3/2 KEN THE 390ライブ

(4/6追記: 関東死闘編の出演者が発表されたので追記。目次の「◆玉露さん」から追記に飛べます。)

2024/3/2 KEN THE 390 UNFILTERED LIVE 2024 at 渋谷 Duo Music Exchange

見てきました。

筆者は客演の方のファンなのでKENさんファンの方が見たら至らぬ点もあるかとは思いますが、感想を書きました。(約1万字)

◆セトリとMC

オープニングアクトroomR
1.Reverse
2.beyond
3.Payback
4.成るようにする
5.afterparty


本人のTwitterから転載

KENさんのセトリも本人Twitterから転載

ライブ当日にセトリ上げるの神。この通りプレイリスト組んですぐに余韻に浸った。

Unfiltered Intro
Turn Up
(2016)
My Time
(2023)
Birthday Cake
(2023)
Nobody Else
(2019)
Clap
(2015)
Knock Knock
(2023)

MC
振り返ったらギョッとするぐらいラップ聞いて帰ってもらうから。SNSで後でセットリスト公開した時ギョッとすると思う

All Day All Night (2023)
→「懐かしい曲から最新の曲から客演から盛りだくさんやるけど、まずはunfilteredの曲から」と言ってアカペラ始まり。この曲でそういうことするのか!と思った

Beyond (2023)
Re:verse
(2020)

ラッパーの中でも声デカタイプだけど、unfilteredは声を抑えめにしているのが多い。ライブでやると差がすごいなと自分でも感じる。epだったし挑戦したいなってのもあった。僕自身が変わってなくても、音源が増えてきたりキャリアを重ねたりするとそれだけでトレーナーとか審査員とか増えていく。だから自分がやったことないラップしてみようとかやったことないアプローチしてみようと思った。

2024年はKEN THE 390にとって何の年か分かりますか?当てられる人いないと思う。株式会社ドリームボーイが設立して10年たった年。それを記念して、2014年ごろに出した曲をやっていきたい。(→この辺で2階建てやらないかな?と思いながら聞いてた。)ラッパーは車とかゴールドチェーンとかお金稼ぎの歌が多い。(→この辺でもう2階建てくるの確信した!)でも俺がそれ言ってもリアルじゃないから、俺が欲しいものの中で一番高いものを歌った。聞いてください、2階建ての家を買おう。(→このMCの入り聞けると思わなかったから最高!)

2階建ての家を買おう(2013)
無重力ガール
(2013)
Shock
(2014)
DREAM BOY
(2011)

MCは曲解説
2階建て→このMC、久しぶりにやった。自分でもドキドキしながらやった
無重力→無重力でも恋に落ちるっていうのを思いついたから
shock→SKY-HI KREVA mummy D。普通頼めない。直電直電直電っていう
DREAM BOY→もはや社歌、とのこと

「ここからは出たり入ったりがすごい」

Monster feat. okano_skywalker (2021)
Anything Goes feat. roomR (from Maison B)
(2023)
真っ向勝負 feat. okano_skywalker, roomR (from Maison B)


Break All (2021)
Overall
(2021)
Call Of Justice feat. DOTAMA
(2017)

DOTAMA / Morning Rush feat. KEN THE 390
(2019)

調子悪い feat. サイプレス上野, DOTAMA
(2018)

Chase feat. Fork,サイプレス上野 (2013)

インファイト feat. Fork
(2017)

衝突 feat. Fork,Zeebra
(2023)

Zeebra / Street Dreams feat. KEN THE 390, Fork

Teenage Dream
(2020)
LEGO
(2012)

(グッズのTシャツを着て登場)かねがねアンコールってただの物販のお着替えタイムなんじゃないかと思っている
自分も大変な時とか新譜やライブを楽しみにしてやってきた。記憶に残るような、あの時楽しかったなと頭の中でリフレインできるようにしたい

en
リフレイン (2018)


