見出し画像

湖北の風景7 朝妻神社と湊跡

※米原の入江から少し北上した天野川の南岸地区、謎の七夕伝説が残る朝妻(あさづま)神社。
古来より湖上交通の重要ポイント、朝妻湊

春の気持ちの良い晴れの日。
花見と子守りがてら見てきました。

湊まち朝妻(あさづま)
朝の妻・・・少し変わった地名
名字由来netによると朝妻姓は大和がルーツの「漢帰化族」らしい
朝妻神社の鳥居
化学繊維のしめ縄がトレンド?
2本のケヤキ
細いけど神聖な枝ぶり
社務所(左)と石仏用の小祠(右)
ガラスの扉の向こうに、
赤い前掛けの石仏さんがたくさん格納されている
神社脇
池の跡?古墳?心惹かれるスギナの草むら
こざっぱりした境内
けっこう凝ってる
木彫りの象?
ここにも化学繊維のしめ縄
洗心(ハンドソープ完備)
説明板
男性と付き合いたい人にオススメの神社

※交通量の多い湖岸道路を渡り、琵琶湖岸に出ました。

朝妻湊跡
奥は芝のグラウンドゴルフ場
説明板
「水運が重要な時代の要衝地だった
大都会朝妻だった
江戸時代米原港が栄えて廃止された悲運の港」
クレーンのある舟溜まり
現・朝妻港
釣り人が多い
鳰鳥(にほどり)の 息長川は絶えぬとも 君に語らむ言つきめやも
和歌の説明板
静かな水門
弧を描く岸辺
桜、白砂、淡い海
絵になる風景
このベンチでおやつタイム
桜のフレームに映える琵琶湖


※朝妻神社の祭神

素盞鳴尊(すさのおのみこと)
厄除け、縁結び、開運の神


写真を撮り損ねましたが彦星塚という鎌倉期位の仏塔もあります。

琵琶湖に注ぐ天野川を挟んで「蛭子神社」「朝妻神社」が鎮座しており
蛭子神社を織姫の墓、朝妻神社を彦星の墓
お空の天の川に見立てた七夕伝説の地として話題に。
え、墓?古墳なんかな。

この七夕伝説の元ネタ帳、偽書である可能性が高いそうで。

まあ伝説なんて何が真実かわからないけどね。
七夕って中国由来だし、朝妻は渡来系。
七夕伝説が作られる土壌があったのかもしれない。

※朝妻湊の歌碑

鳰鳥(にほどり)の息長川は絶えぬとも
君に語らむ 言つきめやも

〈現代語訳〉
たとえ息長川の流れが絶えようとも、
君との話が尽きることはないよ。

鳰鳥=カイツブリ
息長川=天野川

馬史国人 万葉集4458

「たとえ世界を敵に回しても、君を守る」
みたいな文脈。

君との話は終わることがない。
たいへんロマンチックですが
客人への歓迎の歌らしい。

息長川。
水鳥が遊び、流れが絶えることがないくらい豊かな川ではありますが、
この歌の息長川。
近江でなく河内じゃねって説もあり何だか釈然としない見物でした。

対岸の蛭子(ひるこ)神社もまた行ってみよう。
そんな平日の有給休暇でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?