SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryがほしい

今日はカメラのレンズの話なので、カメラに興味がない人はあんまり面白くないと思います!


さて、僕は熊本のstudio in.K.というところを中心に演劇写真を撮っております。演劇撮影についてはなかなか知見がないため、必死にググって情報をかき集めたり、自分で気づいたことなどは演劇・ライブ撮影の教科書というサイトにまとめたりしています。

そんな中で、最近ほしいなと思っているのがSIGMAの150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryというレンズです。

僕はカメラを2台所有していて、一つはCanonの6D MarkⅡ、もう1台はFUJIFILMのX-T20です。EFレンズをXFマウントに装着できるアダプターを持っているので、レンズはほとんどEFレンズでそろえています。

最近は、無音撮影ができるX-T20にSIGMAの望遠レンズ70-200mm F2.8 DG OS HSMをつけて撮影しています。小劇場ではありますが、お客様の後ろから撮影する状況が多く、必然的にこのくらいの望遠レンズが必要になってきます。ワイド端だったら舞台の全域をだいたい抑えられますし、テレ端だと役者の顔をかなりズームできるのでかなり便利です。

実は、望遠域のレンズとしてはCanonのEF70-300mm F4-5.6 IS II USMも持っていて、こちらの方が寄って撮影できるんですよね。だから、どうしてもズームしたいときは付け替えて使ったりしています。ただ、劇場内は暗いことが多いので、低感度で撮ろうと思うと、開放F2.8は大変ありがたいんですよね。また、同じ条件で撮っても、やは20-200mm F2.8の方がパキッとした写りになるんですよね。この辺は好みの問題かもしれませんが、個人的にはSIGMAの方が好きです。

さてさて、こういう風に望遠レンズを2本も持っていて、望遠はもういらないんじゃないかなと思っていたのですが、それは小劇場での話。

実は今度、中劇場レベルのところで撮影できそうな感じがしていて、となると望遠域がぜんぜん足りないんですよね。

もちろん、このレンズで全く撮れないというわけではありません。おそらく、最後列から撮っても、役者の全身をそれなりの解像度で捉えることはできるでしょう。

しかし、やっぱり役者の表情がはっきりわかるような写真を撮りたい……! というわけで、めちゃめちゃ欲しいと思っているのがSIGMAの150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryです。

望遠レンズは、基本的にめちゃめちゃ大きくて重くて高いんですよね。たとえば、Canon純正のEF400mm F2.8L IS III USMというレンズは、だいたい140万円くらいします。レンズ一本に140万円ですよ。ちょっと意味がわからないですよね。

まあ、F2.8だし単焦点だしLレンズだし、高いにはわかるのですが……。しかし、単焦点は正直使い勝手が悪い。殊に演劇に関しては。やっぱり、いろんな焦点距離で切り取りたいじゃないですか。

そこでSIGMAの150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryなのですが、いくらだと思いますか? 80万円くらい? 50万円くらい?

なんと、10万円ちょっとで帰るんですよ。や、やすい! やすすぎる〜〜〜!!

このレンズには「Contemporary」と「Sports」という2種類があって、後者の方が写りが良いのですが、めっちゃ重くなるし5万円くらいプラスになるんですよね。欲しくないといえば嘘になりますが、まあそもそも600mmで撮れればとりあえず大満足では……? 持ち運びも楽だし……? みたいな理由で、Comtemporaryの方を狙っています。

さらにさらに、20万円くらいする60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMというレンズもあるのですが、このクソデカレンズで60mm使うのはさすがになさそうだし、あれば他のレンズに付け替えるし……ということで、やっぱり150-600の方が良いのかなと思っているわけです。

まあ、僕が無限に金を持っていれば、60-600を買うと思いますけどね!

しかし、今回の買い物において、僕は、手持ちのレンズでは実現できない「301mm-600mm」の焦点距離に金を払いたいわけですね。となると、10万円ならまだ納得できるかなあ……というような気持ちなわけです。

まあ、きっとしばらくは買わないと思うんですけどね。しかし、なぜこのレンズが欲しいのかということを書いておかないと悶々としそうだったので、ここに書いた次第です。

おしまい!


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