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お客様の成果を全員で追求!「チームで作る」にこだわる、プロダクト部の開発スタイル

現在4,000社以上の企業に導入され、業界No.1のシェア率を誇るあしたのチームの人事評価クラウドサービス(あしたのクラウド®HR)。そのさらなる発展は、開発部門なしにはありえません。

現在、第二創業期を迎えた当社では、「はたらくすべての人にワクワクを届ける」HR Techを創るため、新製品の開発をスタートさせています。

今回話を聞くのは、開発を担うプロダクト部 部長の堀之内 将人、マネージャーの梶田 英邦と檜谷 淳史。「部門を横断したコミュニケーションで、お客様が本当に求める価値を追求し続けたい」と語り合う3人の熱い想いに迫ります!

プロフィール

執行役員 VPoE プロダクト部 部長 堀之内将人(写真・左)
2000年に大手SIerへ新卒入社。その後のキャリアでは、Webサービスの開発やネット広告メディアの運用、チームマネジメントやスクラム導入を推進してきた。あしたのチームではVPoE(Vice President of Engineering)としてチームビルディングやピープルマネジメント等も担っている。

プロダクト部 マネージャー 梶田英邦(写真・中央)
永和システムマネジメントにて長年アジャイル開発に携わる。2021年1月より株式会社あしたのチームにジョイン。自らも手を動かすエンジニアリングマネージャーとして業務に従事している。

プロダクト部 マネージャー 檜谷淳史(写真・右)
HR系サービスを展開する企業に10年ほど勤務。PdMやエンジニア、プランナーなどの業務を幅広く手掛けてきた。あしたのチーム入社後はUXデザインを担当し、現在はPdMの職務を任されている。

お互いをリスペクトできる、精神的に成熟したメンバーが揃ったチーム

執行役員 VPoE プロダクト部 部長 堀之内将人

──まず、プロダクト部メンバーの働き方について教えてください。プロジェクトはどのように進めているのでしょうか?

堀之内:スクラム開発の体制を基本とし、1つのタスクやイシューを複数のメンバーで解決していく「スウォーミング」を採用しています。いわゆるモブワークのスタイルですね。メンバー間の想定や認識の違いによる手戻りが発生しづらくなり、個人作業で発生しがちなケアレスミスの早期発見にも繋がり、結果的に開発速度が上がったとメンバーにも好評です。

このチーム型の開発スタイルに加え、フルリモートワーク体制のため、あしたのチームではエンジニア同士が協力し合う姿勢を非常に重視しているんです。

そのため、プロダクト部は人間的にも成熟した対話しやすい人が多く、お互いをリスペクトできる環境になっていると思います。

檜谷:心理的安全性が高いので、積極的に議論できる空気がありますよね。

HR Tech市場は現在急速に成長していることもあり、ブルーオーシャンの発見が重要なタイミングにあります。その中で、他部署との連携も大切にしながら「お客様にとって本当に価値となるのは何か」を考える文化が、プロダクト部にも根付いてきました。

組織としては業務委託やパートナー企業の方を含めても15〜16名の小さなチームですが、スキルの高いメンバーが集まっています。

梶田:技術面にフォーカスすると、新しい技術やツールに寛容なことも開発部門の特徴だと思います。「これを使ってみたい」と手をあげれば、チームの予算の範囲で自由に試せる環境なんですよ。

新しい言語やフレームワークを積極的に取り入れる姿勢もあるので、エンジニアにとって働きやすい環境だと思いますね。

顧客中心のマインドセットを浸透させた「抜本的改革」を経て

プロダクト部 マネージャー 檜谷 淳史

──「顧客を中心に考え、チームで成果を出す」というマインドセットがプロダクト部内にも浸透しているんですね。

堀之内:2020年11月に赤羽が代表取締役社長に就任し、ビジョン・ミッション・バリューの刷新などが行われました。その頃から少しずつ、社内全体のマインドセットに変化があったように思います。

以前の当社では、残念なことに部署間のコミュニケーションが不足しており、セクショナリズムが生まれやすい空気がありました。営業部門の改善リクエストの意図を把握しきれず、十分な仮説検証もせずに作っている状況では、お客様のことを第一に考えて開発することは不可能ですよね。

この問題を解決する仕組みを作るため、プロダクト部ではここ2年間ほどかけて、着手すべき課題の重要度や優先度を整理してきました。ビジネスサイドのメンバーと相談する機会を増やし、開発に関する議論の場には社長も同席してもらう形を取るようにしたんです。

