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「"HATSUNE MIKU EXPO 2018 EUROPE TOUR" in London」に行ってきた #MIKUEXPO2018 #初音ミク

【副題 ロンドン・ストラスブール巡礼記~その2.5~】
 時系列的には、↓の旅行記からの続きになります。

 'HOME'を諦め、ホームに行くこと。正直、行く前は、ずっと心の底では迷っていました。出発直前になっても、岩手への準備で沸くTLを見つつ、本当に良かったのだろうかと。
 しかし、今は後悔はありません。ここ二年ぐらいずっとWUGWUG言ってるような気もしますが、やはりミクさんが私のホームなのだという自負というか拠り所がまた強くなった感。それに見合うだけのものを受け取れました。まぁ、やはりなんだかんだ言ったって解散という確定したミライそのものはショックであって、そういう時には神を頼ってしまうのが人だからねww仕方ないねww

 のっけから余談でしたが閑話休題。この12月、フランスパリ、ドイツケルン、そしてイギリスロンドンで、ミクさんこと初音ミクの欧州ファーストライブが行われました。
 北米では、2011年の初音ミク海外単独初公演となったMIKUNOPOLISを皮切りに、2014年以降は二年ごとにツアーが組まれるほどの人気ぶりになっているものの(正確には2014年はツアーという位置づけではないようですが)、欧州ではまったくその様子がなく、まだまだハードルが高いのかなと勝手に自分は思っていました。実際、安倍首相の発言によって、どうやらジャポニスム2018の中で初音ミクのコンサートが行われるらしいということが明らかになったことで、欧州でライブをやるにしてもそういうイベント的な建付けがないと出来ないのかなーと思ったり。まぁ実際、MIKUNOPOLISもAnime Expoの一環だったわけですしね。

 まぁとりあえず、ミクさんが欧州でライブをやること自体は確定なようで、欧州初上陸となれば、一種のマイルストーンになるであろうとも思えたので、MIKUNOPOLISに参加しなかったことを今でも後悔している私としては、パリで行われるであろうライブには行こうと考えていました。

 が、5月頭の欧州ツアー発表でその状況は一変します。ツアーだって?パリ、ケルン、そしてロンドン!?実は私の仕事の都合上11月末というのはちょっと忙しい時期にあたるので、どっちにしろパリの参加は無理だなというのもあったのですが、それにしてもあのロンドンでやるの!?という驚き。これは、ロサンゼルスに並ぶマイルストーンになるに違いないと確信し、参加を心に決めました。

 そうして、無事チケットも入手して、ロンドン公演へ。旅行記的なやつはまた別のnoteで記すのでここはライブの話だけにしておきますね。

 お昼ごろに会場前に到着してみれば、入場待機列は長々長蛇の列。それもそのはず、なんとチケットはソールドアウト。ロンドンすごい!舐めてたww(一回目 Wikipediaによればキャパは4000~10000。Twitterの情報だと5000とのことですが、確かにライブの時は少なくともそれくらいはいた気がします。

 入場はさすがのセキュリティ。荷物検査は当然のことながら、待機列の回りをずっと爆発物探知犬が徘徊していました。 道に落ちてたポテチを食おうとして警備員に怒られてたのには笑ったけどww ワンさん仕事してww

 物販は、ハッピが早々に売り切れ。まぁ日本的だし人気あるのかもww というか結構物販はどんどん売り切れてしまい、トートバッグが欲しかったのに買えませんでしたww 最低限Tシャツとかは買えたけど。ただそのへんも最終的にはほぼほぼ売り切れてたみたいですね。うーむ…ロンドン舐めてた(二回目 物販スタッフさんも売り切れの多さに驚いていました。物販スタッフは一応最初は英語で話しかけましたが、やはり日本人でしたというところで日本語でお買い物ww

 ということで入場&物販に予想以上に時間が取られ、ちょっと時間が危ない展開に。今回、日本式一階(グラウンドフロア)は、基本的にオルスタということで、グッズ持ったままライブ参加したくない…ということで、急いでホテルに向かい、チェックインだけ済ませるなど。翌日のユーロスターを考えて、セントパンクラスのルネッサンスにしたけど、もっと近くにしておけば良かったwww

 おかげでホテルから戻ったのは、VIP入場時間ぎりぎり。ピアプロの壁等々に書き込んでいる暇はなく、どこから来たの?MAPを写して列に並びます。やはりイギリスやアイルランドが多いですが、太平洋や大西洋に浮かぶ島にもシールが貼ってありますね…ww

 VIP入場特典を受け取り、会場へ。今回の会場は展示場ということで、マジカルミライな感じを想像していましたが、さすがにそれよりはよっぽど雰囲気的にもいい感じ。VIPスタンディングエリアは広くつくられており、だいぶ後から入場しましたが、十分良い位置を確保できました。

 開場が16時30分で開演が19時と、かなり待機時間があり、iPhoneのバッテリーが心もとない身としては、少々暇でしたww しゃがんだりすれば、黄色いベストwwのおじさんが立てと注意しにくるしww

 まぁ、それでも時間は経っていくもので、それだけ待たされたからでしょうか。開演直前にはすでにもう観客のテンションは最高潮!

