傷つけることは、悪いことだ」というルールが自分の中で出来上がってしまい、人にもそうしないように心がけて生活している
やられたら傷つき相手を妬み、やっている人を見かけたら怒るし、そのうちそういう人を煙たくなって避けて、気遣いのできる察しの良い人とだけつるむようになる
こういった傷つきやすい人は、人のことも傷つけたくないけれど、何より一番傷つけたくないのは自分のことである
「どうしてそんなことをしたのだろう?思ったのだろう?」と考え進めていくジャーナリングは、これまでの人生で向き合ってこなかった自分・見たくもない自分を見つけるような方向に進むことで、人間的に大きな成長を遂げることができる手段であると私は思っている
一方でジャーナリングは自分に対して考えたくないようなことを自分に対して投げかげ続ける必要も時にはあることから、心の自傷行為に近い行動でもあるなと思っている
「もしかしたら自分は、思っていたよりもひどい人間かもしれない」
「人のために生きてきたけれど、それは自分の虚栄心を満たすためだった?」
「集団の秩序を守るために体を張ってきたのは、属すことのできる集団の中で自分を温め守りたかったから?」
などなど
そんな言葉や考えを自分に向けて放てない人は、人から同様の言葉を言われても割とナチュラルにスルーしたりする
傷つくことを恐れる人は、ジャーナリングが苦手な傾向にあるのではないか
ジャーナリングが得意な人
これら3つを反転させた要素を持っている人は、ジャーナリングで「うわぁ〜、そっか〜」と言いながらも、深掘りのコツを掴むのが上手い人だと思う
・言葉にこだわらない人
悩みを言葉にして解き明かすゴールを目指すのではなく、悩みの最中にしっかり向き合うことがメインだと思っている人は、いつだって悩む過程を存分に生きている
右往左往に揺れては変わっていく自分らしさに対して柔軟に受け止められる
言葉そのものよりも感覚を重視していたりする
・幅広い言葉を使う人
耳心地の良い言葉を拾う人は、他人の発する気持ち良くなる言葉=人に受け入れてもらえる言葉というものに敏感な人
他人に受け入れてもらうことにこだわらず、自分の中の思いや考えがどんなな言葉が相応しいかということに集中している人はあまり耳心地を気にしない
・人を傷つけることに躊躇しない人
「そもそも人を傷つけてなどいない、相手が勝手に傷ついているのだ」
冷徹かもしれないが、自分の感情と事実を分けることが上手な人
現実的に何を解き明かしたいか?となったときに一番邪魔な思い出ある恥ずかしさや罪悪感を抱えながらも思考を進められる人は、ダメージを負って泣きながらも笑って深掘りしていたりする(変態)
以上、私のジャーナリングが苦手・得意な人の特徴に関する持論でした
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