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アラスカ紀行:星野道夫写真展

東京都写真美術館で開催中の「星野道夫 悠久の時を旅する」を観て、10年前のアラスカ旅行を懐かしく思い出しました。

会期が終わってしまう前に行こうと、ふらっと出かけたのですが、入り口には長い行列が出来ていました。 入場制限があるとはいえ、没後四半世紀以上経っても多くの人に愛されているのを感じて、胸が熱くなりました。
若い人が多かったのも印象的でした。
私は熱心なフアンという訳ではありませんが、亡くなったときをリアルタイムで覚えています。言葉がありませんでした。
時を経てますます、星野道夫の生き方やメッセージに魅かれる人が増えている気がします。



アラスカで星野道夫と親交があった方が話して下さいました。
偶然出会った何気ないシーンのように見えても、途方もない時間と労力をかけて、奇跡のような一瞬を撮ったのだと。
詳しい内容は忘れましたが、うっすら灯りのついた民家が夜空とともに写っている写真は、どうしてもその民家を入れた1枚を撮りたいと、民家に通いつめて仲良くなり、灯りをつけてもらった・・・
また、広大なアラスカの砂粒みたいなスポットに、ある時期水たまりが出来て、動物の親子が水を飲みに来ることを知って、粘り強くアプローチした・・・etc 
本や画像で見覚えのある写真も多いのに、パネルは心を打つ力が違います。
吸い込まれるように、いつまでも見ていたい作品ばかりでした。


個人的にとても嬉しかったのは、マックロスキーの絵本「すばらしいとき」が展示されていたこと。 私も大好きな作家で、マックロスキーの故郷を訪ねて、メイン州を旅したこともあります。 星野道夫がこんな風に暮らしたいと思っていたなんて!  そういえば、優れた描写力・温かい眼差し、美しい文章は共通しているかもしれません。


会期は1月22日まで。 


次の記事では、アラスカ鉄道に乗ってデナリ国立公園を訪れた旅について
書きます。
アラスカって寒いのに温かいんです。 大自然が恋しい!


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