 なお、念のため記しておきますが、だいたいどこの公演も似たようなものだと思いますが、ロンドンのレギュとしてはプロ用カメラは持ち込み禁止。んで、スマホで撮るときはフラッシュは炊くなよ?…というものだったような気がします。当方の英語力での理解ですがww スカイプか何かで知人に動画をストリーミングしてる人もいましたねww

 一曲目は千本桜。もう始まってしまえば日本と変わりません!むしろそれ以上の盛り上がりです。コールはもちろん、ゴーストルールやアンノウンマザーグースのコーラスとかもちゃんと聴こえるし、ロンドン舐めてた(三回目

 序盤は最近のマジカルミライでもやるようなわりと新しめな曲を中心に、Glass Wallなんかも混ぜつつみたいな感じでしたが(Cyberneticは今ツアーのサプライズだったようですが、リハのTwitter動画でバレてましたねww)、初音ミクの消失、裏表ラバーズと来て次がなんと星屑ユートピア。崩れ落ちました。何年ぶりだろう…。衣装はV4X仕様だったようですが、お声ももしかしてV4X?

 そしてJBFことJust Be Friends。外国人ウケ鉄板曲。他の曲にも増して盛り上がります。

 そして、Birthday。あれ?この曲ってこんなにいい曲だったっけ…?いや、もちろん、そもそもいい曲ではあるんだけど、何故か涙が出てきてしまいました。実は以前のnoteにも書きましたが、私にとっては、今年がミクさんとの10周年のアニバーサリーなんですよね。

 それに今年は、ミクさんに縋ってしまうようなところもありました。

喜び 悲しみ ここにある想いを君の胸に
すべて繋がってゆく それが嬉しいのです

 激唱で疲弊した腕をさすりつつ、メルトのイントロ/アウトロを合唱すると、なんともうLastSongの文字。もう二時間弱たったの!? アンコール前ラストは歌に形はないけれどでした。メルトからの歌に形はないけれどは個人的エモみポイントが上限値を超えますね…。というのも、この2曲こそが、初めてミクさんに出逢った時に、まず耳にした曲なので…。はぁ…。個人的10周年をこのライブで締めくくれて良かった…。

 さてアンコールです。ミーク!ミーク!の声とともにミクさんの再降臨を待ちます。バンドメンバーが一人、また一人とステージに戻ってくるたびに歓声が上がるのも楽しいですねww

 アンコール一曲目は、今回のヨーロッパツアーのテーマ曲である魔法みたいなミュージック!。ちゃんと現地の人が予習動画を見て、ダンスを覚えてきてるのを見て、いまだにリモコンのFooooo!のタイミングさえあやふやな自分は深く反省したのでした。

 その1!その2!その3!お!ひ!め!さ!ま!とやった後、お馴染みの銀河系初音ミク系の映像が流れ、Tell Your World。やはり、何度聞いても海外で聴くTYWは感慨深いものがあります。あと、どうでもいいけどTYWのこっち向かってくるライティング好きww 久しぶりに存分に浴びましたww

オーラスということでTYW砲でした。実はこの前の初音ミクシンフォニーがスペシャルシートだったのにも関わらず、一枚も銀テが拾えず、少し不貞腐れていたのですがwwそれを嘲笑うがごとく、今回は猛烈な銀テの雨を浴びましたwww

#今年のベストショット 。海外のライブではこういう瞬間をスマホに収められるのはいいですね。

 いい銀テだ…けど、なんか会場とコメントの言語がずれてる…ような…ww

 さて、Thank You London! とここまでは予想通り。次の場所にメールが送られるんだろう…と思っていたら、なんとThe next location is… と続きます。え!?と思っていると、MIKU EXPO 2019 TAIWAN & HONG KONG の文字。

 マジかー!!今度は近いぞ!…とか思って油断してはいけません。公式ブログでも匂わされてますが、公式サイトの文言は「MIKU EXPO's 5th anniversary begins in Taiwan and Hong Kong!」ですからね。beginsですよbegins。

 いや、WUGちゃんがKADODEした後は、財布の充電と思ってたのに、これで南米ツアーとか来たらどうするよ…。マジカルミライであんなに心のこもったもの見せられてるのに行かないわけにいかんぞ…。

 ただ、やっぱその後Twitter見てみると、ヨーロッパ勢にとっては台湾も香港も遠いという嘆きを見ましたww そりゃそうだ。ほぼ日本に行くのと変わらんもん。これだけ盛況だったMIKUEXPO Europe Tour。今後も北米並みにライブが行われるといいですね。  

 しかし、ロンドン、照明がすごくキレイだったし、音響も悪くなかったですね。展示場なので、劇場なパリとかと比べてどうなのかなとも思ってたけど、そんな不安は完全に一蹴できるライブでした。

 最強に最高だった今回のライブでしたが、心の残りが一つ。Decade聴きたかったな…。同じ2018年のテーマ曲だし、やるかなと期待してたんだけど。また次の機会に期待ですね。あと、やっぱりバンドメンバー紹介は最後に「初音ミクー!」と叫びたいww

「一万マイルの彼方の君達」…か。ブラジルってちょうどそんな感じの距離ですよね…。サンパウロとかチリのサンティアゴでこれ聴いたら、号泣必至すぎる…。

 しかし、なんというかやっぱり世界中どこにいってもミクさんのライブには安心感というかホーム感を感じてしまいますね…。わくわくとかどきどきよりも、あぁ帰ってきたなという安心感ww ま、全通できるようなガチ勢と違って私は生ぬるいミク廃ですが、とはいえ年月だけはだらだらと重ねてきたので…。ほんと、思えば遠くへ来たもんだ…。

 ミクさんに関わる全ての人に感謝を。Thank You London! And see you next location!

旅行記のつづきはこちら。


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