at her open door / Taiki Kobayashi

今自分が聴きたい音をひたすら作り続ける電子音楽家 https://linktr.ee/…

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今自分が聴きたい音をひたすら作り続ける電子音楽家 https://linktr.ee/atheropendoor

最近の記事

ライブアルバム『LIVE 2023』リリース

書きたいネタはあるものの時間が確保できず、前の投稿から随分間を空けてしまいました… 今回は昨年2023年10月25日にリリースしたライブアルバム『LIVE 2023』のリリース背景や内容について書こうと思う。 ライブアルバムと言いつつ、37分の1トラックでBandcampのみでの配信というぶっきら棒なやり方。ちょっと扱いづらいかなと思ったけれど、流れと繋ぎ方をかなり考え込んでいるし、変にスキップして聴いてほしくなかったのでこの形になった。 ちなみにBandcamp限定なのは

    • BC4L 第二弾!今度は大阪!〜企画とビジュアル作成の話

      気づいたら前の投稿から2ヶ月も空いていました。気候も穏やかになり過ごしやすくなってきましたね。 今回は僕とRYECROFTさん主催のイベント「BC4L」の第二弾が12/10(土)に大阪environment 0gにて開催が決まったので、その企画の進行やビジュアル作成、アーティストの紹介など書きたいと思います。 なぜ大阪に!? 「Brutal(野蛮)とConfortable(快適さ)の両立により日常から一歩踏み出た開放感を創造するをテーマに立ち上げたイベント。元々単発では

      • 「BC4L」の振り返り〜追加施策と当日の盛り上がりの話

        先日、7/8(土)に幡ヶ谷forestlimitにてBC4Lが開催されました。 3月初旬からRYECROFTさんと共に企画を練り続けた甲斐あって、最高の出演者と来場者でとても高品質で一体感のあるイベントになったと思う。 いくつか反省点はあるものの、ここから始まるBC4Lの1ページ目としては良い形でお披露目ができた。 前回のnoteでは企画の立ち上げから告知に至るまでの経緯をまとめたが、今回は告知後や当日の施策、そして当日の様子について書いていこうと思う。 告知とプロモーシ

        • 「BC4L」の立ち上げ〜アイデアが形になるまでの話

          久々のnoteです。皆様お久しぶりです。 2023年の目標の一つとして「他の人と共に音楽を創る」を掲げており、計画通りに海外アーティストの共作を複数進めたり、イベントの企画をしたりとなかなか順調に進んでおります。 基本的には一人で完結した方が純度は上がるし、曲を含めアウトプットに関しては自分が腹を痛めて作った子供の様に愛しているので、不用意に異分子を混ぜたくない気持ちはある。ただ、やはり異なる意見を持った人と一緒に創るということは新たな発見や学びもあるし、スケールもするので

        ライブアルバム『LIVE 2023』リリース

          New EP『Demon Stinger』リリース!!!

          2023年3月15日に新しいEP『Demon Stinger』をリリースしました。 まずは配信のみとなりますが、海外レーベルからのリリース第二弾になります。 今回はアメリカはリッチモンドのformforumというレーベル/プラットフォームから。ハードコアノイズプロジェクトPrison ReligionのPozzyが運営しているレーベルで、RABITやS280Fなどかなり尖ったアーティストの作品を扱っている。 今回は楽曲解説とリリースまでの経緯を書こうと思います。 楽曲解説

          New EP『Demon Stinger』リリース!!!

