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社会的にあまり望ましくないパーソナリティ特性として,ダークなパーソナリティが盛んに研究されています。 ダーク面他の人を自分の利益のために利用するマキャベリアニズム,冷淡で倫理観が欠如するサイコパシー,誇大で他者にも特別扱いを求めるナルシシズムの3つをまとめてダーク・トライアド,これに,他者の苦しみを見て喜びを抱く傾向であるサディズムを加えてダーク・テトラドという枠組みで研究が進められています。 近年,ダークなパーソナリティの共通点を総合したダーク(D)因子の研究もちらほら
心理学の質問紙法の測定では,リッカート形式の尺度がよく用いられます。これは,次のような形式です(架空の例です)。 いくつの選択肢?回答の選択肢をいくつにするかというのは,素朴な疑問であると同時に答えが難しい問題です。 これまでの研究で明らかにされたこととして,次のことがあるそうです。 ◎2つまたは3つの選択肢だけの場合は,それより多くの選択肢で測定した場合に比べて,大きく歪む可能性が高くなる。 ◎内的整合性(アルファ係数)は,回答の選択肢が2つから5つや6つになるにつれ