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ウェブマスター★山田君のお仕事 第一話(最終回) Google検索で一位に!

ある企業のデザイナー兼任ウェブマスター
山田君(広島県福山市出身)
が食堂でカルパッチョを掻っ込んでいると、ちょうど隣でかつ丼を流し食いし終えたばかりの偉い人(井上さん:通称「ポコペン」。山田君と同郷。)から
「当社(うち)のサイトをGoogleで1位になるようにしてくれ!」
というZAKKURI★とした要望を受けました。

山田君はその場で井上さんからZAKKURI★とした「資料」として
「Google検索結果のスクリーンショット」数枚をもらいました。

そして山田君はデスクに戻り、自社サイトのSEO対策の強化のためのリニューアル作業に取り掛かりました。

もらったスクショを見ると、二画面いっぱいのかなり横長の画像でした。

井上さんのデスクトップのスクリーンの右側には、いくつかの検索ワードとそのGoogle検索結果があり、
左側は、おそらく無関係と思われるYouTube動画でした。

「ポコペンもあたおか(※)だったんか…」
(※エガちゃんねる視聴者を指す用語)

山田君は、いつもアウトローの雰囲気を不自然に演出している「ちょい悪オヤジ」もどきの井上さんに対して少し親近感を覚えつつ、
いつものことながら資料の渡し方が雑だなという想いがあったことでしょう。

山田君は、コーディング担当の田中君と共に、自習に励みました。
例えば、井上さんが出張に行く際に車で駅までSHIBUSHIBU★送迎した帰りに、SEOに関する書籍を自費で購入して一日で読破したこともありました。

そして、「優れたUI/UXを実現すれば、Google検索アルゴリズムが味方してくれるはず」と信じ、ChatGPTに課金してそれについて質問しまくりました。

山田君はアジャイルの理念について思索を深め、次の日、
井上さんに進捗についてアジャイルに報告しようとすると、「出張から帰ってからまとめて聞くわ」と言われてしまいました。
山田君にとってそれは残念で仕方なく、夜しか眠れませんでした。

而して、山田君は試行錯誤を繰り返しながら、ユーザーのニーズに応える新しいデザインを考案し、天才プログラマー田中君の仕事の速さもあり凄まじいスピードで実装できました。

井上さんがGoogle検索1位を望んでいたため、SEO対策を最重視し、見やすくわかりやすいハイクオリティなデザインのサイトが実現しました。

そして、山田君は完成したサイトを出張から帰ってきた井上さんに自信満々に伝えました。

井上さんはこう言いました。

「Googleで1位になるようにしてくれっていうんは、広告を出しといてくれってことだったんじゃけどなぁ。」(備後弁)

たしかに、彼が山田君に放り投げたスクショには、競合他社の出稿したGoogle広告も載っていました。
山田君は驚きましたが、すぐに状況を理解しました。

SEO対策と広告出稿は全く異なるものですが、
山田君は、広告出稿についてもウェブマスターとしてのスキルを発揮することができると井上さんに伝え、改めて広告制作の作業を受けることになりました。




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