◇どこで言ってたか忘れたMC
390だし3/9とかではないけど3月に何かしら自分の興行をやりたいと思っている
city gardenとimpact、今年もどちらもやる
今年もアルバムを出す。曲を書けば書くほどアイデアを思いつく(すごいな。なんだそれは)
バンドやってた時はコピーバンドだったけど、ラップ書き始めたらすぐに1曲できてまた書いて…を続けて今に至っている。もう25年もやってるのに次のアルバムが一番カッコいい俺なんじゃないかと思えてる(素晴らしいコメント。ファンは嬉しいだろう)
break allで自ら投げ出した厚生年金!って言ってるけどそこから株式会社つくってもう一度厚生年金に戻ってる。自分の保険証にも株式会社ドリームボーイって書いてる。息子と娘の保険証見たときいよいよだなって思った

◆はしがき

※どうしてもFORKさん(ICE BAHN)ヘッズのため、ここから先どんどん話が一度折れたり道をそれたりします。すみません…でもギリギリでKENさんの話生き残っているはず…

◇3/2(土)KENさんのワンマン(FORKさん客演)

3/3(日)横浜bridgeのBay Blues Sunday(ICE BAHN出演)

◇3/4(月)フリースタイル日本統一関東死闘編の収録
(関連性は不明だが、なぜかICE BAHNのツイッターアカウントが告知をリツイートしていた)

と奇跡的にイベント予定が続き、土日も重なる好日程だったため、久々に遠征した。1年以上ぶり。

→このうち3/3のイベントは2/22に延期が発表され、今回はICE BAHNのライブを見ることはかなわず。日本統一の番組観覧当たっていて良かった。3/3は横浜観光に切り替えた(別記事参照)。それはそれで楽しかった。でも2カ月前から少しずつICE BAHNの音源インタビューライブバトル全て見返して予習していたためショックは大きい。年内にはbridgeで行われる何かしらに行きたいが、秋〜冬ころかなと考えている。スポラ行くんだけど、ワンチャン来ないかな?

◆好条件

ICE BAHNおよびFORKさんは毎月のレギュラーイベントをはじめいろいろなイベントに出ているから、見れるチャンス自体はある。けれども首都圏は気軽に行ける距離に無い。

今回は色々好条件が重なった。

①日程発表が早かった
3/2のKENさんワンマンは告知出たのが1/12。
3/3のBBSは12/1にはもう日程出ていた。
3/4の関東死闘編は2/7観覧募集開始。

例えば昨年のフリースタイル日本統一初回の番組観覧は7/30募集開始、8/8収録。12/26開催のFSLは12/18告知。FORKさんが出るイベントでやめてほしい、そういうの。出演者は後で良いから日程だけ先に教えてほしい。特にFSL、頼む。


②日取りが良かった
まず3日連続でイベントがあったこと。基本的に日帰りはできないから往復の交通費と宿代が飛ぶ。一度の上京でいろいろ予定を詰められれば割安感がある。

お金はまあ有るとしても、休みが取れない。例えば木曜のイベントだと木金の両日休みを取らないといけないが、今回は土日月で、本当にベストofベストだった。


③時間帯が良かった
深夜イベントは私にはハードルが高い。KENさんのライブは18時スタートで、ワンマンだから20時ころ終わるかな?と想像できた。そのぐらいがちょうどいい。


④衝突
FORKさんが参加したKENさんの曲いずれも大好きだが、それらの曲を聴くチャンスはKENさんがいる場でないと無い。これは動機付けには充分。

◆duo music exchange

duoは初めて。でも行ってみたら道玄坂の周囲の景色にめちゃくちゃ見覚えあった。あの辺はO-westでピロウズ見たのが最後かな。

duoは事前に調べたところ「2本の柱が邪魔だけど横長のステージだから見やすい」とのレビューがあった。

会場はO-eastとか色々隣接してて、最初別のアーティストのライブの列に並んでしまった。周囲明らかにバンギャっぽかったから慌てて離脱した。いろんなライブやってるから初見だと、どの列かが分かりにくい。

開場前に整番順で列を作ったりしないんだな?と思っていたら、ドアが開いてからちゃんと整番順に呼ばれた。

入って驚き、椅子有りだった。開演まで座って待てるのは疲れなくてありがたかった。場所取りいらないから飲み物もゆっくり買いに行けるし椅子有りだとトイレにも行きやすい。

