二分脊椎症の息子3歳、久々の通院日。気になっていたことを、整形外科の先生に聞いてみた。

装具をつけてそれなりの距離を歩くようになった息子。その息子の右足が、歩くときに内側へ寄っているのでは？という問題。装具の作り直しで済めばいいけれど、これで手術になったらまた感染拡大の中、不便な入院をしないといけないし、嫌だなあーと思っていた。

先生からは意外な反応

先生からは意外な反応が返ってきた。

「大丈夫。まずはどんどん歩かせましょう。歩く喜びをもっと味わってもらって、経験を積んでもらいましょう」

昨年11月に装具ありで歩くようになってから最初の診察。先生はまず、息子が歩くようになったことを素直に喜んでくれた。

その上で、右足の膝が通常よりもやわらかいことを指摘。足首に要因があって足が内向きになるというよりも、膝が不安定なので膝部分から内側に入ってしまうということだった。

次に装具を作るときには、膝をカバーするタイプのものに変更するかもしれないが、装具が小さくなっているわけではないので、現状はこのままの装具で歩く経験を積むことになった。

聞いてみてわかること

やっぱり、聞いてみないと分からないことはたくさんある。課題が解決したわけではないが、原因を提示してくれただけで、気持ちが楽になった。