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「自分らしい生き方の正解は自分で作る」を体感した話

私は、息子の不登校がきっかけで、地元に不登校の当事者とその家族が安心して過ごせる居場所を作りたいとずっと思っていた。

当時不登校だった息子は、20歳になった。
私も子育てから解放され、本気で居場所づくりを考えるようになっていた。

そんな中、偶然というのか必然というのか、地元の地域おこし協力隊のHPを覗いたことで、「自由提案」の応募枠を見つけてしまった。
「自由提案なら、居場所づくりも提案していいのだろうか??」と頭の中にその言葉がよぎった。
締め切りは二週間後に迫っていて、慌てて問い合わせをした。

私の提案で応募してもらって構わない、との返答があり、急いで応募書類を作成し提出。
その後、思ったよりもかなり早く書類通過と一次面接の案内がきた。

そこから運よく二次面接まで通過し、今週末に最終面接を控えている状況。

ただ、私の弱点なのだが、居場所づくりや地域連携、世界の教育事情など必要と思われる情報をひたすら収集しまくって、そこから色んなアイディアが思いつきワクワクして気持ちが昂ると、さらにまた別な情報まで集めてしまい、もう頭の中が錯乱状態になってしまい収集がつかなくなる。


これはまずい…と焦ってはその不安感をどうにかしようと、さらに情報収集してしまう状態がしばらく続いていたので、知人にヘルプを出した。

その知人は、すぐに対話の機会を作ってくれた。感謝!!(´;ω;`)ウゥゥ

おかげで今自分がやるべきことが明確化し、
私の地元で教育に携わっているAさんに連絡をいれ気になっていた事を質問してみた。

「私達親子が不登校当事者だった時からかなり時間がたっていて、今は世の中の不登校に対する見方も変わってきたので、地元のでもわりと不登校に対して見方が緩んできたのか?」と尋ねてみた。
(私の息子が不登校だったとき、不登校は完全にマイナスのイメージで批判の嵐だったため、親子で孤立してしまったのです。)

返ってきた内容は、
「まだまだオープンとは言えない。ただ、隣の市のオープンな活動をしている方との接点を持ってから、オープン志向の動きはあるし、今までとは違う視点での活動を始めた法人は市民権を得ている。」と。

じゃあ、やはり需要はありそうだな、と思ったのでこのまま進もう!と勇気をもらえたので、いつも丁寧に情報を提供してくれるAさんに感謝のメッセージを送った。

すると

「いいえ〜、さおりさんが息子さんとともに元気に暮らしていることが、私も含めたたくさんの人の勇気になってますよ!^^」


正直ビックリした。

勇気与えちゃってるの??

そこで思い出してしまった。
息子が中学三年生の時、学年主任の先生に脅され、叱られ、生き方を否定された数々の言動を。

その瞬間、当時の怒りの感情が蘇った。

なんだか気持ちを吐き出したくなり、Xに投稿していた。
そこで私の気持ちに共感してくれたリプを見た後、

その先生のそんな言動があったからこそ、
学校に行かない選択を主張したいけど、どこか周りに流されている自分の曖昧な言動に対して踏ん切りがついたんだ!
と思えた。

『人生に無駄なことなんて一つもない』

この言葉の意味が身に染みる出来事だった。

そして、他人の意見に流されなくてよかった。
自分の本心に従って貫いたからこそ、今の自分たちがいるんだ。
私たちの正解は、私たちの手で行動で作っていくもの!!

そう心から思えた出来事でもあったので、
忘れないように書き留めておくことにした。

今回気付いた気持ちを軸に持ちながらながら、最終面接に臨もう!!


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