          スタジオの空間演出について

          創作活動において機材も大事だけど、インテリアや照明など空間そのものを作り込む事で意欲も増すし、多少作品への影響もあるとは思う。 ミュージシャンの方々は広くてデザイン性に富んだスタジオを所有している方も多いが、僕自身も自分なりに拘ってスタジオを作り上げたのでいくつか紹介していこうと思う。 テーマは「日常との断絶」「自然と人工物の融合」僕の作品を聴いて頂いている人は感じているかも知れないが、「日常に溶け込む」「気持ちよく聴き流せる」というような音楽性ではない。 むしろ街でヘッド

          スタジオの空間演出について

          機材と自分の関係性について

          あなたは欲しい機材があった時、すぐに買って自分に合わなかったら即売ってしまう人ですか?それとも熟孝して購入し使い続ける人ですか? 僕は後者のタイプです。購入したら常に使いたいし長く使い続けたい。特にoctatrackの購入検討した時から考え方が変わったんだけど、購入前にとにかくマニュアルを読んで利用イメージを明確にして購入判断をしている。 もちろんやっているジャンルや形態(バンドかソロかDJか)や機材(モジュラーは買い換えている人多い)で考え方も変わると思う。 今回は機材

          機材と自分の関係性について

          音楽活動を死ぬまで続けるには何が必要なのか

          機材の話が落ち着いたので、今回は音楽に対するスタンスの話。 「音楽活動を死ぬまで続けるには何が必要なのか」という点に対する僕の考えをまとめてみた。 そもそも無理して続けるものでもないけれど、「昔のバンドメンバーはみんな音楽を辞めた」「続けること自体が難しい」「年々新しい音楽を聴かなくなった」みたいな話はよく聞くもので、ライフステージの変化や加齢によるインプットや代謝の劣化による変化は避けられないものではある。 やりたくてもやれない状況だったり、後悔したりするのはやっぱり悲し

          音楽活動を死ぬまで続けるには何が必要なのか

          使用機材一覧 - ライブセッティング

          今回はライブでのセッティングに関してです。 本来は自宅で作っている機材を全部持って行って披露したい人だったけど、さすがに機材が増えてきたのと腰を痛めたので最近はできる限りコンパクトでライブで使う意味のあるものに絞って演奏している。 最近のライブはこんな感じ。 少し大きめのテーブル1つあれば事足りるのと、電源も4つあればなんとかなる。持ち運びもキャリーケースとエフェクターケースだけなので可搬性は比較的良い方かと。 ちなみに昔ギターボーカルやってた時はエフェクター好きで沢山

          使用機材一覧 - ライブセッティング

          使用機材一覧- 制作環境③PC

          今でこそアナログシンセやハード主体になっていますが、僕も楽曲制作は長いことPCでソフトシンセやサンプルのみで作っていました。 ライブでの可搬性や置き場所も気にしなくて良いし、価格は手頃(セール多い)だし、多機能でなんでもできちゃうし。まぁ、選択肢が豊富なことが良いか悪いかはまた別の話。 現在はoctatrackでmixまで済ませてしまうので、レコーディング、マスタリング用。あとはソフトシンセで素材を作ったり、サンプルを管理したりしてる。ちなみに昔はサンプルの加工のみで曲を作

          使用機材一覧- 制作環境③PC

          使用機材一覧 - 制作環境②ノイズマシン

          最初の記事で思った以上に反響を頂けた(誰かが機材選定する際に見つけてくれたらいいな程度に考えていた)ので、早速もう一つのメインブース「ノイズマシン&ギター」の紹介。 元々ノイズミュージックを聴く人ではなかったんだけど、インダストリアルの延長や近年のRave×ノイズの作品に興味を持ったことがきっかけ。NEVER SLEEPからリリースしているLizzitskyの「Molto Crudo」というアルバムが素晴らしく、これが決定打になった。 ノイズミュージックをやっている友人に

          使用機材一覧 - 制作環境②ノイズマシン

          使用機材一覧 - 制作環境 

          ここ最近文章を書く機会が減っている&せっかくHHKBを買ったのでnoteでも書いてみようと思い、手始めに僕の制作環境に関してまとめてみます。 機材に対する考え方前提として、僕は機材を頻繁に切り替えたり、とりあえず買って高く売れれば良いという考えの人間ではありません。この辺りは別途書いた方が良いかなと思うけど、1度買ったら一生使いたいし、仕舞い込まずに全てすぐに触れる環境にしておきたい。 幸い、昨年引越しをして自室を手に入れたので結構なボリュームの機材達を即座に使える環境を構

          使用機材一覧 - 制作環境