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営業の大切さ、難しさ、楽しさについて#118

皆様、おはようございます。
佐伯です。

私ごとですが本日は息子の4歳の誕生日です。
子の成長とは早いものであっという間に4年も経ったのかと思うと感慨深いです。
あとどの位、親と一緒に居てくれるのかは分かりませんが1日1日を大事にしていきたいと思います。

また、お店の方も今度の春で開業して1年になります。
こちらも矢のように早いです。
たくさん大変だったと思うのですが、大変だった記憶よりも勉強になった記憶や楽しかった記憶の方が鮮明に残っています。

とても恵まれた環境で事業をさせて頂いているのだと、妻をはじめ、家族や友人、お世話になっている社長さんや取引先の皆様に感謝の念が絶えません。

35歳になってから初めてビジネスに携わり、当初は右往左往しましたが何となくですが大事なポイントが見えはじめました。

今回はその中でも「営業」について自分の考えをまとめながら、皆様にも共有できればと思い筆を取りました。
どうぞお付き合い頂けたら幸甚です。


①営業のネガティブなイメージは間違っている

営業活動に対してネガティブなイメージを持つ方は少なくありません。
多くの場合、営業は単に商品を売りつける行為と見なされがちです。
そして、家族や友人の話から「営業マンは何て大変な仕事なんだ」と慄く方も多いかと思います。
ですが冷静に考えてみて下さい。
営業の苦労話をする家族や友人はどこまで真実を話しているのでしょうか?
脚色や大げさ、もしくは他人からの又聞きをさも自分の話の様にしているだけではないでしょうか?
意外と「俺って大変なんだぜ」とマウントをとっているだけのことも多いと思います。
真実は自分の目で確かめるのが最も良いと私は考えます。

さて、右も左も分からない状態からここまでやってきた私の意見ですが、真の営業の価値は、商品を売ること以上に、深いコミュニケーションと顧客のニーズを理解し、満たすことではないかと思います。

つまり、「売ること」も大事ですがお客様の「困りごと」を会話の中で引き出し自分に解決できるかを考えることが大事なポイントだと思います。

中には組織の上層部からお客様にとって不要なものを売るように指示されたり、更にはお客様に損害を与えるような商品をあえて売らせるような酷いケースも散見しますが、これは本質的な話ではないと思います。
もし、このような不本意な指示をするような組織であれば早々に転職した方が実りの多い人生を歩めると思います。

②営業してみて上手く行ったこと、失敗したこと

私の営業は試行錯誤の連続です。
と言うより、現在進行形で試行錯誤しながらしています。
その中でも「これは失敗したな」と感じたものをまずご紹介します。

それは「商品の良さを全面にアピールしてどれだけこの商品が素晴らしいかを全力で営業したケース」です。
全然ダメでした。
惨敗し、なぜダメだったのか考えてみました。
自分なりの結論ですが、そもそもお客様はその商品が欲しく無いし、興味もない、必要ともしていなかったのです。

まぁ、当然ですよね。
この商品、めっちゃ良いから買いなよ!
とそんなに親しくもない人に言われたところで関心など向かないです。

と、言うわけで自分なりにお客様の関心をどのように引き出すかを考えてみました。
次に上手く行ったケースをご紹介します。

最初は挨拶をしてそのお店(飲食店さんでした)のオススメメニューを頂いて店長さんと世間話をし、お会計を済ませ普通に帰りました。
その際、名刺も置いていきませんでした。

1週間後ぐらいに再度、ランチが終わり時間に余裕がありそうなカフェタイムにコーヒーを飲みに来店しました。
その際、店長さんのこだわりや苦労話、困っていることなどを聞いて、お会計を済ませ普通に帰りました。
この時、初めて名刺を置いていきました。
その時、インスタをされていたので相互フォローをしました。

さらに数日後に今度はランチを食べに行きました。
店長さんに一声だけ掛けて忙しそうにしている様子を見ながらどのようなお客様が来店しているか、どんなものを注文しているのか、物販はどんな物がよく売れているのかをランチを食べながら観察しました。
ここで、ウチで取り扱っている商品とお店の状況を照らし合わせて何ができるかを考えます。
食べ終えたら、店長さんに一声挨拶し帰ります。

そして、さらに数日後に電話かDMでアポをとりました。
ここで初めて商談をします。

上手く行ったなと感じたのは店長さんに先に困っていることをお話し頂いて、困りごとを言語化して貰ったことです。

その上で事前にリサーチしていた商品からおすすめを紹介します。
そしたら「なら試してみようかな」となり、1つ売れました。

その後は度々コーヒーを飲みに行き、店長さんのお話を聞いて商品のフォローを行い、定期購入に進んで行きました。

少し長くなりましたが、結論はゆっくりと信頼関係を築くことです。
急いではダメです。
信頼関係を分解すると、「困りごとを相談できる仲になること」では無いかと思います。

私は個人事業主でノルマもありませんので時間を掛けてゆっくり出来るのかもしれません。
しかし、本質は上記の内容だと思います。
売りたい気持ちもありますが、仲良くなってお互い楽しい気持ちでお話しできる関係が私は好きです。
その結果として、何かが売れたら更に嬉しいです。
これが私の営業に対する考え方です。

③まとめ

営業は単に商品を売る行為以上のものです。
それは顧客との信頼関係を築き、彼らのニーズを理解し、満たすためのプロセスです。
この記事を通じて、営業に対する新たな視点を持っていただければ幸いです。
営業の成功は、お客様の困りごとを深く理解し、それを満たす能力にあります。
営業活動を正しく行うことで、双方にとって価値ある結果を生み出すことができます。

それでは皆様、ご機嫌よう。

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