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いつのまにかうどんを食べてしまう

 さぬきうどんを初めて食べたのは、かつて中国・四国地方に住んでいる人間が皆レオマワールドを目指した時代のことで、帰り道に適当に入ったロードサイドのうどん屋でのことだった。

 夏の時期だったからざるうどんを頼んだけれど、一口目の印象は「これはうどん?」だった。両親とかは香川のうどんだからこういうもんじゃという感じで食べていたけれど、当時の自分にとってその堅すぎる食感は消しゴムにしかおもえなかった。

 大人になってからはさぬきうどんの良さもわかったけれど、子供の時のその経験があって、さぬきのやつは非常に特殊なものだという認識がある。だからさぬきうどんが一般的だとかうどん界のトップだとかいう意見にはとても違和感がある。

毛呂山食堂

肉うどん。地元の人に愛されている食堂。ぶっというどんとやさしいダシでおいしい。

成増駅前の立喰処 どん亭

肉うどん。すれ違えないくらい狭い店内でおいしい。

幸手 もりた

肉うどんのぶっかけ。住宅街の中を散歩していると突然現れるうどん屋。冷たいうどんかとおもったら熱々だったけれどおいしい。

塩釜水産物仲卸市場 目の前のお店

肉うどん。切ったあとの角が立ってる良いうどんとほんのり酸味を感じるダシが独特でおいしい。

原ノ町駅前のまるや

天ぷら・玉子うどん。昔からある食堂で朝早くからやっている。おいしい。

神宮前 絵空事

スペシャル肉うどん。小麦粉でなく玄米粉を使った独特のうどん。券売機に肉200gとか書いていてそんなことあるかとおもっていたら本当に200gくらいあったのでおいしい。

上福岡駅の條辺

しょうゆうどん。元読売の抑えの人がちゃんと本場で修行してからやっているさぬきうどんでおいしい。

有楽町交通会館 八重桜

二色だれうどん。ごまと醤油のタレで食べるきんきんに冷えた水沢うどんはおいしい。

高円寺 とこ井

ひや肉うどん。細麺と太麺が選べる。小麦粉の塊を食べているようでおいしい。

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