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これ以上なにが要る〜SONY NEX-6

レンズはTTArtisan35mmf/1.4

昨日、昭和記念公園に行ったときには、久しぶりにNEX-6を持ち出した。
2012年のカメラなので、もう11年前のものになるオールドデジカメだが今のところ普通に使えている。
これはNEX-7とNEX-5の間を埋めるカメラで、飛び抜けた性能ではないにしてもバランスの取れた評価の高いカメラだった。

これが今のぼくの勝負カメラである。
あちこち寄り道もしたし、これからどう気持ちが変わるかは分からないけれど、とりあえず今のカメラの使い方の中では、このNEX-6でなにも不満がないのだ。

コスモスを見に行ったのでね
ダリアも華々しい
日が暮れる

NEX-7は2470万画素だが、これは1610万画素である。これでもファイルサイズとしては、ちょっと大きすぎるくらいだ。
普段600万画素とか扱っていると倍以上の画素数とかどこで使うんだろうと思ってしまうほどだ。
画素数を抑えた恩恵なのかNEX-6のISO上限は25600なのに対しNEX-7は16000であるが、まぁまずそんな高感度にする場面が思いつかない。

このNEX-6のあと、NEXシリーズは7と統合されてα6000となった。
まぁこれがいいか悪いかの話だと、色々感想はあるからなんとも言えないが、個人的には水平水準器が液晶からなくなっていたのは驚いた。
みなさん水平はズバっと出せる人ばかりなんだなァ、とか。

こういうのを見ると、ぼくなんかは山口百恵が脳内で再生されるんだけど今どきはなんだろうね
1610万画素とは、これを...
これくらいクロップしても平気ということ。
ホウジャクという蛾の一種

レンズはずっと標準ズームを使っていたが、ふとした気まぐれでTTArtisanというメーカーの35mmをつけっぱなしにしている。
中華製らしいが、これまたびっくりするほど安い。

ボケが硬いとか汚いとかいう評価(レンズ一般の評価について、の話。このレンズの評価ではないので悪しからず)は、ぼくのような朴念仁にはまったく理解できず、このくらい写れば「おー!きれい!きれい!」と小躍りしてしまうのだ。
全くもって安上がりなオトコである。

当然オートフォーカスではないからマニュアルになるが、フォーカスエイドでピントが合っているところを白く縁取って見せてくれるので老眼のぼくは大変に助かっている。
背面液晶だけではメガネをかけないと見えないので、視度調整が効くファインダーの存在も頼もしい。

なんだか11年も前のカメラをベタ褒めじゃねぇか、気に食わないところだってあるだろ?とか言われそうだが、いやホント「特にない」のだ。
こいつだけは壊れてしまうまで使ってやろうと思っている。

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