作業台

TEAMKITの使い方

こんにちは、TEAMKITのゴウキです。
僕はTEAMKITでは、プロジェクトプロデューサーという役職で、誰かの不をプロジェクト化してTentを立ててもらったり、Tentを立てたりしています。

Tent自体の運営や、Tentから発生する商品開発やブランディングのプロデュースも仕事の一環です。

今回は、TEAMKITの機能とTEAMKITで起きている化学変化について書いてみたいと思います。

TEAMKITとは?

TEAMKITは一言で言うと、プロジェクトをシェアすることで、価値観が似ていて共感して動いてくれるチーム(仲間)を作ることができるサービスです。

機能は大きく2つあります。

Tent(テント)

TEAMKIT内で、自分の仕事やプロジェクトのシェアを行うためのページを「Tent」と呼びます。要はプロジェクトのメンバー募集機能です。

この募集ページを作ることを「Tentをたてる」と言います。
自分でTentをたてることも、他の人がたてたTentに参加することも可能です。

僕自身Tentオーナーだし、他の方のTentにも参加していますが、人が集まるTentには熱量がある、共感できるという共通のポイントがあります。

例えば、以下の2つなんて熱量が高いし、プロダクトが生まれた背景とかもしっかり書き込まれているので、共感度が高くて、結果多くの人が集まっています。



Whoop(ウープ)

TEAMKITで大事にしているのは、ユーザー相互の「信頼」です。
そのため、TEAMKITでは、「信頼」という曖昧なものを可視化する仕組みがあります。

どうやって可視化するのか?
他己紹介で可視化します!
この他己紹介機能を「Whoop」と呼んでいます。

こんな感じで仕事仲間や友人知人からWhoopが送られてきます。
これがそこはかとなく嬉しいので、ぜひ試してみてほしいです。
Whoopはお互いに送りあって初めて公開される仕組みになっているのも、ミソです。

こうやって、信頼を可視化することで、本来なら巡り合わない「縁」を創造することができるプラットフォームを提供するサービスがTEAMKITなのです。

Tentから生まれる素敵な関係

実際にIt Wokashiという和菓子屋を作りたいというTentを引き合いに、TEAMKITで起こる化学変化を紹介したいと思います。

事の発端は、とある和菓子屋の16代目からのぼやきにも似た相談からでした。

「和菓子を若い人にも食べてもらいたい。もっと言えば、世界で食べられる一つのカテゴリーにしたい。」

そういう想いに寄り添ったカタチとして、コンセプトを定め、新ブランドIt Wokashiを作るプロジェクトが始まりました。

とは言え、金なし人なしのプロジェクトだったので、チーム作りから始めることになります。お金がないっていうのがキーポイントでした。

It Wokashiが報酬として渡せるものは多くないので、「共感」して動いてくれる仲間を探す必要がありました。

ひたすらに会って話しまくる。それは当たり前としてやるのですが、途中からTEAMKITを利用してTentを立てて仲間集めを始めます。

前述したように、かなり丁寧にTentの中身を書き込んでいきました。なるべくワクワクが伝染するように書き方なんかにも気を使います。
何故やるのか?何が足りないのか?どうしたいのか?どんなステータスでどんな人を募集しているのか?

そうして、一定数のユーザーから関わってみたいという声をいただきした。そのほとんどが、何かしらの技術で一本立ちしている方ばかりでしたが、It Wokashi側に資金がないのと、何をやってもらうかを明確に伝えられないのとで、情報を共有するの留まって、あたらしい仕事やコンテンツを生み出すことはできませんでした。

そんな中、2人ほど僕に直接突撃してくれる女性がいました。

彼女たちは、若くて、会社員で非フリーランスで、非クリエイターorクリエイティブ初心者で、だけれどクリエイティブなものが大好きで、ワクワクに飢えている感じで、キラキラした目でこう言いました。

「なんでもいいから手伝わせてください。」

お金とか別にいらないそうです。給料というベースがあるから。

ボランティアという関係性と違うのは、僕らはできれば報酬を渡したいと思っている点、そして彼女たちは関われることそれ自体が価値だと思ってくれている点。
そして、おたがいにありがたいと思いながら関わっている点。

このお互いにありがたいと思いながら関わることに、これほどの心地よさがあることを僕は初めて知りました。

関われることが価値だと言ってくれた彼女たちだからこそ、主体的に色々提案してくれたり、自分の友人や知人、仕事仲間にシェアしてくれたり、はたまた誰もやりたがらないような雑務や力仕事も率先して手伝ってくれます。

今では、It Wokashiの重要なメンバーだと思っています。
いまだに報酬は和菓子を渡すことや、ご飯を奢ることくらいしかできていませんが、いつの日かIt Wokashiの仕事を彼女たちに渡せるようになることを夢見て、今日も和菓子を売り続けています。(現状、販売員も彼女たちがやることがままありますが…。笑)

TEAMKITでは、このように通常では巡り合わない縁を創造することができます。
そして、さまざまな価値交換の方程式を作ることもできます。
信頼を蓄積して、次の仕事や将来の自分にう投げることができます。

フリーランスのためのサービスだと思われがちですが、全ての個人のためのサービスだと僕は思っています。

クリエイターも非クリエイターも、フリーランスも非フリーランスも、私個人として自分やりたいことや、手に入れたい価値を選択してアサインすることで、もっと自由に働き方を選べるようにする。TEAMKITはそんなサービスです。

なんか、悶々としてたり、何がやりたいのかわからないって人こそTEAMKITを覗いてみてください。なにか変わるきっかけが見つかるかもしれません。

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