ビジネスサイドからも開発サイドからも「提案を直接社長にプレゼンできる機会」を設け、合意を形成しながらプロダクトのあり方を検討する。その中で、自己利益よりも会社の利益、売上よりもお客様の変化を考えられるマインドセットに移行できたと感じています。

檜谷:メンバー間の共通認識を揃える目的で、ペルソナ設計のワークを社内に提案したこともありましたが、以前は協力をうまく仰げなくて。「それはプロダクト部内で完結させてほしい」と言われてしまい、頭を抱えることもしばしばでした。

ですが今は、バリューの「Customer-Centric」に沿った顧客中心思考が社内全体に広まり、部門横断で課題の発見を行うようになりました。全社で考え、開発部門としてもチーム全員が協力しあって結果を出すやり方が当たり前になったんです。

梶田:この2年ぐらいは、組織の体質にかなり大きな変化がありましたよね。

とはいえ、正直なところまだまだ現場の課題が多いのも実情です。私は2021年1月にあしたのチームへ入社したのですが、当時はインフラにも大きな課題がある状態でした。

そこで私は真っ先にAWSのシステムアーキテクチャーをよりモダンな構成に変更。誰でも同じ環境を作れるようにコード化(IaC)を行い、再現性を持たせました。

チームによる協力体制を大切にしつつ、自ら課題発見をする姿勢も個々のエンジニアには必要だと感じています。

部署横断で熱く語りあえる環境へ

プロダクト部 マネージャー 梶田 英邦

──他の部門と連携をしてプロダクト開発を進めるというお話がありました。具体的には、どんなエピソードがありますか?

堀之内:「あしたのクラウド®HR」の運用改善を通して、カスタマーサクセス(CS)部との連携が深まった出来事は印象に残っていますね。

以前の開発部門では、CSからあがってきた運用上の要望や質問に答えるだけに終始してしまい、その都度の改善に留まっていました。

しかし現在は、希望に対して必ず「なぜそれが必要なのか?」「どんなシーンで活用するのか?」を掘り下げて確認し、運用フェーズでの技術的なアドバイスをするようになっています。

その結果、CSからも「お客様から喜びの声をもらえた」と報告を受ける機会が増えました。ほんの些細なことかもしれませんが、部署間の連携が深まったからこそ可能になった「あしたのチームならではの価値貢献」の事例だと考えています。

檜谷:現在新たなサービスを開発中なのですが、このサービス開発をスタートするにあたっては、営業やCSの主要メンバーとワークショップを行い、ビジョンを言語に落とし込んでいったんです。

社内一丸となって、どんな価値を提供するのかという建設的な議論ができたのがとても印象深くて。こんなに熱く語り合える関係性は、少し前には考えられなかったので……(笑)。

梶田:技術面に限らず、社内の連携が生まれるパターンも増えていますよね。例えば私はチームビルディングが得意なので、先日もマーケティングチームに顔を出してチーム作りの基礎固めを目的としたワークショップを開催してきました。

直接開発に関連しない部分でも、自分のスキルが活かせるところには積極的に協力していきたいと考えています。

本当に必要とされるものを「チームで作る」醍醐味

──最後に、皆さんが一緒に働きたいエンジニア像について教えてください。

堀之内:まず大前提として私たちプロダクト部は事業会社の開発部門です。なので、あしたのチームのプロダクトに興味があり、お客様にどのような価値を提供するために自分のスキルや経験を活かすのかを自立して考えられる人が向いていると思います。それを踏まえた上で、チームで成果を出すことにこだわれる人と一緒に働けたら嬉しいですね。

梶田:いいチームは、突出した技術を持つ人が集まるからではなく、チームで働くことに対してコミットできる人が集まるからこそ完成すると思っています。

ですから、私たちは選考の場面においても、現時点の開発スキルだけを見るわけではありません。あしたのチームでは「1+1=2」ではなく、「1+1=100」にするためにはどうすればいいかを考えられる人が活躍できると思います。

檜谷:HR業界に閉じることなく「日本全体を元気にしたい、社会をもっと“ワクワク”させたい」と考えている方なら、きっと当社のビジョンに共感できるのではないでしょうか。

開発の中では楽しいことばかりではなく大変な局面もありますが、ビジョンへの共感があれば「その先で実現できる景色」を想像しながら乗り越えられるはず。つらいときでも一緒に笑いながらやっていける仲間たちと「チームで作ること」をこれからも大切にしていきたいですね!

取材協力:CASTER BIZ recruiting

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