いつもドリンクは終演後にペットボトルのものに換えて持ち帰るんだけど、椅子有りだったから公演前に交換した。ミニコースター付きのコラボドリンク!こういうのは嬉しい。

◆開演前

私はライブ自体は結構行ったことがあるが、概ねロック。半分くらいは海外に住んでいた時に見た(ヒップホップだと蟹江とかデラソウルとか)。日本語ラップ自体は好きだけどクラブ文化には馴染みがない。場違い感がある。腰が引ける。その点、KENさんのライブは行きやすかった。

なんとなくそうかなと思っていたけど、女性客が圧倒的に多かった。客演のroomR、岡野さん、ドタさんも女性ファン多いのかな。ヒップホップ的な服装ではない初心者の女でも萎縮することなく行けてありがたかった。子供も高齢の男性もおり年代は幅広いと感じた。

ワンマンはKENさんのことが好きな人たちしかいない(そしてKENさんのファンは結構熱心だ)から、アットホームな雰囲気を感じた。民度が高く治安良くて楽しかったから、IMPACTやCity Gardenなど他のKENさんのイベントも日程に都合付けば是非行きたいと感じた。

◆Unfiltered

日頃KENさんの活動全ては追っていないので理解不足はあるが、感想を書きたい。

ヒプマイ、日プ、審査員、プロデューサーとか色々な角度からそれぞれのフィルター通して見られがちなタイミングでのUnfiltered(フィルター無し)は、時代の空気を映しつつ、KENさんのバックグラウンドが色濃く出た意欲的な作品だった。ヒップホップのコア層ではないところから「ケンザさん」として見られる中、挑戦的なラップをしているところにプリミティブなカッコ良さがあり、痺れた。KENさんの軸はやっぱりラップにある。(ラップの現場だとKENさん、それ以外の現場だとケンザさんと呼ばれていると本人がインスタライブで話していた。)

…と思っていたら初っ端のMCでまさにそういう話をしていて、やっぱりそうか、と感じた。自分は変わらなくても周囲の環境や見られ方が変わるから挑戦していくというのがKENさん。(R指定さんもそう。)FORKさんも軸が全然ブレないのに周囲の環境や見られ方だけがどんどん変わっている。そこでFORKさんは新たなスタイルに挑戦するというよりも、変わらないスタイルのまま研ぎ澄まされているのがすごい。進化系、今が一番その果てにいるのは間違いないが、変わらないっていうのがすごい。

RedとBlueに分かれたコンセプトep(多分)のライブだからセトリどう組むのか楽しみにしていた。赤と青はいろいろなところで使われるモチーフだけど、静脈と動脈か、炎の色か、 KENさんは何をイメージしたのかな。具体的なものより、なんとなくの静と動のイメージで用いた気がする。

セトリ見返してて思ったけどVerses, What I've Done, I'm Readyが入らなかったのか(全部Blueの曲)。Versesはガドロさんいる時に多分やるだろうけど、What I've DoneとI'm Readyは今年のライブでやらないと披露される機会なさそうだから、ImpactかCity Gardenでやるかな?どちらもワンマンと違い、代表曲だけでセトリ組みそうだけど。

What I've Doneの「才能あったやつらをたくさん見た 悪い方ハマってったやつたくさん見た 揉め事や喧嘩ばっか拡散した そんな中ブレずに吐くパンチライン」って歌詞。「もういない」じゃなく「たくさん見た」って言葉選びがいい。揉め事は確かに拡散する。2/19のDis4U(MCバトル)でドタさんがギャグ男さんに殴られているのがめっちゃ拡散していたのでタイムリーだった。バトルの本質的ではない部分の話、かまびすしい。

怖がらずにコアからマス」は踏み方も生き方的にもKENさんにハマってる。「エモいとか言ってる場合じゃない休んでチルってる時間はない」「時がくればオジロクレバだってありえるなら何でも実現しそう」みたいな今しかできない言葉遣いは、そういえばFORKさんのリリックでは見ないな。意識的に使ってないのかな?「Rapがアンチエイジング」KENさん若いからそれなすぎる。プラセンタやってる?とか実際聞かれたことあるのかな。ちなみにKENさん1981年生まれでFORKさん1980年生まれ。

◆KENさん

カメラマンさん入っていて、KENさんのインスタに素敵な写真が上がっていた。

嬉しい!ありがたい!FORKさんもいる!!

