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使用機材一覧- 制作環境③PC

今でこそアナログシンセやハード主体になっていますが、僕も楽曲制作は長いことPCでソフトシンセやサンプルのみで作っていました。
ライブでの可搬性や置き場所も気にしなくて良いし、価格は手頃(セール多い)だし、多機能でなんでもできちゃうし。まぁ、選択肢が豊富なことが良いか悪いかはまた別の話。

現在はoctatrackでmixまで済ませてしまうので、レコーディング、マスタリング用。あとはソフトシンセで素材を作ったり、サンプルを管理したりしてる。ちなみに昔はサンプルの加工のみで曲を作っていたのでサンプルパックは大量に持っていました。今はspliceがあるからあれだけあれば問題ないですね。
DAWはabletonを使っています。今の使い方であれば特に拘りはないし、機能自体は全然使いきれていないです。

ということで、今回はソフトシンセとマスタリングについて書きます。

ソフトシンセ

実は結構色々持っているけど、メインで使うものは4つぐらい。ここで紹介しないものだとSublab、Iris2、Virtual CZ、Reproをたまに使ったりもします。これらで作った素材をoctatrackで切ったりピッチ変えたりエフェクトかけたり色々しているので、曲になった時はソフトシンセで作ったものとは別物になってることもしばしば…

LennarDigital Sylenth1

見た目もかっこいい

実は比較的最近に導入したんだけど、TranceやRaveの要素を入れたいと思った時にSylenth1かSERUMで悩んだ末にJP-8000の音も入っていたのでこれにした。あと価格も決め手だった気がする。
結局JP-8080の実機を手に入れたので判断が正しかったのか微妙なところだけど、それっぽい音が沢山入っているしEditもしやすいし、軽いので頻繁に使っている。
Youtubeで紹介されていたTranceの無料プリセットをDLして使ってるんだけど、これがなかなか良くて気に入っている。僕は所謂脱構築的なアプローチもするので、取り入れたいジャンルのベタな音ってのが意外と欲しい。その音を使っただけでジャンルを想起させられると部分的な使い方でもグッとくるのでオススメ。まぁ、それメインにしちゃうとダサくなるので塩梅が大事ですね。

UVIのビンテージシンセシリーズ

バンドルはトゥーマッチなので買ってない

80sにどハマりして大好きなDepeche Modeのような音を出したいけど、E-mu Emulatorはデカイし高いのでこれ系はソフトシンセで賄うことにした。
EmulationとDarklight IIx(フェアライト)、Digital Synsations(M1とかSY77)、FM Suite(FM諸々)を使っている。
主にVoice系やオケヒ、Emulationのリード系の音を使うことが多いかな。
UVIは沢山音源があるのでセールの時はついついチェックしてしまう。

Rave Generator 2

如何にもな見た目。操作はシンプル。

90年代のRaveサウンドのみ147音色入った無料のソフトサンプラー。前述の通りベタな音が欲しい時に大活躍。ちょっと節操のない音が多いものの、それほど音選びに悩まず作れるし、複数の音を混ぜてみると結構新しいアプローチが出来たりする。

PEKING OPERA PERCUSSION

中国の伝統楽器の音が沢山入ってる

80sにハマった後に取り入れたのが中国の伝統楽器のパーカッション。Tzusingの作品などでも使われている独特の鐘の音とか、京劇で使われるようなパーカッションが豊富に入ったもの。
これは2022年10月にchinabotからリリースしたアルバム「FLIR」で多用していて、今でもアクセントとして結構な頻度で使っている。
流石にこの音はハードじゃ出せないし、他のソフトでも一部しかカバーしていないので重宝している。

Output PORTAL

「音を粒子化し、時間軸に沿って自在に操るプラグイン」とのこと

これはソフトシンセではなくプラグイン・エフェクトですね。グラニュラーってやつ。作ったフレーズが少し物足りない時に足してみたり、全く別の音に化けさせてみたり、困った時にとりあえず突っ込んで試してみることが多い。

マスタリングソフト

マスタリングは何度か突き詰めようと思ったり諦めたり、正解が見つかったかと思えばまた悩み…の繰り返しで現在はかなり簡素化している。短時間で仕上げられて、レーベルに送った時に遜色ない仕上がりになるレベルであれば良いかと。
リリースする際は他の人にお願いしたり、自分で頑張ったり、手段は色々あるので、今回紹介するのはリリース前の段階のマスタリングで使っているもの。

Eventide SplitEQ

結構重い。PCの問題かもしれないけど。

これ知った時は本当に驚いた。トランジェント(音の立ち上がり)とトーナル(トランジェント以外の部分)に分けてEQ、PANなど調整できる。
単純にEQで帯域を処理するよりも細かい事が出来て、低音のトーナルだけを抑えたり、アタックだけを強調したり、痒いところに手の届くEQ。
かなりCPU負荷高いので、僕の古いmacは悲鳴をあげながらこいつを起動してくれてる。

Shadow Hills Mastering Compressor

とにかくイカツイ

100万以上もする実機のモデリングでマスターに刺すと誰でも音が良くなると聞いて導入。確かに音が良くなった。違和感なくパワフルなサウンドに仕上げてくれる。

iZotope Ozone 8

みんな大好きozone

まだ8使ってるんかいって感じですが、PCスペックと優先順位の関係で8を継続利用。特に支障なし。
とある曲をリファレンスにしてAIに仕上げてもらって、そこからVintage Limiterかけて、MaximizerをIRCⅢのbalanced(絶対この設定にしろとアドバイス頂いた)にして少しいじって完成。時短ですね。

Mastering The Mix LEVELS

見た目可愛い。問題あると赤くなる。

健康診断ツール。6つの項目に対して問題があったらアラート出してくれる。
これを見ながら調整してると安心できるので使っている。


以上!
PCを使って作業する時間は少ないので使っているソフトもこんなものです。
気が向いた時にソフトシンセで素材作っておくと、後で結構使えたりするし、どんどん新しくて面白いものも出ているのでPC環境も良いものですね。

という事で制作環境はこんな感じでした。
今のところ必要なものは揃っているので特に不満はないけど、人の欲というものは恐ろしいもので新しい機材は常に気にはしています。
まぁ、機材追加すれば良い曲ができるわけでもないし、ちゃんとマニュアル読んで用途を明確にして導入していくのが良いと思います。あと、価格が安いからという理由で買うのは良くないです。絶対に使わなくなるので。フリーのソフトもPCの容量圧縮するしね。

次回はライブセットに関して書こうと思います。

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