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共同売店に関する考察16〜セーフティネットとしての共同売店の姿

とある共同売店。チリンチリン。自動ドアのベルが鳴る。
よろよろと呂律がうまく回っていないおじーがふらふらと来店。お弁当を買いに来たみたい。前に誰かから聞いたけどこのおじー、周辺の家をノックして回ったり勝手に家に入ってスリッパとか持ってきちゃう例のおじーかもしれない。

おじー来店直後くらいに巡回パトロールのお巡りさんもお店に。接し方を見る限り、おそらくこのおじーは決まった時間に来店していて、そのタイミングに合わせてお巡りさんが見守りに来ているのかも。お店をぐるりと回りながら何か飲み物を買いつつ、おじーに声かけしている。

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「元気ね?」「今日は何買いにきたの?」

売店のお母さんもお弁当を選んであげたり温めてあげたりしながら常に声かけをしている。みんなが連携して、何か問題が起きたりしないようにセーフティネットをふんわり広げているように感じた。


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