私も一眼で撮りたい瞬間がたくさんあった。clean up、今後カメラマン入ることあるのかな。閉店するなら綺麗な画質で残してほしい。できれば映像も。スマホ撮影クオリティじゃなくて。

スクリーンを使っていて、リリックビデオやMVを映していたのも良かった。

KENさんはラップだけじゃなくトークも隅々まで清々しい。爽やか!!サイン貰った時も同じ印象を抱いた。

KENさんの曲は、過去のライブのセトリ見てプレイリストを作って予習した。今回は「Unfiltered Live」というアルバムタイトルを冠したライブだから、アルバム全曲と客演曲、KENさんの代表曲からセトリ組むと予想した、けど予想外はいくつもあった。

28曲もやるとは思わなかった。すごいなー。代表曲がたくさんあるKENさんもすごいし、キャリアが長いから新旧入り混じりっぷりもすごいし。私のようなニワカでもほとんど知っていたし、あの曲もあの曲もやったのにまだあの曲もあの曲もやってないって思えるKENさんはすごい。

やっぱ一番アガッたのは2階建てかな。

◆客演

roomRさんと岡野さんは失礼ながら知らなかったけど、私の周囲(高校生っぽい人も、その親世代も)は逆にその3人目当てで来ており、明らかにブチ上がっていた。「かっこよすぎ!○○くん見たら彼氏もう見れない!!」と興奮していて、とても良かった。熱量と喜びが伝染してきた。

客演楽曲、全員思ったよりやった!!

DOTAMAさんは黒スーツだった!
出演が上野さんと共に後から発表されたから調子悪いだけかなと思っていたらcall of justice入りだし、その後でKENさんが「ドタマくんの曲もやっていいですか?」と言ったとき、morning rushやるの?!と驚いた。3曲の曲の流れが良すぎる。
調子悪いのイントロ流れてKENさんが「もう一人紹介するぜ!」と言って上野さんが出てきた。けど、上野さんが調子悪い歌ったらもう次Chase確定演出きてるから、この辺からもうかなり緊張した。
後から気付いたけど、ジブさんがステージにいる時=FORKさんがステージにいる時だった………

◆終演後

終演後、物販横でKENさんがサインしてくれた。物販はタオル、Tシャツ、CDだったかな。KENさん近くで見ても話しても印象変わらなかった。

CD買ったけど持参したサイン帳に書いてほしいと伝えたら「もちろん!」と言って書いてくれた。名前聞かれ、サインに添えてくれた。(KENさん、KITさん、FORKさん皆名前書いてくれたんだけど、あれはなぜ?転売防止的な?)初めて来たけど楽しかったのでまた来たいです!と伝えたら「ぜひぜひー(にっこり)」って感じだった。あさって日本統一見に行きます!と言ったら「それは何て言っていいか分かんないけどw」と言われた。そりゃそう。実際は、審査員でいた。(これはインスタライブで本人も明かしている。)

物販は、他に岡野さんもやってたかな。サ上さんはステージ近くにいて皆と話していた。ドタさんジブさんは私は見かけてない。FORKさんはKITさん(ICE BAHN)と居た……

◆FORKさん

1年以上ファンなんだけどようやく現場に行くことができた。なぜかというと、初現場の幸福度の最大化のために音源とバトルをあらかた履修したく、20年分勉強するのに1年近く要したから(特に客演曲が多くてどのCDに入っているか分からないとか、入手難しいとか)。あとリリック全部暗記して、自分なりの解釈を持った上でライブで聴きたかった。

FORKさんはICE BAHNのライブだと長年「左側がマイスポット」(アルバッチョの歌詞)で、ライブ映像見る限り複数人ステージにいれば左側にいがちだと思う。この日もステージに3人立つ曲だとやっぱり左側にいることが多かった(客から見て右側)。初っ端から感想がだいぶキモいけど大丈夫でしょうか?

