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手書き地図推進委員会とは、クィア・アイの「ファブ5」だ!

「クィア・アイin Japan!」外からの視点で気がついたこと

NETFLIXの人気コンテンツ、クィア・アイの日本編始まりましたね。

個人的には第1話に近所の土曜日しかオープンしない焼き菓子屋さんでロケしていたのが驚きでした。夜前を通った時にすごい照明だなぁと思っていたら、あの時撮影していたのはクィア・アイだったのか!

下のリンクにもあるように、日本を舞台にしてくれたことで日本人にとってより勇気がもらえる内容。しがらみや生きづらさを抱えていても、その環境の中で自己肯定する方法を教えてくれています。全編をとおして「あたには、その価値があるんだよ」と囁いてくれるコンテンツです。

日本にいると、体型でもなんでも標準であることを無意識に求められます。同調圧力から自由になっている人が多いほうが、明るくて楽しい社会を味わえそうだとファブ5のおかげで思えるようになります。

・外から来た人(ファブ5)が、自己肯定してくれる

・自分のいいところや素晴らしいところを寄り添いながら見つけてくれる

・個人の持っている素晴らしさに、心から楽しんで反応してくれる

・魅せ方や楽しみ方を提案してくれる

いやー。ほんと自然に相手を褒める表現だったり、ハグだったりいいですね。あと、東京の魅力を海外の人視点で切り取るとこうなるのか!という視点もとても興味深いです。

手書き地図推進委員会のコア・バリューとは?

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これって、われわれ手書き地図推進委員会がやっていることだなぁ、と気が付きました。はじめによく言っているのは「僕らは、手書き地図推進委員会だけど、地図は書きません。みなさんが書くのです!」という言葉。地域の人と一緒になって座談会やら、フィールドワークを通して地域の良さを見つけて面白がり、それを地図にするサポートをする。そんな活動を7年ほどやってきています。

いままで「僕たちは、みなさんと一緒にこの地域を楽しむためにきています」と言ってきましたが、これからは「僕たちファブ5です!」と言おうかな。(高齢の方もたくさん参加してくれているので、わからないかw)。手書き地図推進委員会設立メンバーは4人で1人足りなけど、ひとりひとりの個性をそのまま出して面白がっている視点を伝えています。それぞれの得意分野、ばらばらに感じたことをそのままに。

先日の京都での出版記念トークショー後の手書き地図推進委員会長男の川村さんのつぶやきなんか、まさにこのこと。

そう。僕たちはファブ5のような個性の集まりで「おらが町にはなにもない」と言っている方々に、地域の面白さ・楽しみ方・勇気を与えていくチームなのです。

よし、ファブ5のように、気持ちいい褒め方表現を学ばなきゃ。そしてワークショップに参加してくれた方に、ハグしようかな?w

見終わった後に、自分が暮らしている社会に、ポジティブで優しい気持ちになれるコンテンツが必要とされています。手書き地図推進委員会もその役割が担えるようにがんばります。


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