ソール・ライター
「雨粒に包まれた窓の方が、私にとっては有名人の写真より面白い」
「私は有名になる欲求に一度も屈したことがない。自分の仕事の価値を認めて欲しくなかったわけではないが、父が私のすることすべてに反対したためか、成功を避けることへの欲望が私のなかのどこかに潜んでいた」
「自分でいい作品だと思うものは住んでいるところの近所で撮ったものだ。ストリートはまるでバレエのようなもので、なにが起こるか予測できない」
「私にはとくに哲学というものがない。私はカメラを持ちただ写真を撮っているだけなのだ。自分が見ているものの中のほんのちょっとの部分だけを写真にしているだけであり、でもそれらは無限の可能性の断片でもあるはずなんだ」
「写真はしばしば重要な瞬間を切り取るものとして扱われたりするが、本当は終わることのない世界の小さな断片と思い出なのだ」
―ソール・ライター
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