額装して飾っている

FORKさんを目の当たりにしてどう感じたかというと、FORKさんだった。一挙手一投足、徹頭徹尾。初めから終わりまで、頭の先から爪先まで、立ち居振る舞いの全てがFORKさんだった。映像を通すと切り取られた場面しかないけど、そうじゃなくても隅々までFORKさんだった。偶像崇拝じゃなかった。

「FORKさんだった」って何?というと、筆者から見たFORKさんを1万1千字にまとめた記事があるのでこちらを参照。

1曲目はChase。上野さんの客演が発表された時点でやるかなと思っていたが、FORKさんステージにいないままイントロ始まったのでこれFORKさん自分のバースから出てくるやつか…!と緊張した。そのまま最初のフック終わったらサラッと出てきて歌い出した。いや、もう、本当…FORKさんだった……

※FORKさんの曲は動画を撮影したが、ネットには載せずに個人で閲覧したい。

MC挟み、歌詞飛ばした上野さんに「完璧」と言って笑ってた。上野さんが「俺のリリックでKENとFORKくんが笑ってくれるのが一番嬉しいな」と言い出したので、「最近すぐエモいね」と。KENさんがRHYMESTERの武道館で「Once Again」を見た時に隣にいた上野さんに手を握られた話をして、「エモい」「サイプレスうエモ」と言っていた。揶揄されても上野さんは「KEN、本当にありがとう。歌詞飛ばした時に笑ってくれる仲間、本当に大事だ」とエモモード続行していたので「お引き取りください」と言って帰してた。仲良い。

2曲目はインファイト。unfilteredと銘打ってるから、KENさんがアルバムの世界観を見せるライブかなと考え、FORKさんはChaseと衝突の2曲だと予想していた。インファイトも聴けるとは思ってなかった。FORKさんがフックめっちゃ歌ってるのを聴けるインファイト。わーい!

インファイトはFORKさんがリリックを全て解説してくれる素晴らしい動画がある。

3曲目は衝突。私はICE BAHNのヘッズなんだけどFORKさんのリリックで一番好きなのは衝突。(結構圧倒的に衝突好き)ICE BAHNのライブではやらない曲だろうし、ジブさんとFORKさんの客演発表された時点で確定演出が出たので、衝突やるなら行くしかない!と思ってチケットを取った。この曲はWATARAIさんのビートがすごくカッコ良い。ライブで見たらやっぱ最高に首振れる。リリックと同じくらいビートも好きだし3人のラップの音へのハメ方も好き。その3人の音の楽しみ方をすごく感じられるステージだった!

KENさんの「今日ここに来ないと聞けないんじゃないかっていうスペシャルな曲をやりたい」という振りに、ジブさんが「ではここでしか見れないStreet Dreams!」で曲へ。

ジブさんのStreet Dreamsは、2022年4月のジンビームの企画でKENさんとRude-αさんがリリック書いて、昨年6月のCity Gardenでも披露して、ライブでやるの2回目?だと思う。(「FORK ストドリ」で検索するとTwitterに動画有り。)FORKさんはLoyaltyのリリックで歌ってた。

このジンビームのサイファーの方はFORKさんもKENさんジブさんと一緒だったけど、ストドリ作詞にはFORKさんは参加してない。FORKさんはフリースタイルはいくらでもできる人だ。なんでかなと思うけど、ラップ始めたての時にギドラを聴いているし、ジブさんの曲自体に思い入れが強いからではないかなと推測している。

◆KITさん

終演後、KENさんのサイン会の列に並んでいたらKITさんとFORKさんが一緒にいて、もう帰ろうとしてるところだったので慌てて列を抜けて走った。KITさん、マジで居ると思っておらず、見た瞬間、頭爆発した。良かった、自分スマホとか見てボンヤリしてなくて。キョロキョロしてて良かった、本当少し遅ければ帰ってた。

KITさんにサインをお願いしたら快く応じていただき、「ラッパーの中でICE BAHNが一番好きです」と言ったら「ありがとう、頑張るよ」と言っていたと思うけどパニックになりすぎてよく覚えてない。

