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疑問は武器。失敗は財産。変化は選択肢。

今の時代に役に立つ「心がけ」はこの3つでいいんじゃないかな。

①疑問は武器

同じものを見ても、固定概念にとらわれず疑問を設定できる眼力。問題を解決することよりも、的確な課題を設定できるセンスのほうがずっと重要。21世紀のクリエイティブとは、答えを出す能力よりも疑問設定能力だよね。

そういう意味で、固定概念を崩した上で、疑問を投げかけてくれるアートや音楽、映画、小説などを体験することは疑問設定能力を高めてくれる。旅など海外などの異文化を体験することは、いろいろな疑問や今いる日本社会の当たり前への疑問も気づかせてくれる。僕の中ではこれらの行為はすべて自分へのR&Dと捉えている。

②失敗は財産

財産は多いほうがいい。だからこそ歳をとる前に、できるだけ失敗をしておいたほうがいい。何より失敗談は、人と仲良くなったり、講演するときのツカミになったりと、コミュニケーション上でも素晴らしい財産になる。

独立する前、会社員のときにたくさん失敗しておいてよかった(当時、ご迷惑をおかけした方々ごめんなさい)。雑誌の表紙価格ミスを起こし、表正しい価格シール貼り部隊を集めて、配送トラックになんとか間に合わせた体験とか、いまだに大きな財産になっている。※社会人1年目か2年目だったかで成し遂げた大きな失敗談

一方で成功体験は財産にはなりづらい。状況が変わっている中で、以前の成功体験は再現性が低いから。そして、成功体験にしがみつくことで、「新しい疑問」を設定することもできなくなってしまうから。

③変化は選択肢

変わることを選べる状態に、心理的にも経済的にもあることは大きい。

さきほど書いた成功体験に引きづられてしまうことだったり、なにかに固執したり、新しいものを受け入れられない心理にあることは「損」だと思う。「変われるという選択肢」があるだけで、将来への不安も減少する。だって、うまくいかなければ、また変わるという選択肢をとればいいのだから。

そして、変わるための時間を過ごすだけの蓄えがあれば、いつでもこの選択肢を選ぶことができる。変化してみて失敗したら、それはまた財産。

そんな心がけで、人生を穏やかに波乗りしていきたいものです。では、今週は以上で!

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