こんにちはイラストレーターのコサカダイキです。
今回はモックアップが本当に仕事につながった実例を紹介していきます。

【イラストレーターにとってのモックアップ】

コサカはフリーランスイラストレーターになって今年で4年目なのですが、実績は少しずつ積んできているもののまだまだ新しく学ぶことだらけです。その中でもイラストレーターにとってこれは無視できないというか欠かせないなと思うことがあって、それがモックアップだなと。

コサカは独学でイラストレーターになったものですからモックアップ自体知りませんでした。今思うと致命的ですね…(笑)
そんな僕がモックアップを知ったのは #やまぐち4人展 のメンバーの内の一人セキサトコさんからなんです。

セキさんの作られるモックアップは素晴らしすぎて、え？これ仕事の案件じゃないんですか？と思ってしまうレベルなんです。でもそこまで思わせるのがモックアップの最大の目的ですよね！
僕はこの素晴らしいモックアップを見てモックアップというものを知り、活用の仕方についても学ばせて頂きました。（自分でやればやるほどセキさんのえげつないクオリティーに気付かされる…神だ…笑）

【モックアップで仕事を獲得する】

仕事実例をHPなどにアップして、そこから次の仕事に繋がっていくものなのですが実例が少ないと次につなげるのも中々難しいですよね…。仕事が仕事を呼ぶって良く聞きますし一番大事なことなのですが、まずそれが当たり前になる前が一番大変でイラストレーターに成り立ての人たちは悩みますよね。僕も今でこそ実績が増え仕事を運んでくれる要素が増えたので良いですけど、そうじゃない時は「どうやって仕事を呼んだらいいんだ！？いくら絵を発信しても簡単にはクライアントさんにとどけられないぞ」と思っていました。

そこで自分のイラストをふんだんに使って使ってもらいたいようにデザインし発信するのがいいんだなと思いました。モックアップで実例に変わるものを作れば仕事の実績がなくても仕事につなげられますからね。

メニュー表イラストの仕事につなげた

僕は乗り物関係の仕事はいただくことが増えたのですが他のジャンルの仕事は実績を積む機会がなく、なかなか得ることができていませんでした。そこで食べ物イラストを描いてモックアップを作ろうと思ったんです。

コーヒーゼリーイラストを使ったオリジナル純喫茶メニュー表デザインのモックアップ

思った以上に反響がありましたね！
たぶんイラストを描いて投稿するだけじゃここまで反応をいただけてないと思います。

コメントをいただいたように喫茶店のテーブルによく置いてあるような単品のメニュー表をイメージして作りました。26歳なのですが最近のおしゃれでキラキラしたカフェとかよりも昔ながらの喫茶店の方が好きで落ち着くんです(笑)

でも好きだからこそ喫茶店にマッチしそうな良いモックアップがデザインできたんだと思います。イラストレーターは日頃の好きがいろんなところにいきますね。というか自分ならではのこだわりを持つためには結構重要なことかもしれません。

このモックアップを見たクライアントさんがメニュー表に使いたかったイラストがまさしくイメージ通りだ！ということでご連絡をいただき実際にレストランメニュー表イラストの仕事をいただけました。

北海道イタリアン&カフェ『北国とミルク』ココリア多摩センター店のレストランメニューイラスト

モックアップから仕事につなげるというのは別に特別なことでもないですし知ってる方も多いかと思いますが実際につながったという実例を残しておきたかったので記事にしました。

次はどんなジャンルに攻めていこうかなー