名前入れてくれた

FORKさんは先に出て煙草吸っていたが、同じくサインお願いしたら「もちろん」と応じてくれた。望外の喜びに私はかなりパニックになっていたけど、FORKさんもサインした後にペンじゃなく煙草返してきたし何故か握手してくれたからテンパリ具合が伝わったかもしれない。そこへ「ICE BAHNが一番好きなんだって」と言ってKITさんが来てくれたので、3人で写真を撮っていただいた。嬉しい、嬉しすぎる。FORKさんに「どっから来たの」と聞かれ答えたら、「?!やばいね」と驚かれた。(遠すぎて)

KITさん、ライブ出てないし数十秒話しただけでそんな嬉しいか?というと、そんな嬉しい。このnoteにどれだけ好きか書いた。(1万6千字)

◆玉露さん

※4/6追記: 関東死闘編の出演者が発表されたのを受け、この項目書き足しました。

3/4 15-21時ごろ、大手町三井ホール。
フリースタイル日本統一、関東死闘編の番組収録を観覧した。

15時集合だけど13時頃着いて、別の階のベンチ座ってたら目の前をジブさんとせいこうさんが通って行った(2人はこの日ラジオ帰り)。

この時点ではまだ出演者知らなかったけど、14時半頃、収録する階に移動したらRunLineくん、MAKAさん、崇勲さん、K-rushさんとかが通り過ぎていって嬉しかった。個人的にランラインくんは、FORKさんの次に喜ばしい出演者。後日、本人がTwitterに「ラップのモチベ落ちててもうあんまバトル出ない」的なことを書いていたから、尚更見られて良かった。

15時前、会場入り口で自分の番号が呼ばれるのを待っていたところ、チーム神奈川が目の前を通り過ぎて行った。(人いっぱいいるな〜急に緊張してきたわ〜って笑ってた。ここで句潤さん確定したのも嬉しかった。)FORKさんが居ることは分かっていたが、収録前に会え、とても幸運に思った。このとき目が合ってオッ!て言われた気がしたが、夫にそれ言ったところ「アイドルのライブ行った奴は大抵それ言うけど、気のせいだよ」と嗜められた。

「はしがき」と「FORKさん」の項に書いた通り、ICE BAHNヘッズとなってからライブに行こうと思い至るまで1年以上を要した。だが関東死闘編の前日のライブが延期となり、その機会はお預けとなっていた。

前々日のKENさんのライブでFORKさんKITさんにお会いできたものの、玉露さん奉行さんに会えるのはいつになるのかなあと思っていた。

番組観覧、私は整番が終わりの方に近く、会場の最後方で見ていた。まだ始まらないのかな〜と待っていたら、目の前を通り過ぎて行った。

玉露さんが!

我慢できず「めちゃくちゃファンです」と話しかけてしまったところ、「どうもどうもありがとう」と応じてくれた。数秒だったけど、魂が救われた。

マナー的に話しかけない方がいいのかな?と思い、他のMCには話しかけなかったけど、好きなMCいっぱいいて心が満たされた。細かい感想は放送開始されたら書きたい。

休憩では、新作のハーモニカが前説同様温めていた。フリースタイルダンジョンのMCのキャッチコピー当てクイズ、楽しかった。私は全然分からず。分かる人すごい。

長時間立つの心配だったけど10分間の休憩が2回あり、その間脚を休めることができた。メディキュット履いてたし靴にインソール入れてたし帰ってからすぐ入浴剤とサロンパス使ったから足の痛みが翌日に残らなかった!

◆あとがき

個人的な「お気持ち表明」をすると、筆者は子どもが生まれてから、休日であっても自分だけのために過ごす時間がない。滅私奉"子"。これまで自分の好きなことをして生きてきたから、今は子どものために生きたいし、休日は子どもが行きたい場所に行きたい。だがKENさんのライブと日本統一の観覧は流石にどうしても一人で行きたいと考え、夫に仕事の調整を頼み、自分も仕事を休み、都合を付けることができた(夫は私がフォークさんカッコいい!と言うとスプーンさんが何?とか言うが、快く送り出してくれた)。

妊娠後初めて子どもから離れ、自分と大好きな存在とのサンクチュアリに居た。もう日常に戻ったけど、喜びの余韻がリフレインしている。楽しかったなあ。

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